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女子寮

拝啓ご両親様

自白します。

私は読書感想文なるものを書くのが苦手です。

本は好きなのに・・・

女子寮

そこは女の聖域と書いて(ある意味)魔窟(まくつ)と読んでも差し支えない場所。

寮には珍しく相部屋ではなく個人の私室となる個室とトイレ、大浴場、食堂等からなる共有スペースからなる二階建てアパートのような建物。

入り口は防犯の為一ヵ所で男子禁制、おばちゃんの美味しい手料理が朝と夜に出る。

全学年の女子生徒が入寮して居るため、不定期に交流会と称して女子会や誕生日会など様々なパーティーが行われるとか

交流が多い為、寮生の仲はとても良い

門限七時、消灯時間十一時わりと規則も緩いこの寮の私室で私はノートパソコンに向き合っていた。

パソコンの横には愛美先輩からもらった童話コンクールの案内


昴先輩のどう反応していいか分からない自己紹介の後、続々と来た先輩方に自己紹介タイムを三十分程した。

特にすることもなく童話コンクールについて愛美先輩が説明、案内のコピーを渡して部活は解散となった。


しかし、いざ考えるとどんなことを書けばいいか全く分からない。


考えれば考えるほど分からなくなっていく

「はぁ・・・」

深くも浅くもない中途半端なため息をを吐いてノートパソコンを閉じた

どうせ急ぐものでもない

なら、明日誰かに相談してからでも遅くはないし、今日は色々ありすぎて疲れてしまった。


こんな時は寝てしまえ


そう自分で結論づけてベットに転がると間も無く眠りに入って行った。


ほら、疲れてたでしょ

でも、疲れは飛んでったから大丈夫

なんて次の日起きてから少しの言い訳を自分に溢した。

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