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詩という名の吐露

愚かにも

作者: 三千


いったい

自分になにが足りていないのかと

自問自答の日々

時間は容赦なく過ぎていき

自分をのろまと忌む


ひたすら鍛錬しかないというのに

愚かにも心乱してそれを忘れ

ついに思い出すも

また忘れるを繰り返す 無為な毎日

そこから思い切って飛び出すのには

ロケットにでも乗るしかない


才能という惑星へ

舵を取って向かう

この広い宇宙では

決してわからぬ 惑星との距離

いつになったら到着するのだろうと

不安と焦りとを同時に抱えながら

いつまでも

追いかけてくる焦燥だけに怯える


そうだ いつまで

この舵を

握っていればいいのだろうという

虚無感も

それだ


不安になる時はいつも

見事にも才能という惑星に辿り着いた

他者の姿を見るとき

そしてそれを

発見するとき


いったい

自分はなにがしたいのだろうと

愚かに思うとき




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― 新着の感想 ―
[良い点] おはようございます♪ 読書が好きで、文筆を趣味にしておられる方がほぼ確実にぶつかる壁。 それは「普遍性」ではないかと思うのです。 本を読めば読むほど、たくさんの知識や思考に触れて、自分だ…
2020/01/14 11:09 退会済み
管理
[一言] 人の作品の感想欄で連載を一本書き下ろす暴挙。 (迷惑だったら削除してね) だましだましの毎日 出張版 「倒れない人」 皆さんはコンサートやライブに行かれたりしますか。私は最近はまった…
2019/12/06 05:28 退会済み
管理
[一言] 創作の悩みでしょうね。 私も、自分の資質と全く異なる圧倒的な才能を目の当たりにすると、到底追いつくのは無理だと分かって自信を失くしてしまいます。 だから、身近に、自分の資質に近い作家の作品を…
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