退屈な日常の些細な日記
「血も涙もない」
冷酷で非情な人のことをそう言うことがあるようです
幸いにもわたしには血も涙もあります
熱い血が滾るようなものではなく
通常は生ぬるいのですが・・・
「涙」という液体には様々なモノが含まれているという。
ひとつは 栄養成分である。血管のない角膜に栄養や酸素を届ける。
ひとつは 眼の乾燥を防ぐ役目。
ひとつは リゾチームなど抗菌成分がありウィルスなどから守ってくれる。
ひとつは ホコリなどの異物を洗い流す。
ひとつは 光の屈折を整え物を鮮明に見せる。
軽く調べてみただけでもこれだけの効果があるらしい。
「血も涙もない」 の血のほうは、最近出血もしていないので新しい血は出来ていない・・・のかな?
血は適度に流して(!!) 新しい血を作ったほうが良いらしい、とは聞いたことがある。わたしもそう思うのだが、わざわざ自ら血を流すのは躊躇うのである。
確かに組織にしてもそう言える。古い人間ばかりの組織は進歩しないだろう。若手を採用したりなどの方法で「新しい血を入れなきゃダメだ」
とか、よく言う。
血に関してはこのへんで終わり、話は「涙」に戻る。
最近のわたしは
ものすごく涙もろくなっている。
理由は分からないのだが、妻が言うには
『歳とったからよ』
なのである。
何でもかんでも歳のせいにはしたくはないし
・・・そこまで高齢じゃないのに(自己判断の域は出ないのだが意識はまだ若い)
【そもそも、若いのは精神年齢だけであり、成長していないという説もある】
サスペンスやドキュメンタリー・・・どんな映画やドラマでも
全体を観るのではなく、ほんの10分くらいのワンシーンで涙が
ポロポロと溢れるのである。
ハンカチやティッシュが必須であり
オマケに鼻水まで出てくる始末である。
最初に泣けたのはいつだったかは記憶の彼方で思い出せないが、妻に真顔で心配されたのだ。
『どうしたの!何かあったの?なに?誰の事?』
多分子供のことで泣いてると思ったのだろう。
でなきゃあそこまで心配しないだろうから。
しかし、涙の真相を知って
『心配して損した』
くらいにケロっとしたのだ。
ま、それはいいとして
O泉洋さんの「探偵はBaーにいる」でも泣いてるし
M重豊さんの「K独のグルメ」でさえ泣くときがあるのだ
あるときは勤務中に職場で辛く悲しい出来事を思い出し
涙を流したこともある。
もちろん隠しはしたが、気付いた人もいたかもしれない。
そこで女性社員から優しい言葉を掛けられなくてよかった。声を掛けられていたならすぐにでも進行方向の修正をするところだった。
(・・・というのは内緒にしておこう)
しかし、なんという涙腺の緩さだ。
おかげさまで目には栄養が充分に行き届いているであろう
(老眼は確実に進んでいるようだが)
視力だけは良いほうだ(どうせなら壁や Fく とかも透けて見えりゃいいのにな)
先ほども医療映画を観て目を潤したところである。
映画全体は医師や厚労省役人たちの攻防ストーリーなのであるが
ワンシーンだけで泣ける特技を持っているわたしの独壇場であり、横で見てた妻も慣れたものである。
今日も
涙を与えてくれた映画の製作者に感謝し、何も言わないで泣かせてくれた妻にも
みなさんに
幸あれ
泣きましょう
涙を流しましょう
本来ヒトも動物と同じく感情のままに生きるのが
身体にも精神的にも良いはずですから




