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ヴァリオスレイ  作者: オンドゥルカムイSR
59/59

年を越す場所

西暦2049年 12月31日(金)  車の中


9時13分


朝9時を過ぎた頃に神司達家族総出で、外出していた


神司「う〜ん………」


神司は車の一番後ろの座席に横になってスマホをいじっていた


神司「今年ラストか…」


今日は大晦日、詰まり今年最後の日になり、明日は新年になる


神司「………」


新年に期待と不安を思いながら、神司はスマホをいじるのだった


9時58分 鮮魚市場


車は北松区にある鮮魚市場に止まり、皆それぞれ買い物を始めた


直貴母「あら!コレ良いじゃないの!!買いましょう!」


神司母「それ高くない?こっちの方が良いと思うわよ?」


直貴母「そっちよりこっちの方が身が乗って美味しいわ!」


快斗母「そうなのかしら?」


真勇母「確かにそっちの方が乗ってそうわね」


剛母「まぁ…うちは多いい方を買うけどね」


直貴「多くて安いのを買う…それが主婦ね」


一同「そうそう」


母親達は話し合いながら買い物をしており、やはり定食屋をやってる直貴母が目利きで、選んでいるようだ。一方


神司父「最近どう?調子は?」


真勇父「まぁまぁだな…仕事ででこない奴が居るからさ?時間が掛かるんだよ」


剛父「教育とかどうなってんだ?居るだろ?そういう係が」


真勇父「そいつらも使えねぇんだよ!たぁく呆れるぜ」


快斗父「こっちの方はできる奴が多いから問題ないな」


真勇父「一人くらいこっちの会社に寄越してくれよ」


快斗父「無理だな」


父親達は飲食できるスペースに座り、愚痴話をしており


神司姉「コレ美味しそうよね〜」


真勇姉「そうね…けどこっちの練乳入りの方が美味しそうじゃない?」


神司姉「…一理あるわね」


神司姉と真勇姉はスイーツを見ていた。そして神司達は


神司「なんか作る?」


真勇「いや?俺は作らねよ」


直貴「俺は作りたいけど…作ると言っても殆ど親が作るからな…けどなんか作りたい」


剛「俺は辞めておこう邪魔って言われるからな」


快斗「俺も」


母親達同様に食品を見ており、何か料理を作ろうと考えたが母親達が殆ど作るので、別にやらなくても良いが


神司「少しなら良いだろ…このむきエビで何か作ろ」


直貴「なら俺はイカの天ぷらでも作ろ」


そう言って2人は食品を取って、かごに入れたが


真勇「親に払って貰えよ」


と真勇が言った。確かに皆で食べるなら親に買ってもらった方が良いが


神司「まぁまぁ…日頃の感謝を込めてだから…ね?」


真勇「なるほど」


日頃お世話になってるから、それくらいは自分達で払う事にするようだ


直貴「んじゃ会計してくる!!」


真勇「それなら外行っとくわ」


神司「了解!!」


直貴と神司はレジに向かい、残った3人は店の外に出るのだった。しばらくして2人が合流し、神司達は近くの浜辺に向かった


神司「風はそこまでないな」


真勇「大抵こういう時は強いからな」


冬場はよく強風が吹いているイメージだが、来てみるとそこまで風は強くないようだ


直貴「どうせなら夏に来たいぞ」


剛「どうせ水着を見たかっただけだろ」


直貴「そうです!!」


快斗「元気よく言ったね」


やはり直貴は女子の水着を見たいようなので


神司「水着に着替えれば今でも泳げるぞ?」


真勇「水着じゃなくて今の格好で寒中水泳させるか…そのままで」


4人「良し!!」


直貴「死ぬ!!死ぬから!!」


直貴を懲らしめるべく4人は持ち上げようとするが、流石に危ないので辞めるのだった


直貴「はぁ…はぁ…助かった…」


神司「う〜ん…今年最後の1日…去年と変わらないな」


真勇「こういう日は大半変わらねぇからな…変な事が起きねぇ限り」


快斗「そんな事言ったら起きるよ?」


真勇「大丈夫だろ…こういう時は起きねぇから」


剛「何でそう言い切れるんだ?」


真勇「………何となくだな」


快斗「えぇ…」


神司「てか起きるとしてもこんな所で何が起きる?」


快斗「う〜ん………化け物?」


神司「またかよ」


剛「化け物は懲り懲りだぞ!!」


直貴「それは同意」


真勇「まぁ…起きない事を願うにしとくわ」


話に一区切り着いたので


神司「さてと…なら波遊びするか」


と神司が言うが


真勇「1人でやってろ」


真勇に比定されたのでするのを辞めた。その後神司達はしばらく浜辺をぶらぶらしながら散歩していたら、連絡が来たので車に戻るのだった


10時46分 車


市場を出てからは班に別れて行動する事になり、神司・真勇・直貴達は先に帰宅、剛・快斗達は別の店に買い物する事になった


神司「帰ってどうすんの?」


神司母「そりゃあれよ…飯作るんよ」


神司「なるほど…んで剛と快斗方は?」


神司母「あっちは他に買うものがあるから買いに行くのよ…んでこっちはさっき買ったのわ先に待って帰るのよ」


神司「生モノだからね」


神司母「そう言う事」


神司姉「はぁ…どっか服見たい…」


姉の方は服などを見たかったが、直ぐに帰ることになったので、少し不満のようなので


神司父「どっか寄る?」


父が聞くが


神司姉「うんん良いよ…どうせ明日はセールとかあるから」


神司父「そうか…」


正月セールがあるので、今日は行かないことにしたようだ。そして車はそのまま家に帰るのだった


11時37分 浅田家


神司母「さてと…ちゃんと作りますか!」


家に帰り食材を冷蔵庫に入れたりすると、母が料理を作り始めたので


神司「快斗家で作らんの?」


と神司が聞くと


神司母「ある程度作ってから行くのよ!! そしたら向こうでそんなに掛からんでしょ?」


どうやら時間短縮の為に支度をするようなので


神司「そういう事…ならちゃっちゃっと作るか」


神司母「ん?何作んのよ?」


神司「海老のバーベキュー煮込み的な奴」


神司母「ほぉ〜作れるの?」


神司「取り敢えずやってみるさ」


神司も先程買ったむきエビで料理を作ることにした。フライパンにバターを入れ溶け出したら、むきエビを入れてある程度炒めたら


神司「え~と…水と…あ!バーベキューソース合ったけ?」


作りにはバーベキューソースを要るのだが


神司母「ないわよ」


神司「えぇ…」


一番重要なバーベキューソースが無いので、どうするか考えたが


神司「………即席で作るか…」


取り敢えず即席で作る事にし、家にあるケチャップ・醤油


神司「オイスターソース無いな………焼肉のタレで良いか!!」


オイスターソースが無かったので、代理として焼肉のタレを入れてバーベキューソース?を作り、それをフライパンに入れて、ある程度煮込んで最後にブラックペッパーをかけて完成した


神司「………できてんのかこれ?…………取り敢えず味見」


取り敢えず味見をしてみると


神司「………イケるなコレ」


普通に美味かったので、神司は問題無いと判断した


神司母「できたのか?」


母が聞いてきたので


神司「取り敢えずは」


できたのはできたのでそう言うと


神司母「おぉ〜美味しそうじゃ…でわ一口」


母は箸を取り出して食べてみると


神司母「うん!良いじゃん!美味しいよ」


気を利かせて言っているのか、それとも本当に美味しいのか分からないが、高評のようだ


神司「んじゃ完成で…持って行くやつどれ?」


神司母「それに入れとき」


神司「了解」


作った料理を母が指差した皿に入れて、神司はフライパンを洗うのだった。


12時16分


神司「ごちそうさま………暇」


神司は昼飯を食べ終えたのだが、やる事無くて暇を持て余していた


神司「………まだ12時」


スマホを見ながらボソッと言うが、それもそのはず快斗家に行くのは17時位であり、まだ約5時間もあるのでこの時間をどうするか考えていた


神司「有倉行っても………何も無いなし帰るの遅くなる可能性あり……無理だな」


有倉行ってもいつも通りの事をするだけ、それと余計な事が起きる可能性もあるので、行くのは辞めにしたが


神司「………暇すぎる」


やはりやることが無いので


神司「………ゲームするか」


ゲームをするのだが


数十分後


神司「クソがぁ!!何で吐かねんだよ!!あぁ!!相方クソ弱え!!」


神司母「うるせぇ!!」


ゲームにムカつき罵倒しまくっていたら、母に怒られるのであった。その後時間は経ち


16時32分


神司母「そろそろ行くよ?」


神司「ほ〜い」


快斗家に行く時間になったので、神司はバッグなどを用意をしてか料理が乗った皿を持ってから家を出た


16時46分 快斗家


ピーンポーン


快斗母「は〜い開いてるよ!!」


快斗母がドアを開けてくれた


神司「来ました〜」


快斗母「あら?一人だけ?他は?」


神司「先行して来た」


快斗母「………あ!そういう事ね!」


神司一人だけだったが、神司母が暇なら先に行って来いと感じで行かせたようなので、快斗母は納得した


神司「コレ何処に置けば良いの?」


快斗母「台所に置いていいわよ!」


神司「了解」


取り敢えず言われた通りに、神司は台所に持ってきた料理を台所に持って行くと


直貴「ほぉ〜!!アチャ!!」


直貴母「はい!!次!!天ぷら!!」


直貴「アチャ!!」


神司「………」


直貴母「エビチリもあるわよ!!」


直貴「アチャ!!アチャ!!」


直貴母「ほら!まだまだあるわよ!!」


直貴と直貴母が台所で料理をしているのだが、何故か2人は師匠と弟子のような感じで作っていたので、神司は無言で料理を置いてその場を去るのだった。台所を出た神司は取り敢えず二階の快斗の部屋に向かった


神司「よぉ…」


快斗「ん?どうした?」


神司のテンションに違和感を持った快斗が聞いてみると


神司「いつからお前んちの台所はあんなんになった?」


先程の光景がいつからなったのか、聞いてみると


快斗「あー……1時間前位かな」


どうやら1時間前から台所は、あの光景のようだ


神司「なるほど……それで…何してんの?」


快斗「え?設計図作ってる」


快斗が机で何かを描いていたので、気になって聞くとどうやら設計図を描いていたらしい


神司「設計図?」


快斗「そうそうヴァリオスの新しい武器」


神司「へ〜これ剣か?」


快斗が見せてくれた設計図を見ると、そこには剣が描いていた


快斗「そうそう!!ほら!この前の学園祭の時に言ってたじゃん!!作った剣をヴァリオス用にするって」


神司「そういえば言ってたな」


確かによく見ると快斗が学園祭の時に作っていた剣であった


快斗「それで…ちょっと改造して作るから設計図をね?」


神司「なるほど…それで作るのにどれくらい掛かるの?」


学園祭からかなり経っているので、ふと疑問に思った神司が聞いてみると


快斗「………不明」


神司「そうですか」


設計図も何回も何回も描き直しているので、どうやら完成はまだ先のようだ。しばらく快斗と話していたら


真勇「来たぞ」


剛「こっちもだ!!」


真勇と剛も部屋にやって来た


真勇「んで…何なんだ台所の奴は」


剛「そうだ!!いつから料理屋になったんだ?」


2人が開口一番に話すのが台所の光景なので


神司「あ〜その話さっきしたから無しで」


真勇「そうか」


その事はさっき話したので、省略するのであった。結局快斗の部屋でしばらく過ごして居ると


17時53分


直貴「お〜い飯にするぞ!!」


直貴が部屋にやって来た、どうやら夕食の時間になったので呼びに来たようだ


神司「お!飯飯!!」


真勇「やっとかよ」


剛「行くか!!」


快斗「ちょっと待って…後少しで…」


剛「行くぞ!!」


まだ作業をしようとする快斗を連れて、畳部屋に向かった。向かってみると既にテーブルには料理が並べられており、ばっちゃんが上座に座っていた。神司達5人は小さいテーブルの方に座った


美花「うん…全員揃ったか?」


一同「はい!」


それぞれ家族が揃いテーブルに座るとばっちゃんが話し始めた


美花「まぁ…今年一年は色々あったな…変な奴らのデモ…それに化け物…などあったが…皆無事に解決したから良しとするが…」


そう言うとばっちゃんは神司達5人を見た


美花「お前達も至らんことをしないように!」


5人「はい!」


美花「うむ……それじゃ………一年間お疲れ様…乾杯」


一同「乾杯!!」


ばっちゃんの言葉と共に夕食が始まった。各々好きな料理を取っては食べて、取っては食べてを繰り返す


神司「唐揚げ取って!!」


真勇「自分で取れよ」


神司「届かないんだって!」


直貴「ほい」


神司「サンキュー」


剛「美味い美味い!」


快斗「よく食うね…まだ年越しそばもあるのに」


神司「まぁ…それは別腹…てかその時間帯になったら腹減ってるぞ」


快斗「そうか」


神司達も賑やかに、料理を食べ進めるのであった


美花「………ん?この料理は何だい?」


神司母「あ〜それ神司が作った奴よ」


ばっちゃんが見つけたのは、神司が作った海老のバーベキュー煮込みだった


美花「ほぉ〜神司の奴が…どれ」


ばっちゃん取り皿に入れてから、一口食べると


美花「………うむ…美味いじゃないか…」


ばっちゃんからも高評だったので、どうやら本当に美味しいようだ


神司母「神司!」


神司「ん?なに?」


神司母「ばっちゃんが美味いってよ」


神司「あ、どうも」


母から言われたので神司言い返すのであった。夕食が終わり、洗い物が終わると大人達はテレビを見始めたが


神司「んで…なにする?」


快斗「ゲームでもする?」


直貴「けどさ…できるの2人だけじゃん…5人はないのか!!」


快斗「ない」


剛「ならしかたないな!」


真勇「俺は見ておくからやって良いぞ」


神司達5人は快斗の部屋に戻り、ゲームをし始めるのだが、2人しかできないので後3人は見ることになるのだが


剛父「お前ら!!ちょっと来い!!」


剛「うん?わかったぞ!!」


4人(あ、嫌な予感)


突然剛父が部屋にやって来て来いと言うので、剛は元気よく返したが、4人は嫌な予感がした。取り敢えず剛父について行くと外に出て


剛父「よし!!それじゃ…トレーニングだ!!」


剛「おう!トレーニングか!」


4人(ですよね〜)


やはりトレーニングをさせる為に連れ出したようなので、剛以外のか4人は嫌な顔をしたが、そんな事は無視してトレーニングが開始されるのだった


剛父「1・2・3・4!!」


5人「1・2・3・4」


トレーニングと言ってもランニングのようで、快斗家を20周するのだが


剛父「声が小さい!!もっと出せ!!」


5人「1・2・3・4!!」


剛父「そうだ!!出せ!!5・6・7・8!!」


5人「5・6・7・8!!」


もやはやっている事は軍隊の訓練だった。そして20周し終えると


剛父「よし!!トレーニングは終了!!風呂入れ!!」


5人「りょ…了解」


剛父「声が小さい!!」


5人「了解!!」


トレーニングは終了し、神司達は風呂に入る事になった


19時54分 快斗家風呂場


神司「ほぇ〜疲れた〜」


真勇「そうだな…たぁく食後の運動かよ」


2人ずつ入るようになり、神司と真勇が先に入る事になり、2人は愚痴を言っていた


神司「横腹少し痛ぇ…」


真勇「明日もあると思うか?」


神司「あるに一票」


真勇「だよな…」


今日ある事は明日もある、そう考えながら2人は風呂に浸かった


神司「はぁ…もう少しで今年が終わる〜」


真勇「またそれかよ それしか言うことないのか」


神司「ないな〜」


真勇「たぁく…」


神司「………」


真勇「………」


2人は少し無言になると


真勇「………神司は今後どうするんだ?」


神司「何が?」


真勇「いや…荒川や総司とか変な奴らに絡まれたらどうするんだ?」


神司「………わかんねぇな…どうなるか…けどさ…」


真勇「?」


神司「どうにかなるだろ!!」


真勇「………ふっ…適当だな」


神司「適当で良いんだよ…世の中さ!」


真勇「そうかよ」


2人は少し話した後、風呂を上がった


20時24分 快斗部屋


5人とも風呂に入り、取り敢えず再び快斗の部屋に来たが


神司「んでどうする?」


真勇「また繰り返すのかよ…もういいから」


やはりやる事が無いので再び聞くが


神司「え~…でもやる事無いだろ?」


快斗「設計図作ってるからやる事はあるから…ゲームしてて良いよ」


剛「俺は動画でも見ているぞ」


直貴「少し寝る」


神司「………結局こうなるのね」


真勇「そう言う事だ」


それぞれ違う事をするので、この話は直ぐに終了するのであった。結局神司はスマホで動画を見て時間を過ごしていき


23時21分


もう少しで新年になろうとしている頃


神司「そろそろ用意するか…」


真勇「ん?もう時間か?」


神司「あぁ…直貴起きろ!」


直貴「zzzz…あ?」


神司「そろそろ行く時間になるぞ」


直貴「あもう時間か………ふぁ〜」


神司「快斗は?」


快斗「ん?設計図も終わったし…了解!用意するよ」


剛「俺はできてるぞ!」


神司「お早いようで」


神司達は何処かに行く準備を始めだした


真勇「そういうお前もさっさと用意しろ」


指示する神司に真勇が言うと


神司「………はい完成!!」


真勇「はや」


神司は直ぐ様服を着替え、バッグを背負い約10秒程で準備を完了したので、真勇も驚いた


神司「さぁ!!用意用意!!」


真勇「あいよ…」


神司達は用意してから部屋を出て、一階に降りると


美花「やっと来たかい」


神司「ばっちゃん早いね〜」


ばっちゃんが用意をして待っていた


美花「ほら!さっさと行くわよ!!」


5人「は〜い」


美花「それじゃ行ってくるわよ そばの方は任せたよ」


快斗母「わかったよ!気を付けて行ってね」


美花「うむ」


こうして神司達とばっちゃんは外出するのだった。目的地までそう遠くは無いので、歩いて向かうのだが


神司「さみぃ~…やっぱ夜は寒いな」


真勇「確かにな 昼とはやはり違うな」


剛「この寒さに耐えるのも訓練だ!」


直貴「ならフンドシ一丁で居れば?」


剛「それは違うだろ!!」


直貴「トレーニングになるぞ」


剛「何だと!!そういう時は言ったお前がやるんだ!!」


直貴「嫌だね!!」


剛「じゃあ言うな!!」


美花「あんまりはしゃぐんじゃないよ! みっともない」


剛・直貴「はい…」


快斗「ばっちゃんには勝てないか」


剛と直貴がはしゃいでいたので、ばっちゃんが叱るのだった。神司達とばっちゃんはしばらく歩き


23時49分 大観善寺(だいかんぜんじ)


神司「着いた〜」


鷹峰山の麓に在るお寺に着いた。お寺には既に参拝者が集まっており、集まった参拝者はお寺の本堂に入っていた


美花「さっさと行くわよ」


5人「了解!!」


神司達とばっちゃんも靴を脱いで、本堂に入りお賽銭を入れると


?「あら!美花さん!それと皆!来たのね!」


近くに居た中老女性から話しかけられた


美花「久しぶりね〜副園長」


副園長「いえいえ!!毎年来てくれてありがとうございます」


話しかけて来た中老女性は、お寺直ぐ横のたかみね幼稚園の副園長であり


副園長「皆も久しぶりね!」


神司「久しぶりです」


真勇「どうも」


剛「はい!」


直貴「おう!」


快斗「お久しぶりです」


神司達が幼稚園に通ってた時から、副園長であるので神司達の事をよく知っているのである


副園長「はい!コレね!」


そう言うと副園長は封筒を渡してきたので


神司「どうも」


真勇「ありがとうございます」


剛「ありがとうございます!!」


直貴「どうも!」


快斗「ありがとうございます」


神司達は受けとり


副園長「美花さんも!」


ばっちゃんにも渡すが


美花「アタシはいいから…他の人に渡しておいてくれ」


副園長「そうですか…わかりました」


美花「ほら行くわよ」


5人「はい!」


ばっちゃんは受け取らずに、移動するのだった。神司達とばっちゃんは入って右奥の所に移動して座った。何をするのかと言うと毎年邪気払いをしており、邪気を払ってくれるので幼稚園からずっと来ているのである


直貴「当たってるかな?」


神司「直貴はいつも当ててるから…当たってるだろ」


真勇「さぁな…今年は外してるかもしれねぇぞ」


剛「もうわかるのか?」


快斗「わかるよ!結果は出てるからね」


神司達が何を話しているのかと言うと、実は先程貰った封筒には年末宝くじが入っており、直貴はいつもコレで1000円当てているので、今年はどうか話していたのだった。取り敢えず宝くじを確認しようとすると


美花「それは後にしなさい」


5人「はい」


ばっちゃんが制止して来たので、見るのは後にするのだった


11時59分


新年まで残り一分を切っていた。邪気払いの方は0時頃から始まるので、そろそろである


剛「残り何秒だ?」


快斗「残り20秒」


直貴「ならカウントダウンだ」


快斗「何秒から?」


真勇「5秒でいいだろ」


快斗「え?今11秒だから……………今7・6…」


快斗が言い出したので、神達も小さな声で言い始め


5人「5」


5人「4」


5人「3」


5人「2」


5人「1」


西暦2050年 1月1日(土) 0時00分


遂に年が明け、新しい年が始まった


5人「明けましておめでとうございます」


神達は小さな声で新年の挨拶をするのだが


パチィ


神司「よし!」


それと同時に神司は指パッチンをした


真勇「毎年しょうもねぇな」


と真勇が言うが神司はコレを毎年、新年明けた瞬間にやっており、いわゆる今年一番最初にやった人の奴である


神達「少しの楽しみだよ」


真勇「たぁく…」


真勇が呆れていると


ブー ブー


真勇「ん?誰だ?」


スマホにメッセージが届いたので、真勇が確認すると


真勇「あ?」


真勇は少し不機嫌そうな顔をしたが、それもそのはずメッセージの相手は姫奈実からであり、見てみると


姫奈実[あけおめ♪]


との内容だったので


真勇「…………」


既読しながら無視した


神司「何だったの?」


真勇「年末系のお知らせメッセージだった」


神司「なるほど…迷惑だな」


真勇「あぁ…迷惑だな」


本当は姫奈実からのメッセージだが、神司達に連絡先を交換してる事は言ってないので、真勇は嘘を付いた


ブーブー


神司「む!噂のメッセージだな」


神司のスマホにもメッセージが来たので、神司は真勇が言ってた迷惑メッセージだと思いながらも確認するして少し神司はフリーズした


真勇「迷惑メッセージだったか?」


神司「……真理から」


メッセージ主は真理からであった


真勇「おぉ…お熱いな」


直貴「くぅ〜羨ましいぜ!な?」


剛「コレで付き合って無いのかよ」


快斗「コレは普通じゃないのかな?」


神司「ん?」


いつの間にか皆がスマホの画面を見ようとしたので


神司「見るなよ!!」


そう言って神司は他の人が見えないようにしてから、見ようとしたら


美花「ほら始まるわよ!!」


ばっちゃんがそう言うと住職が入って来たので、神司は仕方なく内容を確認せずスマホを切った。住職がコチラの存在に気付くと


住職「あ!美花さん明けましておめでとうございます それと皆も」


美花「はい今年もよろしくお願いね」


5人「お願いします」


挨拶をしてきたので、神司達とばっちゃんも返したのだが、実は住職は隣の幼稚園の園長であり、詰まり副園長同様に神司達の事をよく知っているのである


住職「今から始まるので少々待っててください」


美花「そんなに焦らなくて良いから」


住職は邪気払いの準備を始め、ロウソクに火を灯し終えると


住職「え~それでは始めさせてもらいます」


一言言ってからお経を始めるのであった。しばらくお経続いてから住職が


住職「それでは経本を使って邪気を払っていくので 目を閉じ正座で居てください」


そう言って分厚い経本を取り出してから、お経唱えながら操って閉じを繰り返してから、参拝者の肩に当てて行くのであった。それして全員し終えると住職は少し話しをし始め、それを参拝者に言い聞かせると


住職「それでは焼香の方をして行って下さい」


参拝者達に焼香を進めてから、再びお経を唱え始めた。神司達とばっちゃんは直ぐに焼香に並んでから済ませ、本堂から出るのであった


副園長「あ!美花さん!コレ梅茶!温かいよ」


美花「済まないね」


外に出ると副園長が温かい梅茶やお菓子を用意しており、誰でも貰えるようになっていた


副園長「はい!皆もね」


5人「どうも」


神司達も貰い飲んでいると快斗がふと、とある事に気付いた


快斗「ねぇ…除夜の鐘してないよね」


4人「あ…」


その言葉に皆気付いた。確かに除夜の鐘を鳴らして無いと


神司「なら鳴らさないとな」


真勇「だな」


剛「行くぞ!!」


直貴「俺が先だ!!」


剛と直貴は梅茶を飲み干すと一目散に鐘を鳴らしに向かった


快斗「ちょっと待ってよ!!あ!ごちそうさまです!」


神司「ごちそうさま」


真勇「ごちそうさま」


3人は一言言ってから向かった


美花「たぁく…騒がしい奴らね…」


副園長「元気一杯で良いじゃないですか」


ばっちゃんと副園長は話しを続けるのだった


直貴「一番!!よぉ〜し!!」


剛「クソ!!」


先に着いたのは直貴であり、橦木に繋がっている綱を持って鳴らすのだが


スコーン


直貴「ありゃ?」


4人「ぶっ…wwwwwwwww」


当てるタイミングをミスってしまいカス当たりの音がなったので、直貴以外の4人は爆笑するのだった


直貴「も、もう一回!もう一回するから!」


剛「交代だ!!」


直貴「え~ショボかった…」


直貴はもう一度やろうとするが、剛が無理やり交代するのだった


剛「ゆくぞ!!」


そう言って剛は持った綱を思いっきり振った


ゴォォォン


橦木は鐘に命中し、綺麗な鐘の音を出した


剛「よし!」


快斗「お参りお参り」


剛「お!そうだった」


鐘に当たった事に喜んで居ると快斗が剛に、お参りを忘れていると言ったので、剛はお参りするのだった


剛「よし!!次だ!」


剛が終わると次は快斗と、次々鐘を鳴らすのだった。鐘を鳴らし終え神司達は、ばっちゃんの所に戻っていると


神司「……あ!やべぇ!」


突然神司が言うので


真勇「どうした?」


真勇が聞くが


神司「………いや…何でもね」


神司は何でもないと言うが


真勇「………あ〜」


真勇は直ぐに察したので


真勇「早くしろよな」


一言言ってから先に向かったので、神司はスマホを取り出してから確認するした


真理[明けましておめでとうございます♪]


真理から新年の挨拶が来ていたので


神司[こちらこそ明けましておめでとうございます]


メッセージを送り返すし、歩き出すと


ゴォォォン


丁度他の参拝者が鐘を鳴らしていたので、その除夜の鐘の音を聞きながら神司は歩くのだった













次回予告

神司「次回予告の前に明けましておめでとうございます 取り敢えず新年を迎えた初日にやる事はただ一つ………初詣である!」


快斗「それが普通だよ?初日に済ませた方が楽だからね」


神司「けどさ初詣人が多過ぎて中々参拝できない時あるよな」


快斗「確かに人混みが多いいもんね 規制する所もあるらしいけど」


神司「初詣で終わったら次は買い物行くし………忙しいな」


快斗「やる事一杯だね」


神司「次回 初日は忙しい日」














NGシーン

神司「水着に着替えれば今でも泳げるぞ?」


真勇「なら寒中水泳させるか…そのままで」


4人「良し!!」


直貴「死ぬ!!死ぬから!!」


直貴を懲らしめるべく4人は持ち上げようとするが


神司「やべぇ!!波来た!!」


真勇「撤退!!」


剛「了解!!」


快斗「逃げろ〜」


直貴「ちょ!」


4人は直貴をその場に捨て逃げたので


ザバァァァァ


直貴「うわぁ!濡れた!!」


直貴は逃げきれず濡れてしまった


[カット!!]


4人「wwwwww」


4人は少し離れた所で笑っているので


直貴「お前ら!!」


神司「逃げろ!!」


直貴「待て!!」


直貴は追いかけるのだった

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