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チュートリアル1(真紀編)

この後、チュートリアルが続きますが、LoLのルールを知っている人は読み飛ばしてもストーリーに影響はありません。逆にLoLをよく知らない人は読んでいただくことによりLoLがどんなゲームなのか分かっていただけると思います。

この作品は https://www.alphapolis.co.jp/novel/361835724/978399492 においてイラスト付きで先行公開しています。

 LoLが起動するやいなや、フルCGのオープニングムービーが流れる。一、二分の短いものだがクオリティは高く、個性ある様々なキャラクターが走ったり、飛び跳ねたり、技を出したりし、ゲームの期待感を高める。


「うわぁ、奇麗なムービー。ワクワクするわ」


「でらカッコイイがね。確かにテンションあがるわ」


 ムービーが終了すると『サモナーズリフト』と『チームファイト タクティクス』と書かれた選択メニューが表示された。


「速人君、これってどっちを選べばいいの?」


「『サモナーズリフト』が五対五のチーム戦で、『チームファイト タクティクス』が八人でやる個人戦だよ。eスポーツは『サモナーズリフト』でやるから、こっちを選んで」


「うん、わかったわ」


 真紀が『サモナーズリフト』を選択すると、画面が切り替わり、ゲームが始まった。

 古代遺跡を思わせるステージの左下から右上にかけて街道が続いている。左下と右上それぞれに人の三倍はあろうかと思える石像が立っていて、その右手には先端に宝石が埋め込まれた巨大な杖を握っている。

 画面中央には、海賊の衣装をまとった女性が二丁拳銃を構え、今や遅しと出撃を待っているようだ。その頭上には緑と青のゲージが表示されている。ゲームの定石として、これはライフゲージだと推測される。

 中央下部には数字やアルファベットが付いている六個のアイコンと緑と青のゲージがあり、画面右下には全体のミニマップが表示されている。

 右上の石像の周りには、赤いフードを被った小人が三人とトラクターのような小さな戦車に乗った小人が一人が、とめどなく石像を魔法で攻撃していた。


「これからどうすればいいの?」


「この海賊みたいなキャラクターを操作して、敵を倒すんだ。マウスをクリックするとその場所まで自動的に移動して、敵をクリックすると攻撃するよ」


「えっ! クリックで移動するの? 何だかやりにくいなぁ」


「コントローラーやキーボード使わない移動方法だから、最初は難しいかも。でも、移動したい場所をクリックすれば、そこまで自動的に移動するから慣れたら簡単だよ。まずは、この赤いミニオンの近くまで移動させてから攻撃して」


「ミニオン? ミニオンって言ったらアニメに出てくる黄色い体で、オーバーオールとゴーグルしたキャラクターの事じゃないの?」


「ミニオンって子分とか召使って意味らしいよ。LoLのミニオンは単純なアルゴリズムで動く雑魚キャラなんだけど、とても重要でミニオンをいかに倒すかで勝敗が変わってくる」


 海賊風のキャラクターがアニメのような滑らかさで走り出した。敵のミニオンに近づくと二丁拳銃で撃ち始め、二発命中させたところで一人のミニオンを倒した。それまで石像を攻撃していたミニオンが、攻撃目標を海賊に変えて一斉に魔法で攻撃をはじめる。両者激しい打ち合いになったが、海賊の圧勝に終わった。


「やった。倒せた。割と簡単ね」


「ミニオンは雑魚キャラだから倒すのは簡単。それにチュートリアルだからプレイヤーキャラクターが最初から成長した状態で設定してあるよ。ミニオンが攻撃していた石像をタワーって言うんだ。タワーは味方の砦で、敵が来ると自動で攻撃してくれる。逆に敵のタワーは自分のキャラクターに攻撃してくるので、不用意に近づくとやられるから注意が必要だよ」


「あれっ、下から青いミニオンが出てきた」


「青いのは味方のミニオンだから大丈夫。一定間隔で自動的に生み出されるよ。通常はこのミニオンの後ろについていき、敵のチャンピオンやタワーからの攻撃の『盾』にするんだ」


「チャンピオンって?」


「チャンピオンはプレイヤーが操作するキャラクターの事。敵味方五人づつ、合計十人のチャンピオンが戦うんだ。じゃあ、先に進んで」


「右上の方へ行けばいいのね。あっ! 何だかやばそうなヤツが来た」


 海賊の二倍はありそうな大男が、巨大な斧を持って迫ってきた。



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