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未来世界~僕と妹と・・・~  作者: 葉織 水奈
1章~久しぶり
2/17

僕の記憶

 僕は、今アメリカにあるサンフランシスコにきていた。

「はぁ……」

 しかし、どこへいけばいいのかわからない状況だった。


 僕は七彩結介、15歳。日本国出身で、人間の子の男子だ。

 僕は、自分自身の記憶探しと2つの使命を果たすために世界を出ている。

 僕の今の記憶には、なぜだかここ一年ぐらいの起こった記憶しか残ってなかった。気がついた時には山梨県の市立病院にいた。



~一年前~


 気がつくと、僕、七彩結介は市立病院の病室に寝ていた。

 起きようとすると、身体がズキズキと痛んだ。

 何もできずベットにいると人間の看護婦さんが検診をきて、「おめざめのようですね」と声をかけてきた。

 検診する看護婦さんになぜここにいるのかと聞くと、

「覚えていませんか? こちらに搬送される前のこと」

と言われる。

 僕は首を横に振る。

「そうですか。これから、先生がおいでになられますが大丈夫ですか」

「はい」


 その後、担当の医師に聞き、僕がここへきた理由を知った。

 どうやら、街の中を歩いている際に突然苦しそうにして倒れこんだのを、通行人の一人が通報してくれて、その後搬送されたとのこと。

 僕は全然わからなかった。

 医師によると、体調などは問題ないようで今後も大丈夫らしいが、脳科学検査の結果、一部を除き、ほとんどの記憶がなくなっている可能性があると伝えられる。

「検査だが、君、今までの記憶が思い出せるかな」

 そう言われたので、昔の記憶を思い出す。だがほんのちょっとしか、1週間ぐらいまでの事しか思い出せない。

「やはり、君は記憶喪失のようだね」

「そうですか」

 なぜか、落ち着いていることができた。

 「記憶喪失」と告げられたが、特に身内の人も思い出せない。いや、一人だけ鮮明に覚えている人がいる。だが、その人は今遠く離れているはずだ。

「思い出せたことを話してくれないかい。話したくないことは、話さなくていいんだ」

 男性の結構おじさんな医師がゆっくりと言った。

 僕はその言葉に応じた……



~現在~


 医師にあの日言えたことは少なかった。もちろん、ほとんどどうでもいいことばかりだったが……


 しかし、退院した後の生活で思い出せたことがあった。

 パズルの1ピースのような少なさだったが……


 だが、半年前ぐらいから急に何も思い出せなくなってしまった。




 今までに思い出せたことは、大きく二つある。

 一つ目は、僕の家族は元々四人家族だったらしいが、両親は戦争で亡くし、一人だけの妹とも離れ離れになっていること。

 二つ目は、世界を変えた存在を探し出すということ。

 どうやら僕は、ある言い伝えを探っている秘密機関の一員らしい。その一員として、地球上生命を殺し、この世界を変えてしまった存在を暴くために働いていたと思われる。


 他にも少しずつだが色々とあるが、今はあまり関係ない。

 この二つの記憶は本当なのか……

 僕は疑問を持った。



 疑問を解くため、一年ほど療養と調べ事に時間を費やした。

 そして今日、行動に出る。


 とりあえず、まずは僕がいたらしい秘密機関について調べた。

 すると、どうやらアメリカに本所があることをつかんだ。そこで、本所に向かうべく準備をし、日本を出てきたのだ。


 そして、サンフランシスコへやってきたが、建物が一部ボロボロになっている。この跡は、多分世界的事件のせいだろう。でもほとんどは新しく建てなおされている。

 ここは来るのが初めてだろう。

 僕はそう感じた。


 だが、どこも似ているような建物だらけで、僕は道に困った。

 無事に本所を探せるのだろうか、と思ってしまった……

3/10

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