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未来世界~僕と妹と・・・~  作者: 葉織 水奈
2章~故郷にて
16/17

障壁破壊

紛争地にやって来て二日目。

昨日の夜は前線基地で過ごすことになったが、特に不便な点はなかった。

さて、今日は敵の障壁を破壊することになっている。

「七彩さん、装備はこれで大丈夫ですね」

清水さんがきいた。

「はい。大丈夫です」

「では、そろそろ向かいましょうか」

「そういえば、前線に魔術師が居るようですが、どなたでしょうか?」

「魔術師?ああ、その人なら今外にいますよ」

「作戦に参加させていいでしょうか?」

「ならここの指揮官に聞いてきますね」

そう言うと、清水さんは建物の二階へ上がって行った。


数分後。

「いいらしいですよ」

OKサインをもらった。

「では、行きましょう」

僕と清水さんは外へ向かう。


今回の障壁破壊に魔法はかなり重要になってくると考えている。

「いました。あの人です」

交渉のため話しかけて見る。

「こんにちは。あなたがここの魔術師ですね」

「そうです。あなた方はサポートの方々ですね」

この人、かなり若い女性だった。

パッと見まだ20代いってないような容姿だ。

「すみませんが、僕らの作戦に協力してもらえませんか?」

「指揮官が良いとの指示ならかまいませんよ」

「はい。指揮官からも了解は得ています」

指揮官に直接聞きに行った清水さんが答えた。

「ならば同行します。装備はこれでいいのでしょうか?」

「はい。問題ないと思います」

「では、同行します」

難なく作戦のキーパーソンの魔術師の人をチームに入れられた。



敵の障壁までに改めて作戦を確認した。

ついでに、魔術師の方についても聞けた。

この人の名は三之沢沙智みのさわさち

まだ17歳で、魔法については独学らしい。

ただ、結構いろんな魔法が使える凄い人だった。

「最初の障壁ですね」

沙智さんがいった。

「魔力はほとんど感じられないので、科学障壁でしょう」

僕らがいた前線に一番近く、数キロほどしか離れていない所にあった。

2つのアンテナのような物が建っており、その間に障壁が作られるタイプのものだ。

「清水さん、左のアンテナを破壊してきてください」

「分かりました」

清水さんが左側のアンテナに近寄り、爆弾を仕掛けて破壊した。

続けて僕も爆弾を設置し、右側のアンテナを爆破した。

すると、障壁はなくなり、爆破されたアンテナとアンテナの間が通れるようになった。

「では奥に行きましょう」


次の障壁は魔力を強く感じられた。

空中に障壁を作る魔具が一面にある。

早速銃で破壊、と行きたかったが、やはり予想どうりのことがあった。

「この魔具、一切の攻撃を無効化にする絶対防御の術がかかってるわ」

沙智さんと言う通り、めんどくさい術もあったのだ。

障壁自体は少々脆いが、これを出す媒体が強力で、しかも防御付き。

魔法が苦手な僕はどうも解くことができない代物だった。

「これを解いてしまえばいいのね」

「はい。あれでしたら、いっそ破壊もお願いします」

「破壊はあなた方に任せます」

沙智さんが解除魔法を唱え始める。

僕と清水さんは銃を構えて狙撃出来るようにする。

僕はAR改造のもの。本所からのものでかなり使い心地のよい、個人的に気に入ってるものだ。

沙智さんの魔力が一瞬上昇した瞬間。

パリンッ

ほんのかすかにガラスが割れるような音が聞こえた。

(今だ!)

バンッ!バンッ!

防御魔法がなくなった魔具を端から瞬時に破壊していく。

銃声が響き、魔具が壊れて地に落ちていった。

最後の魔具も撃ち落とす。

「クリア」

「クリアです」

撃ち落とされた魔具は無残にも粉々に近い状態だった。

「は、速い!御二人ともとても狙撃が上手ですね!」

沙智さんがすごく驚きの表情だった。

「訓練よりは簡単ですよ」

「はい。こっちのほうがやりやすいです」

秘密機関の訓練を受けたことのある僕と清水さんが言うと

「そんなに大変なんですか?」

と沙智さんが言った。

「「はい」」

「私にはムリですね」

「さて、そろそろ敵にも気づかれる頃でしょう」

もう2つも障壁を破壊した。さっきの銃声も多分聞こえているはずだ。

「沙智さん。障壁にかかった防御魔法の解除と、僕らが破壊中の時の敵のひきつけお願いします」

「わかりました」

「敵の陣地へ入ります。十二分に注意してください」

「「はい」」

僕らは障壁破壊のため、異世界生命体の陣地へ足を踏み入れた・・・

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