チュートリアル22
速人はショップを開くと『すべてのアイテム』を選び、アイテムの一覧を表示した。アイテムは総数は約100種類。『体力』、『行動』、『魔法』など、機能別に分類されている。アイテム一覧をスクロールしながら速人が言った。
「どの機能のアイテムを購入するかは、プレイヤーの考え方と相手の出方次第で正解というものはないんだ。ただ、すべてむらなく均等に強くさせようとすると、平凡で特徴のないチャンピオンになってしまう。大切なのは、自分のプレイスタイルと戦況に合わせたアイテムを購入する事だよ」
「今回は何のアイテム買うんや?」
「今回は、攻撃速度を優先していくよ。マスター・イーはスピードを重視するのがいいと思うんだ」
「攻撃力や防御力アップのアイテムはいらんのか?」
「そりゃあった方がいいんだけど、何を優先するかだね。今回は攻撃速度重視って事さ。いつもそうとは限らない。今、購入するのはコレ」
速人が購入するアイテムを選択すると、モニター上にそれの詳細が表示された。
「なんやいっぱい細かい数字書いたるなぁ」
「細かい数値は僕だって覚えてないから、だいたいの雰囲気だけでいいと思うよ」
「自動効果と発動効果ってなんやろ?」
「自動効果は持っているだけで効果があって、発動効果は使用して初めて効果が出るんだ。発動効果を使用するときは、右下のアイテム一覧で該当する数字キー押を押すよ」
「それじゃ、重複不可は?」
「これはね、複数同じアイテムを持っても意味がないって事。2つ以上買ったら無駄遣いになってしまう。重複不可以外のアイテムは買ってもいいんだ。特に使うと消えてしまうアイテムは複数買っておくとかね」
「商品が多すぎて選ぶのが本当に難しそうやな。プレイする前にこんなに覚えないかん事が多いゲーム知らんわ」
「確かにそうかもしれないね。でも大丈夫。もの覚えが悪い僕でも覚えられたからさ。さて、この後は最後まで進むよ」
速人はお目当てのアイテムを購入した後、ミッドレーンを進みインヒビター攻略へ向かった。ミッドレーンを進む途中で、一度も敵に遭遇せずインヒビター前までたどり着けた。そこでは、すでに味方チャンピオンと敵チャンピオンとの戦闘が行われており、実力はほぼ互角という様子だった。
「まずは味方を助けようかな」
速人はそう言うとすぐにスキル『アルファストライク』を使いミニオンを蹴散らし、「ウージュースタイル」を使い攻撃力をアップし、飛びかかった。




