変わってる?僕の家族たち
「マ゛ナ゛~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!」
扉を壊す勢いで泣きながら入ってきたのは、母だった
「い゛ぎででよがっだ~~~~~!!!!」
あまりにも、グチャグチャと顔を歪ませながら心配してくれている母は、麦わら帽子の海賊の船長みたいだと思ったが、きちんと自分の無事を伝える
「うん・・・背中と右足が痛いけど・・・他は大丈夫そうだから泣かないで」
「う”ん”!!」
勢いよく頷くとそばにあったティッシュを何枚か手に取り、豪快に鼻をかんだ
そして、開けられたままの扉からお父さんが歩いてやってきた
「マナト、調子はどうだい?まぁ、まだところどころ痛いだろうけどね」
「お父さん・・・まあね・・・僕のことよりお母さんをなぐさめてあげて、他の人たちの迷惑になりそうだから。」
「そうかい?じゃあ・・・カナ、おいで。」
「アキト~~!!」
父が椅子に座り、自分の膝をポンポンと叩いて母を呼ぶ、また何枚かティッシュを引き抜きつつ、母は、父の膝の上に乗り「ヂーーーーン!!」と勢いよく鼻をかむ
その母の腰に腕を回しイチャイチャしだした
「・・・お父さん、お母さんを膝に乗せなくてもいいんじゃない?」
僕が非難がましく言うと父が
「カナをあやすにはこれが一番だからさ」
ホクホク顔で「それが何か」と言わんばかりに答えた
そうだった・・・・・こういう人たちだった・・・
母の名前は香菜、旧姓下町、150cmぐらいの身長でかなり大きなお胸をお持ちになっているそして、かなりの童顔、授業参観でクラスメイトが誰の妹だとざわざわしたのはいい思い出、性格はどこまででも明るく、彼女の身長と見た目の年齢を抜かしてしまった今となっては、我が家のマスコットとして扱っている
父の名前は陽人、185cmでかなりがっちりした体で、顔は彫りが深い。また、料理が得意で、僕の料理好きの影響は父からであると思われる。同じ授業参観でクラスメイトから、堀が深すぎてモアイみたいだと評された。
見てのとおり夫婦仲は良好でまた弟か妹ができるんじゃないかな?と思われる
一度お互いのどこが好きになったのか気になって母に「お父さんのどこが好きなの?」と聞いたら
「全部!!」と5歳児ぽっい答えを頂き
また、父に「お母さんのどこが好きなの?」と聞くと
「カナにはね・・・ロリの体と精神に巨乳がドッキングされてるんだ・・・」と
・・・・かなりやばい答えを頂いた。
母と結婚ていなかったら臭い飯をずっと食べるようなことになっていたのではなかろうか
そして、父の答えを聞いた母は顔を赤らめながら
「もうっ!!変態なんだから////」と悦んでいた
普通ひくと思うけど、ここでひくようならこのふたりは夫婦になっていないんだろうなぁ・・・と思ったのが遠い昔のようだ・・・
注意しても構わずイチャつくので、今では一言二言苦言を呈するだけになった。
はぁーー
少し呆れてる僕に、母とイチャイチャしてるまま、父が
「恋歌も美礼も、心配していたんだぞ、美礼に至っては、お前が事故にあったことを知ったとき貧血でたおれたんだからな」と、教えてくれた
恋歌は三つ上の姉で、身長は165cmと、女性にしては少し高めで、切れ長の目にスレンダーな体型をしている。妹には優しいが、弟の僕は顎で使い人使いが荒いが姐御肌で面倒見がよく引きこもりがちな僕をよく外に連れ出してくれるので、嫌いにはなれずにいる。
看護師を目指すための科がある高校に通っていて、来年からは大学生だ。
僕を患者さんに見立ててシャンプーやベッドに寝かせる実技の手伝いをよく頼まれる。
美礼は二つ下の妹で母より少し低めの身長で、母の遺伝子が強く出たらしい、母の遺伝が強かったのは身長だけにはならず、中学1年生にしては不釣り合いなほどの大きな胸を持っている。
性格は人懐っこく、家族のみんなによく抱きつく、背中や脇腹、はたまた股間に来るダブルインパクトは妹とは言え思春期の青年 (童貞)に辛いが、母と一緒に父と抱きついていたとき、父の顔がかなり邪な顔になっていたので、それを見た僕は妹が父に抱きつこうとする前に妹に先に抱きつかれるようにインターセプトをするようにした。そうするたびに、父が微妙に寂しそうな顔をする。
・・・お父さん、お母さんだけで満足しなさい!肉親の親子丼なんか認めないからね!!
間違っても、妹の胸の感触を味わいたいかじゃないんだからね!
そんな姉妹二人にも心配されて心がなんだかいっぱいになる
「そっか・・・あとで連絡しないとな」
「あっ、そうだ。スマホ事故で壊れたから、今は使えないよ。修理不能そうなほど壊れたから買い換えてあげるけど、欲しい機種のリクエストある?」
何気なく呟いた言葉に、驚きの返答が来た。
マジでか~、もしかしてとは思ってたけど本当に壊れていたなんて・・・
スマホのメモリーはバックアップがきちんととってあるので心配がないがかなりビックリした
動揺しつつも欲しいスマホの機能を述べようとしたが、言い終わる前に僕の担当医と思われる先生がやってきた