螺鈿細工と輝きと
舞い長けと
馳せ芳香の
かぐわしき
金風の木の
此度彼地へ
〜短歌〜
(24/10/16返歌)
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彼の地より
嗣ぐ風に舞う
東風吹けば
鳥雲に入る
背にかかる
囃子のしらべ
おくりまぜ
稲穂の揺れる
しみわたり
雪月に酔い
ひととせと成す
儒を胸に
烏と渡り
風に揺る
螺鈿煌めく
亭へと寄せる
〜長歌〜
――――――――――
彼の地より
嗣ぐ風に舞う
春疾風
焔をともす
旱星
海と微睡む
筆津虫
集いて唄う
雪嶺の
月の冴えより
とどく先まで
火の燃ゆる
威は借りずとも
青焔の
陽炎纏い
筆の往くまで
〜長歌〜
――――――――――
彼の地より
嗣ぐ風に舞う
百千鳥
背に駆けりゆく
白南風は
葦戸に絡む
龍田姫
夜露と踊る
寒昴
越して輝く
果ては宇宙まで
轟きし
果てに旅路と
人鳥と
巡りて駆けし
ともがらと舞う
〜長歌〜
――――――――――
彼の地より
嗣ぐ風に舞う
春の夜の
珠玉の如し
茉莉花の
芳香に問う
仲秋に
手繰りて笑う
炉開きの
天賦に揺るは
愛づ限りなし
一条の
莉々芳しき
華の彩
召しき限りの
底はなきなり
〜長歌〜
――――――――――
彼の地より
嗣ぐ風に舞う
巣立ち鳥
羽の音と来たる
雨百合の
涼風に芳る
紅葉月
集いて唄う
雪見酒
呷りて魅する
奏でたる
羽ばたきの音の
瀬に渡る
乃ち夢の
遥か天まで
〜長歌〜
――――――――――
まばゆしき
ゆめに酒あり
げにいとし
珍しきかな
四季に巡りて
〜短歌〜
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流れ新たに
輝き添えて
舞いて頂
目指すとも
〜都々逸〜
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それは一条の青焔と
舞いとともに長ける
奏づる調べ空轟きて
螺鈿の輝き纏い躍る
ゆめ忘れじと示し時
彼の輝き強い長けて
はるか遠く彼方まで
〜らでん誕生日に寄せて〜




