オヤシラズ
夏も終わり、少し肌寒くなる今日この頃。
皆様お元気にお過ごしでしょうか。
この度私は『男性の出産』と揶揄される親不知抜きにいって参りました。
まず受付で挨拶を済まし、暫く待つと、女性が声をかけて下さいました。
偉そうに話す私ですが、実は未経験の部分が多く、ここは意見せず、彼女の言うがままに、診察台へと導かれました。
因みに虫歯治療とは違う『親不知抜き』では、診察台はその時に限り【分娩台】とも言われるとか。言われないとか。
そうしてまず、先生とご挨拶しシステムの一連の流れと、かかる時間を説明された後、早速麻酔が始まりました。
少し痛みが走りましたが、その程度はガマンしなければいけないと、事前に伺っておりましたので、少し涙を溜めながらガマン。
私としては不明な部分を出来る限り取り除きたく考えておりましたが、
延長料金やチェンジは可能か?等の質問をして
『はぁ?』みたいな反応で罵られるのは趣味の範囲に留めて置こうとの判断から自粛。
そうこうしていると痺れがきてヨダレが溢れていました。
私は分娩台に寝そべっている自分を第三者の目線で俯瞰して考えた時、
女性がヨダレを垂らして動けない状況が見れるだけでも今から歯科医師を目指す理由になるのか?
等を考えていると早速行為(処置)が始まりました。
少し耳障りなキュイーンという機械音を聞いていると、切開されムケた状態で、ちょっとだけ奥から白いものが出てきたらしいです。
口を開け続けて顎がいたいし、汁(ヨダレや血)が出るのでその不快感でいっぱいでしたが、大きな合併症もなく砕かれた後とうとうヌイていただけました。
先生には『とりあえず終わりですが、痛いのはこれから』と、言われて割り増し料金の延長プランで、自分の限界突破を選択 (追加で5000円出したらもっと気持ちいいです。みたいな事を)させられているのかと思いきや、本当におわりでした。
麻酔が切れた後が痛いと言う意味だったみたいです。
拙い文面をここまで読んでいただいてありがとうございます。
最後に今回の内容をキリ良く俳句でまとめるならこうなるかと思います。
【親不知 女性の痛みと 我慢知る】
出産と比べてはいけない事くらい百も承知ですが、言葉足らずの私としては、本文章をもってこの度の感想とさせて頂きたいと思います。
尚、お好みで【知る】の部分に濁点を加えて頂きますと、皆様好みの締め括りかたになるかと存じ上げます。失礼いたしました。
少し息抜きにアホな短編を投稿しました。くだらないこんなお話にお付き合い頂き誠にありがとうございます!
反響なければ近い将来、削除予定です。
もし面白ければご評価を。そして是非拡散希望を。
良かったら長編小説ですが
「イチゴサイダー」も併せてご覧くださいませ。