体育祭は、燃える物
西暦2049年 5月23日(日)東伯学園 運動場
晴天の中校長先生が、朝礼台に立ち選手宣誓を聞いていた。
[宣誓。 われわれ選手一同は、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と 闘うことを誓います。]
そんな中神司は、親が居ないか確認していた。
神(何処にいるんだぁ? あ いた)
本部テント近くに、カメラを持った神司母と姉が見えた、どうやら一眼レフを使用してこちらを撮っているようだ。
東伯学園の体育祭は5月に行われる。それぞれ4ブロックになり赤・青・黄・緑のどれかに属する。今年は
赤[3年普通科 2年自動車科 1年保育・電子科] 青[3年自動車科 2年機械科 1年普通科] 黄[3年機械科 2年保育・電子科 1年自動車科] 緑[3年保育・電子科 2年普通科 1年機械科]
となった。
そうこうしていると、ラジオ体操が始まった。
[ラジオ体操第一 腕を前から上にあげて大きく背伸びの運動]
神「変わんねなぁコレも」
ラジオ体操第一は昔から変わらず使われているらしい
全生徒 教員がラジオ体操をしていた。そして
[5・6・7・8]
最後の深呼吸が終わり、ラジオ体操が終わった。そして放送委員が
[選手退場します! 退場!]
そう言うとクラス事に退場し、自分クラステントに戻っていった。
テントに戻った神司達は、集まって競技を見ていた。
神「さてと 皆出番はまだ先だからね、見ましょうか」
真「はぁ〜 何で俺2個も出ねぇと行けねんだよ」
直「そりゃ 体育測定の時、ぶっちぎりで速かったからな」
剛「そうなのかぁ!? 競技はどれなんだ?俺は騎馬戦だに出るが」
快「忘れたの?俺は、神司と同じ旗当てレースだよ」
神「そう」
直「俺は借り物競争」
真「んで 俺はブロック対抗リレーと学年対抗リレーだ」
剛「おうわかったぁ! 応援はするぞ!」
真「ブロック対抗リレーが次の次にあるから、見ろよな」
神「OK! わかった」
話してたをしながら競技を見ていると
[よし 次の種目ブロック対抗リレーに出る奴は、入場門に集まれ]
真「んじゃ 行ってくるわ」
神「頑張れよ」
直「負けんじゃねぇぞ」
剛「勝てよぉ!!」
快「ガンバ〜」
真「当たり前だろう! 俺は天才だ! 負けねえよ」
教員が種目に出る生徒達を集合させだしたので、真勇そう言うと向かうのだった。まもなくして
[只今より プログラム6番 ブロック対抗リレーを行います。 選手入学!]
ブロック対抗リレーは各クラスから2名を選抜し、1ブロック12人になり、リレー方式で走る。
選手達が二手に別れそれぞれのスタート位置場に着く
神「始まった 始まった」
剛「真勇は見えるか?」
快「ん~見えない」
直「あっ 居たぞ 本部側の方だ」
神「本当だ 居た 居た」
剛「あれか? 前から4番目奴?」
快「そうだね どうやら7番目に走るみたいだね」
真勇は本部側の方におり、丁度神司達の前を走る様だ、そして
[位置について よ〜い]
パンッ
ピストルの音が鳴り、第一走者が走り出した。声を上げて盛り上がる生徒と観客
神「頑張れ!」
剛「ぬわぁぁぁ勝てぇぇ!!」
快「頑張!」
直「走れぇぇ 走るんだぁぁ!」
神司達も応援する。現在1位赤 2位黄 3位緑 4位青
の順番であり、5番目の選手達にバトンが渡され走しりだした。そしてスタート位置に真勇が着いた時、神司は気付いた。
剛「よし このまま真勇の番で抜かして1位だ」
直「貰ったな」
神「そうだね・・・ん?」
快「どうしたの?神司?」
神「いや その 真勇の隣にいる奴」
剛・直・快「う〜ん?」
神司の言葉で剛・直貴・快斗がスタート位置に居る真勇の隣にいる人を見て
剛・直貴・快斗「え!?」
驚いた、それもそのはずそこに居たのはまさかの真理だった。
神「何で?アイツ居んの?」
直「もしかして真勇と一緒に走るのか?」
剛「それでも真勇が勝つだろ」
快「そうだね 流石に真勇が勝つよ」
神「何だろうその発言はフラグじゃないか?」
直「フラグじゃないでしょ」
神「そうだと良いんだけどね」
神司は不安だった真理はかなり身体能力が高い為、真勇よりも速いんじゃないかと思っていた。
一方真勇方はというと
真「かったりぃ」
早く自分の番が来ないか待っていた。そしたら
真理「ねぇ? あのバカは何処居るの?」
真「んあ? あぁ あそこのテント」
聴かれたので頭で差した
真理「ふ〜ん」
真「てか お前走るんだな」
真理「まぁね 速いから選ばれたよ」
真「あっそ」
真理「嫌な返し方ね」
真「そうですか まぁせいぜい俺の後ろ姿を、見ておくんだな」
真理「はぁ!? 逆にアンタが見るのよ!!」
真「そうか? 今の順位なら見るのは不能だが」
そう現在真勇のブロックが2位で、真理のブロックは4位
真理「アンタといいバカといい何でこんなに腹が立つの?」
真「知らんな」
真理「いいわ 簡単に抜かしやるから」
真「やれるもんならやってみろ」
話しているとすぐそこまで、6走者が来ていた。
真勇は、バトンを貰うとフルスピードで走り出し、直ぐに1位に出た。
剛「よぉぉぉぉぉし!! 流石だ真勇!!」
直「行けぇ!!」
快「頑張るだ!」
(ワアァァァァ!!!!)
神「よし勝てるな・・へ?」
真勇が1位になり喜ぶ神司達だが、歓声が大きくなる。真勇が1位になってでわない、だがその理由が分かり神司は驚いた。
真「ん! 追いついてきたか!?」
真理「待ちなさい!」
剛「何ぃ!?追いついたぞあの女」
直「えっと かなり差があったよな?」
快「う・・・うん」
神「やっぱりバケモンだろアイツ」
そうまさかの真理が他の選手をごぼう抜きして追いついてきたのだ。そして真勇の横に並んだ
真「まじかよ こっちフルスピードだぜ」
真理「追いついたけど昼寝でもしてたの?」
真「冗談きついぜコイツ」
2人は少し会話をしながら走り、ほぼ同時に次の選手にバトンを渡した。
真「はぁ ふぅほぼ同時か」
真理「そうね 抜けなかったのは残念だけど」
真「危なかったぜ」
真(まじでバケモンかよフルスピードの俺に追い付くし、息切れしてねし何だよコイツ)
少し息切れした真勇と息切れをしていない真理そんな真理を見て真勇はバケモンと感じるのであった。
結果は、1位黄 2位青 3位緑 4位赤になった。
種目が終わり真勇がテントに戻ってきた。
神「おかえり」
真「ただいま」
剛「やったなぁ! 俺達のブロック1位だぞ!」
直「真勇が1位に出たお陰だよ!」
快「あそこから流れが変わったもんね」
そう言って迎えたが真勇は
真「あの女速すぎるだろ!」
剛「それなぁ! 何であんなに速いんだ!」
直「一瞬で追い付いたよな」
真「トラック一周なら確実に抜かされてたぜ」
快「え? まじで?」
真「そうだろ 半周で追いつかれたんだからな 悔しいぜ」
直「取り敢えず あの子がバケモンなのはわかった」
一同「うんうん」
真理の身体能力の恐ろしさがわかった神司達だが直貴が
直「後一つ言っていい?」
真「何だよ?」
直「あの子 中々揺れてたな!」
神「ブゥゥゥン!?」
剛「何?」
快「へ?」
真「はぁ!?」
直貴の発言に神司は飲んでいたお茶を吹き出し、剛・快斗は聞き間違いと思い、真勇は呆れた。
直「いやさ 走ってる所見たら揺れてたからさ」
真「それを言うなよ」
剛「そうだけ? 俺は走りしか見てないから」
快「同じく」
直「見てないのかよ 神司は?」
神「え? 見てないぜ」
神(いやホントは見えてたよ 見えてたけどこの状況で言えるか!)
直「まじかよ そうだ! 後で親が撮った奴見てみようぜ!」
真「はいはい」
しばらく話をしていると
[次の種目旗当てレースに参加する選手は入場門に集まれ]
神「お! 出番が来たようだ! 行こうぜ快斗」
快「うん」
真「頑張れよ」
剛「勝てよ!」
直「応援頑張るからな」
神「おう! 行ってくる!」
自分の種目が来たので、神司と快斗は入場門に向かった。
[順番に並んで行けよ]
神「快斗が先だからな」
快「何か恥ずかしいな」
1番目に快斗で、2番目に神司が走るようだ、整列していると、
?「2番目に走るのはここで良いの?」
神「ん? ああ ここで・・・え?」
真理「げぇ バカと走らないといけないのか」
神「何だとぉ! てお前この種目じゃねぇだろ!」
真理「変わりよ 変わり 少し体調悪くなったから変わってて言われて」
神「あ そうなの」
真理「そう言うことよ まぁ捻り潰すから」
神「そう上手く行くかな?」
真理「?」
神「この種目は、速いだけじゃなく運もいるからな」
そうこの種目 旗当てレースは運も必要で、選手は途中にある色の付いた旗好きなのを取って行き走り、教員が出した旗と同じならそのままゴールへ、違ったら教員の所から戻り、コーンを回ってゴールを目指さないと行けない。詰まり先頭を走ってても当たらなかったら、ほぼ1位になる事は不可能に近い種目である。
真理「まぁ アンタには勝てると思うけど」
神「言ってろ!」
神司と真理が言い合っているとそれを見ていた快斗が
快「ふたりとも仲いいね」
神・真理「はぁ!? 違うけど!」
快「え? だって仲良く話しているし それに今の息ぴったりだったよ」
真理「このバカと仲いいわけがない」
神「そうだ! こんな怪力ゴリラ女と仲いい訳が無い」
真理「あ?」
ドゴォォォ
[なんの音だぁ? 今のは?]
真理「いぇ 何でもありません」
[そうか]
真理「ホントバカねアンタ」
ピクッ ピクッピクッ
爆弾発言してしまい真理ぶん殴られ、頭にたんこぶができ地面倒れてピクッピクッしている神司だった。
しばらくしてアナウンスが流れた
[只今より プログラム10番 旗当てレースを行います。 選手入学!]
選手が入場を始めた。
剛「頑張れよぉ!」
直「行けよぉ! 神司! 快斗!」
真「? あれ神司のとなり奴」
剛「うん? なぁ!?」
直「またあの子じゃねぇか!」
真「こりゃ 腐れ縁もあるかもな」
テントで見ていた、真勇も真理の存在に気付き縁があると思った。
第一走者が、スタート位置に着いたその中に快斗も居た
剛「行けぇぇぇ!! 快斗!!」
直「負けんじゃねえぞ!!」
快(緊張するな てかコレ運のほうがいるでしょ)
剛と直貴の応援に緊張しながら、心の中で思っていた。
[位置について よ〜い]
パンッ
ピストルが鳴り、快斗はスタートしたが他の選手の法が早く着き、旗を持って行く
快(黄色にしよ)
黄色の旗を持ち走る快斗、教員が挙げたのは
黄色であった
快「やったラッキー」
黄色を持っているのは快斗だけであり、そのままゴールを目指し走り1位でゴールした。
剛「よっしゃゃゃ!!」
直「ナイスゥ!!」
真「さて 問題の神司の番だ」
神司は既にスタート位置に立っていた
神(さっき運がいるって言ったけど俺運ないんだよな)
そう思っていると
[位置について よ〜い]
パンッ
ピストルが鳴り、神司は走るがその横を凄いスピードで真理が抜いて行った。
神「速過だろ」
そう言いながら走り赤旗を取るって走るが、既に青旗を持った真理が教員の所まで差が付いていた。
神(頼む赤で! 赤で!)
教員が挙げた旗は 青だった。
真理「よし」
神「だよね~ 畜生がぁ!!」
やっぱり運がなかった神司 結局3位だった。
走り終わり並んで待っていると
真理「運がなかった見たいね ふん」
真理はドヤ顔で言ってきたので
神「運がないんだよ俺は」
真理「負けをしみて知ってる?」
神「知らな〜い」
真理「バカだから知らないか」
神「そうですよ」
負け惜しみと思われてもいいや、と思い適当に返す神司だった。選手全員が走り終わり、選手達は退場した。
神・快「ただいま」
真「おかえり」
剛「快斗ナイスだったぞ! 神司はドンマイだ!」
神「何だそれ? あれ?直貴は?」
真「あぁ 直貴は種目が来たから並びに行った。」
神「なるほど」
直貴は次の借り物競争に出場する為、居ないようだ。
神「借り物競争が終わったら、昼休みか」
真「あぁ 昼休みだな」
剛「ん!? もうそんな時間か」
快「あっというまに時間は過ぎるからね」
そうこうしていると
[只今より プログラム12番 借り物競争を行います。 選手入学!]
選手が入場して来た。
神「始まったな」
剛「頑張れよ!!」
真「行けよ」
快斗「頑張れ!」
神司達はテントから応援する。種目が始まり、選手達は紙に書かれた物や人を連れて、教員に見せOKを貰ってゴールに向かう
そして直貴の番が来た。
[位置について よ〜い]
パンッ
ピストルが鳴り、走り出すそして紙を手に取った。
直「何々 朝の走る種目に出た選手」
内容を確認した直貴すると
直「ウーウー ウーウー緊張者通ります! 避けてください!」
[何だぁ!アイツ]
[面白い奴だな]
拡声器を使用してパトカーのサイレン音をマネしながら、神司達の居るテントを目指した。
神「おい こっちにパトカー来たぞ」
真「犯罪者居るんじゃねぇか」
剛「誰ぁ!?」
快[さぁ?]
直「はいそこの神司来なさい」
神「え?俺?」
直「そうだ! 来なさい」
神「はいはい」
直「はい緊急者通ります。 ウーウー ウーウー」
そこ言うと神司は直貴と一緒に教員の所に行き、OKを貰ってゴールするのであった。
しばらくして午前の部が終わり昼休憩が、始まった。
神「行くぞぉぉ! 飯だぁ!」
剛「おう!」
直「よし!」
真「やっとかよ」
快「えっと 体育館近くに居るて」
神司達は親達が居る所へ向かった。着くとそれぞれの家族が出迎えた。
神母「来たよ」
神父「頑張ったな」
神姉「アンタ負けてんじゃ」
神「うるせぇ 運がないんだよ俺は」
真父「1位じゃないかいいぞ流石だ!」
真母「そうね嬉しいわ」
真「当然だぜ!天才だからな」
直「飯は? 早く」
直母「はいはい ほれコレよ」
剛母「アンタ出るのまだなのかい」
剛「おう! もう少ししたらでるぞ!」
快母「良かったわね1位になって」
快「運が良かっただけだよ」
快父[それでもだ 良かったじゃないか]
それぞれ話し合う家族達すると
美花「うんアンタ逹良かったわよ 引き続き昼も頑張るように」
一同「はい!」
ばっちゃんの言葉に、神司達は良い返事で返した。
直貴母が作った特製オードブルを食べながら神司達は、話をした。
神「おやっさん来なかったね」
真「仕方ないだろ おやっさんだって事情はあるからさ」
神「そうだな」
直「来年連れてくればいいさ」
剛「そうだなぁ! 俺達の活躍を見てもらおうぜ!」
快「いいねそれ」
そんな話をしていたら神司母が
神母「ねぇ?」
神「何?」
神母「アンタこの子と仲いいの?」
そう言いながらカメラを見せてきた
神「ブゥン ゴボォ ゲホ」
神母「どうしたの? むせて」
そうカメラに写っていたのは真理だった
神「何で?」
神母「何でって この子と仲良く話してたじゃん」
神「そんなわけないじゃ な?」
仲いいと思われたので、神司は真勇達に同調してもらおうとしたが
真「そうですよ 仲いいですよ」
直「確かに 羨ましいほどにね」
剛「そうだっけ?」
快「多分そうだった」
神「え? お前ら?」
神母「やっぱり仲いいじゃないの」
神「違うって!」
神母「それにしてもこの子デカいわね」
神「辞めない端ない!」
神姉「アタシよりスタイルいいね」
神「辞めてぇぇ!」
下らない話になりながら、昼休憩は終わりを告げた。
そして時間は経ち現在
剛「ぬわぁぁぁ!!」
神「頑張れ」
真「zzzz」
直「頑張って取り敢えず」
快「皆応援する気ゼロだね」
神「飯食って眠くなった」
直「俺も」
真「zzzz」
快「現に1名かっこよく寝ているもんね」
騎馬戦で剛が活躍しているが、昼飯を食べたせいで眠気が遅い、応援も弱くなっていた。
剛「うぉぉぉぉお!!」
神「頑張ってなアイツ」
直「上じゃなく下だけどね」
真「zzzz」
快「ほら真勇起きて、もうすぐ学年対抗リレーだよ」
真「zzん・・・あ?」
直「起きたぞ」
快「対抗リレーでないといけないだろ」
真「そうだったな 寝てたぜ んで状況は?」
神「見たらわかる」
真「なるほど」
見ると騎馬戦がちょうど終わった所だった。選手達が退場し、剛が戻って来る。
剛「ただいま どうだったか俺の活躍」
神「すごかったよー」
真「かっこよかったよー」
直「いけめんだったよー」
快「何で皆棒読みなの」
剛「お前らまさか見てなかったのか」
神「いや見てたよ うん見てた」
真「あぁ すごかったよ」
直「以下同文」
快「皆飽きてたでしょ」
剛「貴様らぁぁぁぁぁぁぁ!!」
神・真・直「やっべ!」
剛「逃げるなぁぁぁぁ!!」
神司・真勇・直貴がテントから逃げ、剛がそれを追い掛けた。そして1人テントに残された快斗だった。
しばらくしてまもなく学年対抗リレーが開催されそうになっていた時
直「よしと ん?」
?「どうしよう 体育委員他にいないの?」
直「どうしたんですか?」
トイレからテントに戻ろうとした直貴が困っている女子生徒が居たので話を聞いた。
女「えっと 体育委員の人が体調悪くなって それでこの後の対抗リレーの放送をその人がやる予定で」
直「なるほど・・・代わりに俺がやろうか?」
女「え!? 良いんですか?」
直「良いよ面白そうだし」
女「ありがとうございます。コチラへ」
直「ほいほーい」
直貴は女子生徒に付いて行って、本部まで行くのであった。
一方神司達は
神「そろそろ始まるかな? それにしても直貴遅いな」
剛「トイレ混んでんじゃないのか?」
快「そう見えないけど」
テントで話しており、真勇は
真(早くしやがれ)
入場門で待っていた。
そしてアナウンスが入るが
直[あー あーてすてす うぉほん 只今より えっと25番 学年対抗リレーを行います。 選手入場!!]
神「え?直貴だよな何してんの?アイツ」
剛「まさか放送をジャックしたのか!」
快「いやあの感じは代打的に出てる感じだね」
神「まじかよ」
直[リレー解説は私直貴がお送りいたします。]
女「え? 解説するんでか?」
直「面白そうだからね」
そうこうしてると、選手達が位置に付いた。そして
[位置について よ〜い]
パンッ
直[さぁ 始まりました学年対抗リレー 先頭走りますは3年生やはり3年の力は偉大かぁ?それに続くは2年生意地でも追い抜こうとしております。そして最後が1年生入りたてなので力が出にくいかぁ?]
[さっきパトカーのマネしてた奴だ]
[良いぞもっとやれ!]
直貴のリレーはまるで競馬解説の様に、解説をしているが観客には絶賛のようだ。
しばらくして真勇の番が来て、バトンが渡されたのでフルスピードで走る。
真「行くかぁぁ!」
直[おぉと! ここで1年が追い上げてきたぁ!我らが真勇は速い速いぞ!]
真「恥ずかしい事言うなのよ」
直[さぁ1年ここで2年を抜いたぁ! このまま3年を抜かすことができるかぁ?]
真(くうっ 流石に無理か)
2年を抜いたが3年に追い付けずにバトンを渡す真勇だが
真(任せた・・ぞぉ!?)
真理「よし来た! 行くわよ!」
まさかの次の走者が真理だった
直[おぉ!!来ました彼女、なんという速さだもう追いついているぅ!そして抜いたぁ!! トップに出たぁぁ!!]
真理バトンを貰うともうスピードで走り、あっという間に追い付き、そのまま抜き去った。
真理「はい」
バトンを渡し列に並ぶ真理、やはり息切れはしてないようだ。そして最終走者が走り
直[さぁどうなる このままフィニッシュゥゥ!! 決まりました。1位3年生 2位1年生 3位2年生になりました。]
真理が1位にしたが後の選手で追いつかれていまい結果は2位になった。そして選手達は退場して行った。
直[走った選手達に盛大な拍手を これにて学年対抗リレーを終了します。状況は直貴がお送りしました。]
パチパチパチパチパチパチ
会場から拍手が送られたのであった。
そして時間は経ち長かった体育祭も終わりを告げた。
結末は1位青 2位黄 3位緑 4位赤だった。
体育祭が終わり生徒全員で片付けをしていた。
神「終わったなぁ」
真「結果俺達は2位か」
剛「くそぉ!!悔しいぜ!」
直「来年頑張ろうよ」
快「頑張ろう!」
神「そうだな!」
夕焼け空の中で、神司達は来年は勝つと宣言するのだった。
次回予告
神「次回予告始まるぞ さてと次回は新キャラが登場」
真「新キャラ登場か、キャラ被りしてないといいけど」
神「神司達の騒動に巻き込まれてしまう」
真「可哀想に」
神「しかし、実は彼も訳ありで?かなりヤバイ奴か?」
真「何だそれ?」
神「次回 お前らとは 出来が違う ナルシストかな?」
真「何か少し俺に被っているような?」
NGシーン
真理「運がなかった見たいね ふん」
真理はドヤ顔で言ってきたので
神「運がないんだよ俺は・・・ぶっw」
真理「負けをしみて知ってるて何で笑ってんのよw」
[カット!!]
神「だってさドヤ顔見てたら何か笑えてきてw」
真理「何よそれ! 顔が変だと言うの!」
神「はいはい やり直し!」
真理「アンタのせいでしょ!」