剣と魔法の道
「ルーシオ、まずは体内にある魔力を感じること始めよう」
「あぁ、分かったでも、どうするの?」
「えーとね、ならまずは、体の中に一つの扉があることを想像してみて」
「ゲートみたいなやつか」
「そうだよ、人の体にはゲートと呼ばれる魔力を貯蔵する場所があるんだ、そのゲートを開けることで、魔力を直に感じることが出来るはずだよ」
「分かった、そのイメージしたゲートの扉を開らく感じでやればいいんだな」
「そうだよ」
「よし、やってみる」
僕は目を瞑り、心の中に一つのゲートがあることを想像する。昔よくアニメとかであったような感じだよな多分
僕は想像する
赤く 紋章が施され 鎖が幾つも絡み合っている 扉
僕はそのゲートに右手をかざす、僕の手に反応したのか、鎖はバラバラになって落ちていく。扉を開ける。ん、、!!
「ルーシオ!!不味い魔力がゲートから暴走してる!ルーシオ起きて!」
んん~、あれここは?白い天井?それに僕はベッドの上?
「あら、起きたのね」
とても誰かの声が聴こえた
その方を向くとメガネをかけた綺麗な女性がいた
「あのーあなたは?それと、ここはどこですか?」
「私はセシルよ。で、ここはこの学園の保健室ね、あなた、ゲートを初めて開けた反動で魔力の暴走が起こったらしいだけど?大丈夫?」
「あ、はい。体の方はなんともないみたいです。ルークに言われてゲートを開けようとしたら急に吹き飛ばされたのは覚えてるんですけど、その後からのことは、何も覚えていなくて」
「いま、ゲートを開けたことで吹き飛ばされたって言った?」
「は、はい。そう言いました」
「もしかして、結構レアな子なのかしら、、」
ん、そんなに珍しい事なのか?
「ルーシオって言ったかしら?あなたこの事をルーク君以外は知らないはずよ、絶対話したりしてはいけないわよ。あと、今日は魔法の練習はもうやめた方がいいと思うわ」
「え、でも、そんなことしたら、明日の決闘はどうしたら、、」
「決闘?別に魔法だけしか使ったらいけないという訳では無いでしょ?弓だけで決闘をする子さえいるわよ」
「まぁ、たしかにそうですけど」
「剣よ剣術を学びなさい、剣だけでなくても体術なんかもにあてるかも、まあ、他の戦い方に挑戦して見なさい」
「剣術、、、分かりました、魔法への挑戦はまた今度にして、いまは剣術に挑戦します!」
「頑張りなさい」
「はい!」
僕は返事を返し、保健室を出た。
「面白い子が編入してきたわね」
「ルーシオもう大丈夫なの?」
「ああ、もう大丈夫だよ、でも、魔法は今日はもうやめとけって、セシル先生に禁止令出された」
「そっかー、でも、決闘はどうするの?」
「剣術で挑んでみるよ」
「え、ルーシオって剣術使えるの!?」
「いや、使えないんだ〜ルークは使える?」
「いや、使えないよ、どうしよう」
「剣術が使える人いないかなぁ?」
「おい、チビ共剣術を教えて欲しいのか?」
「げ!ボーマン先生!」
ルークが今にも逃げたそうな顔している、、、
「僕は教えてもらわなくてもいいんですけど、友達のルーシオは明日の決闘のために剣術を学ばないといけないんです。お願いしてもいいですか」
「ほうー、ルーシオと言ったな?稽古をつけてやるまずお前の実力などを見たいから、武術棟へ行くぞ」
「はい!」
僕は大きな返事を返した
でも、武術棟ってどこだ?
僕はボーマン先生の後をルークと共に追う
「ルーシオ気おつけてね、ボーマン先生はこの学園の中でも剣術では、1番強いから」
「そうなのか!?気おつけないと」
「うん」
目の前には、野球のスタジアムよりも大きい建物が立っていた。
「早くスーツに着替えろ」
「はい!」
僕は武術棟に入った
目の前にはコンクリートで作られた床が中央に広がりたくさんの人が剣術を練習していた
えーと、更衣室はー
あそこなかぁ?
僕は魔術棟と同様左へ向かう
「ルーシオ!そっちは女子専用だ」
「え!魔術棟と逆なのか!すみません直ぐに着替えてきます。」
僕は反対側の更衣室へ行きトレッシュスーツに着替える
いちいち、脱いだりしないといけないのは面倒かも、また後で考えよう。
そして、ルームから出て、先生が立っている所まで走っていく
先生もトレッシュスーツに着替えていた
「良し。それじゃ対人戦のためにまず俺と決闘を行う.ルーシオ!こっちへ来い」
「はい!」
「俺のスタートは俺の合図でやらしてもらう」
「はい!」
「そこにある刃がついてない剣で好きなのをえらんでこい」
「はい」どれにしよう
普通の片手剣や短剣、細剣、曲刀
んーここはオーソドックスに普通の片手剣でいいかな
僕は片手剣を手に取った
「んーこれくらいかな、やっぱ」
「準備はよさそうだな!それでは、決闘をする
俺がやめというまっでかかってこい」
「はい!」