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チュートリアル17

「正式には Ultimateアルティメイト abilityアビリティ略して『ウルト』。『R』のキーで発動する最強のスキルで、ゲームの勝敗を左右するほど強力なんだ。真紀さんも、さっき使ったでしょ」


「あぁ、海賊が使ったマシンガンみたいなヤツね。確かに凄かったね。このチャンピオンならどうなるの?」


「マスター・イーのウルトはスピードが上がって、攻撃力が増すんだ」


「えー、それだけ? 意外に地味ね」


「まぁ、見ててよ。後で使うから。とりあえずトップレーンのタワーを一本いただきますか」


 マスター・イーはトップレーンを突き進み、敵のタワーを目指した。


「ミニマップには、ミッドに一名、ボットに二名表示されているでしょ。後一人がどこにいる分からない。ジャングルにいるはずだけどそれがトップ側か、ボット側か分からない」


「ミニマップには映らないの?」


「ミニオン、チャンピオン、タワーの視界内にいないとミニマップに映らないからね」


「それじゃ、敵の陣地内のどこかにいるかもしれないよね?」


「その可能性はあるけど、トップ側のジャングルにいて、タワーの守りに入られると面倒だし、さっき倒したチャンピオンがリスポーンして二対一の対戦は避けたいなぁ」


 速人がそう言っているうちに敵タワーの近辺までたどり着いた。ミニオンが向かってくるのは見えるがチャンピオンの姿は無い。


「しめた。今のうちにタワーを壊します」


 近づいてきたミニオンに対し、スキル『アルファストライク』を発動した。高速攻撃で次々とミニオンを撃破した。タワーの守りはがら空きとなり、味方ミニオンと共にタワーへの攻撃を開始した。


「この調子なら、敵チャンピオンがリスポーンしてくるまでにタワーを破壊することがでできそう」


 そう言った時だった。突如、ジャングルから新たな敵チャンピオンが出現し、タワーの守りに入った。


「まずいな、やはりトップ側ジャングルに居たか」


「トップレーンにいた味方のチャンピオンは来てくれないの?」


「もうそろそろリスポーンしてもよい頃だけど、必ずしもトップに来てくれるとは限らないんだよね。人間がやってれば助けを呼べるけど、何せAIだから。どうなるかは機械次第。だから最悪、一対二の不利な戦いになってしまう」


「でも、味方チャンピオンが来てくれるかもしれないんでしょ?」


「来てくれる可能性は高いけど、作戦と言うものは、自分にとって都合の良い状態を前提にしてはいけないんだ。常に最悪の状態も考慮しておく。そうしておけば、どのような状況になっても対応できるからね」


『タワーから引きずり出すか? それとも、ウルトで一気に勝負をかけるか?』速人が次の一手を考えていた時、前方から敵ミニオンが迫ってくるのが見えた。


 その後ろには、ボットレーンで倒した敵チャンピオンがいた。


「あーぁ、最悪のパターンだ……」

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