お父さんは・・・・キンニク〇レイカー
すいません、まだしばらくゲームに入れません・・・・
「はじめまして、マコト君の担当医になりました形成外科医の小林と申します。早速マコト君の怪我の詳細について説明させていただいてもよろしいですか?」
部屋に入ってきたのは30歳ぐらいの男の先生だった
両親とともに了承すると僕の怪我の説明が始まった
最初に言っておくと、どうやら一生車椅子生活はまぬがれたようだ
小林先生が言うには肋骨と背骨のヒビはだいたい一ヶ月である程度治るそうだが右足の大腿骨の骨折はリハビリ込みで3ヶ月ほどかかるそうだ。そのうち一ヶ月は入院してないといけないとも言われた。
治療費に関してだが、事故を起こしたトラックの運転手が所属する会社がすべて出してくれるようだ。おまけに、病室のクラスを上げてくれたようだった。
ここの病院では、飛行機のように入院する部屋にクラスがあって、低い順に、エコノミー、ビジネス、ファーストと呼び今回僕はファーストクラスの病室に入れられている
事故のことに関して警察から僕に対して事情聴取があるそうだ。
とは言っても、事故の現場で倒れてほとんど意識を失っていた状態だった僕に話せることなどほとんどないだろうが・・・
事情聴取は僕のことを気遣って、3日ほど後になるらしい
最後に先生が
「トラックに突っ込まれて、これだけの怪我ですんだのは奇跡的です。もし歩道の植木がなかったら本当に命がなかったですよ」
と、怖いことを言い残して部屋から出ていった
やめてくれないかな~、そういうこと言うの~
先程から自分の事故の重さに何度も驚く
それを聞いた母がまた顔を歪ませ始め、また泣き出しそうにしていると
父が母に後ろから首筋にキスの雨の降らせつつ、頭を撫で始めた・・・・
・・・なんだその慰め方・・・
母がだんだん、元の童顔に戻っていったが、同時に顔を赤らめて、艶かしい音色を口から出し始めた・・・
「・・んっ///・・・くっ///」
このまま放置すると両親が目の前でマッスル〇ッキングしそうなので、声をかける
「もう!!息子の前でそんなことしないでよ!」
ハッとしつつも名残惜しそうに、離れる両親
「いや~ごめんねマナト、カナがかわいくてね、つい」
「・・・イチャイチャするのはいいけど、それ以上は家でしてよ・・・」
「えへへ//そうね、まあ口調もしっかりしてるし、体調も良さそうだからマナの教科書とか、料理関係の本持ってくるわね。あと、食べたいものある?」
このあたりのお店に詳しくなかったので
「なんか、ケーキ買ってきて」と答えた
「はいはい、じゃあまた後でくるわね、そうね・・・3時間ぐらい後に・・・」
顔を再び赤らめつつ言う母に僕は、ガ〇ダムのパイロットのように『ピキーン』と流れる効果音とともにあることを感じ取った。・・・誰でもわかるか
「じゃあまた、後でね~~マナト」
両親がそう言葉を残して帰っていった
一人、部屋に残され、両親の対応で疲れた僕は眠りに落ちながら呟く
「・・・キンニク〇スターはお母さんかな・・・3時間じゃ済まないだろうなぁ・・・」