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29話:子供達の米国大学の視察旅行

 その後、子供達は、鶏の丸焼き、ビーフステーキ、パンなどに、食らいついた。和美の方を見ると、「母の美鈴さんに、ありがとう」と言って、昔を振り返り、涙を流していた。これを見ていた、塚田守と、胸が熱くなり目に涙を浮かた。


 やがて、涙が、頬を伝って流れ落ちた。今日の天気は、快晴で、海も波が静かで、最高のクルーズ日和だった。その後、エンジンを止めて、帆に当たる風だけで航行していた。ゆっくりと昼食を兼ねた、パーティーが続き、お腹いっぱいになった、


 14時頃、これから飛ばすぞと言いクルーザーのエンジンをかけて高速運転を始めた。風が強くなり、それぞれ、ウインドブレーカーを着込んだ。カラマラン・ヨット・クルーザーは、双胴なので、パーティーを終えた後は、男性達と、女性達が別れてベッドで横になった。


 また、本を読んだり、ゲームをしたりして、それぞれの時間を過ごし始めたが、三男・辰男、次女・美恵子と三女・貴子が、「父のクルーザーを運転をしてるのを見て、私たちも、早く、運転免許取りたいな」と話した。


 そのため、運転の操作を見て、覚えようと、父の近くから、離れようとしなかった。そして、日が傾いた頃、船がリスボンに近づき、午後18時過ぎにリスボンのヨットハーバーに入り、船内を片付けて、大型バンに乗り換えて、自宅に帰った。


 この日は疲れたようで、シャワーや風呂には行って、みんな、早めに床についた。やがて、夏になり、次女・美恵子が、勉強でわからないところや勉強の仕方などを兄の辰男に聞くようになった。辰男は、英語、数学、科学が得意で、将来は、電子工学を学びたいと考えた。


 そして、パソコンを毎日使っていた。2014年の夏休みにアメリカに子供達が行きたいと言うので、塚田守と辰男、美恵子、貴子の3人で2014年6月10日に出かけた。リスボンから直行便で8時間半程度で、多くの航空会社の路線があった。


 6月11日にニューヨークについて、1日目に、コロンビア大学、ニューヨーク大学を見学して、ボストンに飛んだ。2日目に、ボストンでは、マサチューセッツ工科大学・MIT、ハーバード大学を見学した。


 3日目ボストンから西海岸・カリフォルニアに飛んで、4日目、スタンフォード大学、カリフォルニア工科大学、UCLAロザンゼルス校、5日目にUCSDカリフォルニア大学サンディエコ校、サンディエゴ州立大学など、名門大学を見学して回った。


 6日、7日目にニューヨークに戻って、マンハッタンや有名な観光地をめぐった。帰る前日に、塚田守は子供達に見学した感想と、アメリカ留学について聞いた。すると、辰男は、「世界トップクラスの大学に対しての憧れが強かった。


 しかし、気候、景色から生活するならサンディエゴが、一番気に入ったと話した。その理由は、大都会に比べて、自然が豊で、海がきれい、寒さ厳しくないのも良いと言った。美恵子は、兄の様に、学校の成績もよくない。


だから、多分、見学した大学に入れないだろうと言った。美恵子も貴子も、「もしできれば、アメリカで知識、技術を習って、ポルトガルに戻って、それを生かしたい」と話した。8日間にわたる、アメリカ旅行を終えて、ニューヨークから、リスボンに帰った。

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