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勇者失格


 そこは薄暗い一室だった。


 カチャ、と室内のドアが開き、明かりが差し込む。


 入ってきたのは、短いアッシュブロンドの男、勇者カシムである。

 彼は室内に視線を巡らせる。


 武器庫のようだ。

 様々な魔法具、剣や槍、弓が置いてある。


 中には聖剣もあった。


「問題ない。各自、自分の武器を回収するがいい」


 カシムがそう口にすると、武器庫には勇議会の者たちが入ってくる。


 すでにもう一つの牢獄を破ったのだろう。彼らの中には、勇議会の会長を務めるロイド・エゲリエスもいた。


 エミリアとラオスを除けば、勇議会の全員がそこに揃っているようだ。

 彼らは、拘束されたときに奪われた武器や魔法具を回収していく。


「おいで、ぼくの聖剣」


 大聖土剣ゼレオと大聖地剣ゼーレが飛んでいき、ハイネの手に収まった。

 彼はすぐそばに立てかけられていた聖炎熾剣ガリュフォードに視線をやる。


 ハイネはさりげなくそれを回収すると、魔法陣に収納した。


「レドリアーノ。ベイラメンテはあった?」


 ハイネがレドリアーノのもとへ歩み寄ると、彼はまっすぐ武器庫の奥を見つめていた。

 壁にかけられたランプの上にハヤブサがとまっている。


 ハイネがレドリアーノを振り向くと、彼はこくりとうなずいた。


「それは、念のため、処分しておいた方がいいだろう」


 カシムがやってきて、腰に提げた剣を抜く。


「ご安心を」


 レドリアーノが眼鏡を人差し指でくいっと上げる。

 すると、ハヤブサが飛び立ち、レドリアーノの腕に止まった。


「私の使い魔です」


「そうか」


 カシムは武器庫の奥に移動し、そのまま壁を剣で斬り裂いた。

 足で蹴り飛ばせば、くり抜かれた壁が外側に倒れていく。


 空が見え、壁が落下する。


「急げ。すぐに気がつかれるだろう」


 勇議会を先に逃がすようにカシムは促す。

 まずは会長のロイドから<飛行フレス>で飛び上がり、要職から順に次々と魔導要塞を脱出していく。


 最後に残ったのは、カシム、レドリアーノ、ハイネである。


「さあ、そなたたちも」


 ハイネが先に、そしてレドリアーノが外へ飛んでいくと、僅かに遅れてカシムが<飛行フレス>で追いかけてきた。


 <創造建築アイビス>の魔法で、壁を元に戻していたのだ。

 

 彼らは魔導要塞の敷地から出ると、すぐに着地して、目立たぬよう魔法を使わず走っていく。

 エティルトヘーヴェの遺跡都市をしばらく進んだ後、人気のない広場で立ち止まった。


「皆聞いてほしい」


 勇議会に向かい、カシムが堂々と声を発した。


「ここにいる半数の者が目撃した通り、勇者学院の学院長エミリア・ルードウェルはアゼシオンに弓を引く反逆者だった」


 勇議会の者どもの表情が険しくなる。

 ハイネとレドリアーノだけは、冷静にそれを訊いていた。


「魔族がすべて悪とは言わないが、彼女はディルヘイドの暴虐の魔王、アノス・ヴォルディゴードの取り計らいによって、勇者学院の学院長に収まっていた魔族だ」


 理路整然とカシムは説明を続け、結論に導く。


「あの裏切りが、魔王の指示であることは明白であろう」


 辺りがざわつく。

 もしもそれが事実ならば、由々しき事態だ。 


 その場を収めるように、勇議会会長ロイドが言った。


「……しかし、あのエミリア学院長が、そんなことをするとはとても。彼女はアゼシオンのために、日々身を粉にするような努力を続けてくれた。学院での評判も厚く、生徒たちにも慕われている。なにかの間違いではないかね?」


「そなたたちの困惑はわかる。なぜなら裏切るのが得意な者というのは、なによりも信用させるのが得意だからだ。彼ら魔族はその術に長けている。もっとも、今はすべての魔族がそうではない。残念ながら、エミリア学院長は違ったようだが……」


 心苦しそうにカシムは言った。


「すべては魔導王に会えば、はっきりする。恐らくは、奴も魔王と通じている。魔導王を倒さなければ、ガイラディーテへ帰ることさえままならないだろう」


 毅然とした態度で彼は、勇議会へ訴える。


「現代の勇者たちよ! どうか力を貸してほしい。時代の変化についていくことのできない、二千年前の魔族たちをこの手で討つ。この勇者カシムが。そのためには、今、そなたたちの力が必要だ」


 勇議会の面々は戸惑ったような様子だ。

 ロイドが言った。


「我々を助けてくれたことには礼を言うが、すべてを信じることはできない。不作法だとは思うが」


 ロイドは<契約ゼクト>の魔法陣を描く。


 嘘をつかず、ガイラディーテに戻るまでは、全面的に勇議会に味方するといった内容だ。もしもそれを破れば、魔法によって、自らが拘束される。


「無論、当然の疑念だ」


 迷わず、カシムはそれに調印した。


「今言ったことはすべて真実だ。私は勇者として、正しき正義の名のもとに戦うことをここに誓おう。この身が果てるまで、勇者カシムは正義の味方であり続ける」


 今の言葉が嘘ならば、<契約ゼクト>に反しているとして、カシムは魔法により拘束されるはずだ。


 彼になんの力も働かないのを見て、勇議会の面々はほっと胸を撫で下ろした。

 反面、彼らは複雑そうな表情を浮かべている。


 エミリアを思ってのことだろう。


「どうか?」


 ロイドは迷うような素振りを見せる。

 すると、レドリアーノが彼に近寄り、耳打ちをした。

 

「……信じがたいが、信じざるを得ない。なにはともあれ、その魔導王という者をなんとかし、ともに協力してここから出よう」


「ありがたい。だが、その前に確かめておかなければならないことがある」


 カシムは<契約ゼクト>の魔法陣を描いた。


「この中に、魔王と手を結んだ裏切り者がいる」


 勇議会の者たちがいっそうざわつく。


「まさか……」


「魔族はエミリア学院長だけ、それさえも、なにかの間違いではないかと思うのに、他に魔王と共謀しそうな者など……」


「我々勇議会は皆、アゼシオンのために立った者ばかり。ここで裏切ることに、なんの利があるというのか」


 信じられないといった顔で、彼らは互いに視線を向ける。

 その瞳には、ほんの僅かに疑心の種が植えつけられていた。


「いないのならば、それで構わない。だが、念のためだ。お互いに安心するために、この<契約ゼクト>に調印してくれ。裏切り者でなければ、害はない」


 カシムの<契約ゼクト>は、調印した者が裏切り者だった場合、誰の依頼でなにをしようとしているかを洗いざらい白状する、といった内容が書いてある。


「まずは、そうだな。レドリアーノと言ったか。そなたから調印してくれ」


 レドリアーノが眼鏡の奥から<契約ゼクト>の魔法陣を睨む。


 怪しいとは思っているのだろう。牢獄でのエミリアの行動は、彼にとってはおよそ信じがたいことだ。


 レドリアーノたちを救出しようとしていたエミリアが、途中でカシムと出会い、互いに信用のために<契約ゼクト>を交わした、というのは想像がつく。


 ならば、その<契約ゼクト>になにかある、と疑うのが当然と言えよう。


 そんな魔法に心当たりがなくとも、二千年前が自らの常識を遙かに超えた世界だというのを、レドリアーノは身を持って味わっているのだから。


 しかし、彼の魔眼では、どれだけ凝視しても、カシムの<契約ゼクト>になんら問題を見つけることはできなかった。


「どうした? 調印できない理由でもあるのか?」


 カシムが疑うようにレドリアーノを見る。

 周囲にいた勇議会の者たちが、疑惑の目を彼に向けた。


「あるわけないじゃん」


 レドリアーノが口を開こうとすると、先にハイネが言った。


「ただ二千年前の勇者だからって、いきなり現れて仕切られるのが気に入らないだけだよ」


「それは礼を失した。だが、これだけは済ませておきたくてな。そなたから先に調印してくれるか?」


「いいけどさ。あんたも一緒に調印してくれる?」


 カシムが訝しげな表情を浮かべる。


「私はすでに味方であることを証明したはずだが?」


「じゃ、いいじゃん。念のためだよ、念のため。二千年前の勇者様だからさ。もしかしたら、僕たちの魔眼を欺く魔法も使えるかもしれないと思ってさ」


 カマをかけるようにハイネは言った。


「そういうことなら、構わない」


 即答したカシムに、ハイネは言った。


「じゃ、同時だよ。せーの」


 二人は同時に、その<契約ゼクト>に調印した。

 勇議会の者たちが息を飲む。


 そして――ハイネは言った。


「あーあ、勘が鋭くてやんなっちゃうなぁ。確かに僕は魔王の手先だよ。人間を支配するために、勇議会を一網打尽にしようとしたのさ」


 ハイネが二本の聖剣を魔法陣から抜く。

 まるで見えない魔法に操られているかのように。

 

「な……なんと……!? 勇者学院の生徒が、魔王の手先だったとは……」


 ロイドが驚きの表情を見せる。


 同時に調印したカシムに影響がないことにより、尚更、ハイネが魔王の手先だというのは信憑性が高まった。


 ロイドを庇うようにカシムが、その前に立つ。


「下がれ。この者は私が片付ける」


「勇者カシム。厄介な奴め。暴虐の魔王に仇なすお前には、死んでもらうよ」


 ハイネが一歩を踏み出した瞬間、突如、彼の全身から血が溢れ出た。

 がくん、と膝をつき、ハイネはその場に倒れる。


 カシムは剣を抜いていない。

 それどころか、戸惑ったようにその姿を見ていた。


「……ばーか……」


 ハイネが言う。

 カシムの首筋に、聖海護剣ベイラメンテが突きつけられていた。


「どなたが裏切り者か、これではっきりしたようですね」


 レドリアーノが言う。


「……そなたも魔王の手先か?」


「まだおわかりになりませんか? ハイネが倒れたのは、わたしの<契約ゼクト>の効果です」


 カシムがはっとした表情を浮かべる。


「あなたの<契約ゼクト>になんらかの仕掛けがあると睨みましてね。しかし、エミリアが見抜けなかったほどです。わたしにも、そのタネを暴くことはできないでしょう。だから、もしもハイネが体を操られた場合には、魔力を暴走させ、ああやって動けなくなるように<契約ゼクト>を交わしておいたのです」


 レドリアーノが魔法陣を描き、その<契約ゼクト>の内容を、カシムと勇議会の者たちに見せる。


「私ではない。魔導王が私の<契約ゼクト>に合わせ、罠を仕掛けたのだろう。私を裏切り者に見せるために」


 毅然とカシムは言った。


「どちらも可能性があります。ですので、念のため、あなたを拘束させていただきます。あなたが本当に勇者だというのならば、従ってくださいますね?」


「……承知した」


「彼を拘束してください。すぐに勇者カノンが来ます」


 瞬間、ガギンッと剣と剣がぶつかり合う音がした。

 聖海護剣ベイラメンテが、宙に舞う。

 

 カシムは目にも止まらぬほどの早業でその剣を抜き、レドリアーノの聖剣を払い飛ばしたのだ。


「騙されていれば、死なずに済んだものを」


 カシムの剣がまっすぐ、レドリアーノの胸を貫く。


「……ぐぅっ……」


 血が溢れ、聖痕が浮かぶも、構わずレドリアーノはカシムの腕をつかんだ。


「逃げてくださいっ! 早くっ!」


 レドリアーノの声に従い、勇議会の者たちはすぐさま駆け出した。


「勇者のフリが得意なことだ。己を犠牲にし、人々を助ける正義を演じるとは」


 更に深く剣を押し込み、カシムはぐりぐりとレドリアーノの胸を抉る。


「がはぁっ……!!」


 大きな聖痕がその傷に浮かび、激痛が彼を襲う。

 それでも、仲間を逃がすため、レドリアーノは手を放さなかった。


「その虚飾にまみれた行為をなんというか知っているか?」


 手を振り払い、剣を抜いて、カシムはレドリアーノを滅多斬りにした。

 全身から血が噴きだし、夥しい数の聖痕が浮かぶ。


「無駄死にだ」


 力尽き、レドリアーノはその場に倒れた。


「そなたの勇気は報われない。なぜなら、それは欺瞞に満ちているからだ」


 カシムは剣先で魔法陣を三〇門描く。

 聖なる火の玉がそこから現れた。


 <大覇聖炎サイフィオ>。

 ラオスのものとは比べものにならないほどの聖炎が、駆けていく勇議会の者たちを、後ろから狙い撃った。


 ドッゴオォォォンッと広場が爆発し、瞬く間に火の海と化した。


「守れなかったな。そなたたちも、勇者失格だ」


「残念だけど――」


 声の方向へカシムは視線をやった。


 <大覇聖炎サイフィオ>があっという間に消え去ったかと思えば、黒いオーロラが、勇議会の者たちを覆い、守っていた。誰一人とて、死んではいない。


 二人の男女が現れていた。

 レイと真体を現したミサだ。


「君が認められなくても、彼らは勇者だよ、カシム。君よりもずっと」


 かつての兄弟子に向かって歩きながら、レイは言った。


「彼らの勇気と絆が、君の奸計を見抜き、ここにいる全員を守ったんだからね」



真の勇者登場――



☆☆☆祝! 本日(3月10日)発売! カウントダウン寸劇☆☆☆



エレオノール「ほら、ゼシア。楽しみにしていた<魔王学院の不適合者アンヴィ・リ・ヴァーヴォ>、今日発売だぞ。

       一緒に買いに行こっか」


ゼシア   「……ゼシアは……出ません。どうせ、ぷかぷか……です……」


エレオノール「あー、サーシャちゃんのせいで、ゼシアがグレちゃったぞ」


サーシャ  「わたしのせいなのっ!?」


アノス   「ふむ。しかし、問題あるまい。一巻には出ずとも、続きの巻には、

       ゼシアの登場もある」


ゼシア   「出ます……か……!?」


エレオノール「うんうん、ちゃんと出るぞ。しかも、ゼシアは表紙かもしれないぞ」


ゼシア   「……表紙……ですか……!」


ノウスガリア「ははっ。そうはいかない。神の敗北を、世界に伝えるなどありえない。

       彼女が出る前に、物語を終わらせるとしよう。

       そう、発売前に打ち切りという奇跡を。神の打ち切りは、絶対だ!」


アノス   「<獄炎殲滅砲ジオ・グレイズ>」


ノウスガリア「……ゴオォォォォォォォッ……!」


ミーシャ  「どうかした?」


アノス   「なに、ハエがうるさくてな。さて、サーシャ」


サーシャ  「どうしたの?」


アノス   「そこのベッドに寝ろ」


サーシャ  「はいっ……!?」


アノス   「それと制服の上着はいらぬ。脱げ」


サーシャ  「え? て、ちょ、ちょっと待って。いきなりなにするつもりよ?

       そんなこと言われても、恥ずかしいし」


アノス   「説明している余裕はない。脱げ。

       恥ずかしいなら手伝ってやろう」


サーシャ  「やっ、え? ええっ? だ、だめだめ……!

       これ、嘘っ、なんで? なんで脱がしてるのっ?

       みんな見てるわよっ!」


アノス   「構わぬ」


サーシャ  「か、構ってよっ……だ、だって……わたし……急に言われても……」


アノス   「ミーシャもだ」


ミーシャ  「……脱げばいい?」


サーシャ  「えと……えーと……なにするの……?」


アノス   「<魔黒雷帝ジラスド>文庫についさっき言われてな。

       サーヴィスシーンのイラストを入れたいそうだが、

       描いている暇がないので、魔法でお前たちを絵にする」


サーシャ  「サーヴィスシーン……?」


アノス   「ああ、適当に寝転んでくれればいい」


サーシャ  「そ、そうなら、最初からそう言いなさいよっ。

       ここに寝ればいいのね?」


アノス   「ああ」


サーシャ  「ていうか、今日発売でしょ? 今からで間に合うの?」


アノス   「読者の記憶を改竄するか、時間を遡って変えておけばいい」


サーシャ  「たかだかイラストで無茶しないでよね……」


ミーシャ  「これでいい?」


エレオノール「あー、ミーシャちゃん、惜しいぞっ。もうちょっと、太もも見えるように。

       そうそう、サーシャちゃんも同じように。

       それと、シャツのボタンちょっと外した方がいいぞ。うん、それでばっちりだぞ」


サーシャ  「……なにこの格好……」


ミーシャ  「恥ずかしい……」


アノス   「笑え。その方が相応しい」


サーシャ  「む、無茶言わないでよねっ!」


ミーシャ  「……難しい」


アノス   「できる。余計なことを考えるな。俺を見ろ」


サーシャ  「……もう。はいはい、魔王様の仰せのままに」


ミーシャ  「こう……?」


アノス   「良い笑顔だ。平和な時代に相応しい」


ゼシア   「あ……絵が……できます……」

      

エレオノール「わおっ、もうイラストにしたんだっ。

       すっごく可愛いぞっ」


アノス   「では、行くか」


サーシャ  「えと……どこへ?」


アノス   「無論、書店に決まっている。

       <魔王学院の不適合者アンヴィ・リ・ヴァーヴォ>を買いにな」



【祝! コミカライズ決定】


この度、『魔王学院の不適合者』コミカライズが決定しました。

スクウェア・エニックス様のマンガアプリ、マンガUPにて連載される予定です。


作画は、かやはるか先生です。

詳細はまたわかり次第、お知らせいたします。



とうとう今日が書籍の発売日となりました。


なんとかこの日まで、限界ぎりぎりになりながらも

毎日更新を続けて来られました。


コミカライズも決定しまして、嬉しいことばかりです。


これらはすべてひとえに読んでくださった読者の皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。


もしお時間が許すようであれば、

アノスたちと一緒に書店に足を向けていただけたら、

こんなに嬉しいことはありません。


どうか、沢山の人たちにこの物語が届きますように。



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― 新着の感想 ―
ジオ・グレイズに焼かれるなんて贅沢な「ハエ」も居たもんだなぁ…(遠い目)
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