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ヴァリオスレイ  作者: オンドゥルカムイSR
58/59

スノーヴァリオス

西暦2049年 12月29日(水) 秘密基地


10時22分


神司「さみぃ~」


真勇「そうだな…雪積もってるからな」


前日から大雪警報が出ており、ニュースでも大雪に関しての情報が放送される程で、夜が明けると一面雪になる程降り積もっていた。そんな中、神司達は秘密基地に集まっていた


神司「んで…何すんの?快斗?」


快斗「そりゃ〜ヴァリオスのテスト」


勿論ヴァリオスのテストなんだが


4人「えぇ〜」


快斗「嫌なの?」


4人「嫌」


快斗以外は寒さでやる気が無く、今からでも家に帰って暖まりたいのだが


快斗「よし!!やろう!!」


快斗は4人の発言を無視して、テストを強行するのだった


11時03分 何処かの山


神司達はいつもテストする山に来たが、やはり一面雪が積もっており、足場も悪くなってるようだが


ザボッ ザボッ ザボッ


神司「はぁ…なんで雪が積もった山なんかに…」


剛「そうだな…寒いぜ」


直貴「温かいスープが飲みたい…コーンでもオニオンでも良い…」


真勇「なんで俺までなんだよ」


そんな中を4人は愚痴を言いながら歩いていた。一応ヴァリオスも冬用に調整はされているが、寒冷地仕様とは違い、足にスパイクやスキー板 背中に仮設ヒーターなどは搭載されていないが、そんな状態でどれだけ行動できるかのテストを今回は行っているのだ


快斗「はい!愚痴言わない!!歩く歩く!!」


4人の愚痴を通信越しに聞いていたのか、快斗は駐車場に停めてある、トラックから通信して来た


神司「んなら自分も来い!! 温い所から言ってくんな!!」


直貴「そうだ!!ズルいぞ!!」


真勇「言うなら自分も同じ立場に来るんだな」


神司・真勇・直貴の3人は即座に言い返したが


剛「コレも訓練…訓練」


剛は今回のテストを雪山訓練だと自分に刷り込んみ、トレーニングの一環としてやっていくのだった


神司「ふぇ〜 こんな事なら家に籠もれば良かったぜ」


真勇「外に出るのが間違いだったな」


神司「そうだよ!っと!」


話しながらか歩いていた為か、神司は足元が滑り転けそうになるが、なんとか耐えた


真勇「大丈夫か?」


神司「あぁなんとかな…もう帰りた…」


直貴「さっさと周って帰って温かい物食おうぜ!!俺が作るからな!!」


真勇「お!良いじゃねぇか それなら少しはやる気出るな」


神司「なら頑張るか」


直貴の言葉にやる気を出した2人だが


神司「所で剛は?」


真勇「ん?さっきまで前にいたが…」


直貴「……先走った?」


先程まで前を歩いていた剛が見当たら無いので、先に行ってしまったのかと思ったら


神司「かもな…ほら」


真勇「なるほどな」


道には足跡が残っていたので、案の定剛は先走っていったのだろう


直貴「迷子になるかな?」


神司「剛の事だからならねぇな」


実際剛はミリタリー好きなので、よく軍がやるようなトレーニングをしており、その中には方向感覚を鍛えたりするのもあるので、神司達は問題無いと思ったが


真勇「だな…さっさと追いかけるか」


神司・直貴「了解」


万が一もあるので、直ぐに追いかける事にした


ザボッ ザボッ


剛「はぁ…はぁ…」


その頃、先走った剛はただひたすら道に沿って歩いていた


剛「雪山では焦りが命取りだ…落ち着いて行動するのだ」


やはりトレーニングとして雪山のマニュアルをやっているようだが、神司達と離れてる時点でアウトである


剛「はぁ…はぁ…」


そんな事も気にせず剛は歩くのだった。神司達は剛の後を追うのだが


神司「はぁ…アレ〜全然追いつかねぇぞ?」


真勇「たぁく…何処まで行ってんだよ」


直貴「そうだよ 先走り過ぎだろ」


二号機の足跡を追っても中々追いつかない神司達


神司「絶対イメトレでもしながら行ってるだろ…それにしても速すぎる」


真勇「だろな けど妄想しながら歩くお前もこの位だぞ」


神司の言葉は正解であるが、しれっと真勇から歩く時の事を言われた


神司「ま?」


真勇「ま」


実際神司は妄想しながら歩く事が多いいが、その時の歩くスピードは早歩きレベルであるが、本人は気づいていなかった


直貴「そんな事より まだ追いつかねぇのか?」


神司「もしかしたら先に戻ってるかもな」


真勇「或いはそのまま遭難したかだ」


直貴「熊でも居たらどうするんだよ!!」


真勇「こっちの地方には野生の熊は居ねぇよ」


直貴「そうだったな!」


神司「けど…追い付けねぇのは不安だ」


真勇「そうだな」


全然追い付かないので、先に戻ったのかそれとも遭難したかと3人は思ったが


神司「………よくよく考えれば快斗の方から位置は分かるから問題なくね?」


神司が発言した。確かに快斗が使ってるパソコンにはそれぞれの位置が分かるようになっているので、そんなに無理して追わなくて良いのである


真勇「………確かにな」


直貴「なら…ゆっくり行くか」


神司「もうちょっ!?」


神司が発言しようとしたら、足を再び滑らせてしまい転げる落ちるが


直貴「え!?」


真勇「神司!?」


神司「ぐっ!!」


カチャ!


シュゥゥゥゥゥ!!


ガシィ!!


神司「ふ〜」


咄嗟にシールドアンカーを射出して、近くの木を掴むことで事なきをえた


直貴「大丈夫か!?」


神司「あぁ…アンカー使えるようになってて良かった」


真勇「心配させんなよ」


アンカーを巻いて戻る事ができた神司


神司「油断できねぇな」


真勇「気をつけるか」


直貴「だな」


3人は気をつけながら再び歩き始めたら


直貴「んでさっき何言おうとしてたんだ?」


直貴が聞いてきたので


神司「ん?あぁ〜ゆっくりより少し速いスピードで行くぞって言おうしてた 早く戻りたいしからさ」


神司は先程言おうとしてた事を言った


直貴「確かに…なら普通のペースで行くか」


真勇「だな」


なるべく早く戻る為にゆっくりでは無く、普通のペースで歩くのだった。結果的に先に剛が着いて、その後神司達が着くと形でテストは終了した


12時23分 トラック内


快斗「結論から…ヴァリオスもある程度はいけるようだね」


快斗は今回のテストで調整をすればヴァリオスもある程度は雪の時でも、運用できると分かり目を輝かせていたが


神司「温かい食べ物を早く!!」


直貴「そうだ!!」


真勇「横になりてぇ」


快斗以外は興味が無いようで、飯を食うかそれとも横になるかなど色々言っていた


剛「何食うんだ?」


神司「さぁ?まだ決まってないな 直貴何かある?」


直貴「家に牛肉あるし…なんか作るわ…快斗は抜きな」


直貴が料理を作るようだが、先程の事を根に持っているのか、快斗の分は作らないようだ


快斗「えぇ〜」


直貴「当然だろ!!こっちは寒い中歩いたんだからな!!」


快斗「それは…」


真勇「まぁ バチが当ったようだな」


快斗「わかったから!!後で何か奢るからさ!!」


直貴「ならばよかろ〜…んで何奢るの?」


快斗が奢るので、直貴が何を奢るのか聞くと


快斗「まぁ…アイス」


まさかのアイスだが


直貴「よろしぃ!!」


直貴は了承するのだった


真勇「アイスで良いのかよ」


神司「アレだな 寒くてもアイスが食いたくなる症状」


快斗「それで…何アイス?」


と快斗が聞くので


直貴「チョコミント」


神司「バキバキチョコモナカ」


真勇「バニラで良い」


剛「今は抹茶の気分だ」


4人はそれぞれ食べたいアイスを答えるのだった


快斗「了解…戻ったら買ってくる」


阪本「ふっ…楽しそうだな」


そう言いながらおやっさんが、運転するトラックは秘密基地に戻るのだった


12時49分 阪本自動車整備場


阪本「コイツはココにしておくか」


神司達が居なくなった後、おやっさんは整備場を整理していた


阪本「ん?そろそろ冷却水も少なくなって来たな」


既に整備場は連休に入っているので、今のうちに足りない部品をチェックしているようだ


阪本「エンジンオイル良し…ミッションオイルもあるな…要るのは冷却水…ブレーキオイル…パッドとフィルターだな」


チェックし終えて足りない部品を、知人の部品屋に連絡し、営業再開前日に持って来る事にしてもらった


阪本「よ〜し…コレで終わりだな……ん?」


やる事全て終わったので、おやっさんは家に戻ろうとしたが


阪本「何だ?この匂いは?」


何やらいい匂いがただよって来たので、おやっさんは気になった


阪本「近くで出店でもあるのか?いや近すぎるな」


出店かと考えたが、匂いは直ぐ近く…と言うより整備場の横で匂うので見てみると


神司「………まだ?」


直貴「まだだ!」


真勇「もう少しだな」


剛「早くしろ!!」


快斗「この待ちが長い!」


直貴「良し!!できた!!」


神司「おぉ!!」


直貴「それでは…皆さん手を合わせて…」


一同「いただきます!!」


整備場横の空き地にいつの間にか戻って来ていた神司達が、円を作り真ん中で料理を作っていた


阪本「何やってんだぁ!お前ら!?」


一同「え?」


阪本「整備場の横で何してんだ!!」


神司「何って…すき焼きパーティー」


阪本「すき焼きだと!?」


よく見ると神司達の真ん中に、ストーブがありその上に鍋が置かれ肉や野菜、豆腐に糸こんにゃくなどが入っていた


直貴「いや〜鍋にしようか迷ったけど…すき焼きが良いかな〜と思って!!」


真勇「温かい料理なら何でも良いけどな」


剛「コレなら暖まるな!!」


快斗「眼鏡が曇る」


阪本「そのご飯はどっから持ってきた?」


神司達が持ってるご飯は、何処から持ってきたのか聞くと


直貴「電子レンジで作るやつ」


どうやら電子レンジで温めて、作る奴を作って持って来たようだ


神司「うめぇ~!!」


真勇「暖まるな」


剛「寒い体には良いな!!」


快斗「美味しい…けど眼鏡が」


そんなおやっさんを気にせずに、神司達はすき焼きを食べ始めたので


阪本「全く…俺は帰るからちゃんと後始末しとけよ」


一同「は〜い!」


後始末はちゃんとしろと言って、おやっさんは家に帰って行った


神司「あと2日で今年も終わりか〜」


真勇「そうだな…あっという間に終わるな」


快斗「おやっさんの言う通りだね」


あと2日で今年も終わるので、おやっさんの言う通り、日が経つのが早く感じた


直貴「俺…まだ青春してない…」


剛「高校生活はまだあるだろ!!気を持て!!気を!!」


直貴「あと2年…修学旅行もある!!なら大丈夫だ!!」


真勇「何処がだよ」


直貴はまだ青春(彼女できてない)してないので、少し焦るが剛の言葉で持ち直した所を見て、真勇がボソッと言うのだった


直貴「そんな事言うな!!まだ分からないだろ!!」


ボソッと言ったようだが、直貴には聞こえていたようだ


真勇「分かってるもんだろコレは…それより次のデートは何時なんだ?神司?」


これ以上は面倒くさくなると思った、真勇は話題を変え、神司に聞いた


神司「はぁ?」


突然聞かれたので、


真勇「付き合ってんだろ?正月にするのか?それとも大晦日か?」


直貴「うっ!!」ち~ん


真勇の言葉を聞いた直貴が何故かその場に倒れて、動かなくなるが


快斗「直貴がショック死したよ?」


剛「脆い奴だな」


真勇「気にすんな その内戻る」


4人は無視をするのだった


真勇「んで…どうなんだ?」


神司「予定無いし…付き合ってもねぇぞ?」


真勇「はぁ…駄目だなこりゃ」


神司「何がだよ!!」


真勇「さっさと付き合えよ! 全く…」


神司「そういうのはちゃんと関係を作ってだな」


と神司が言うが


快斗「神司…それは既にできてるよ」


神司「………え?」


剛「そうだ!!2人きりで遊ぶなど関係ができてる証拠だな!!」


他人から見ればもはや関係はできてるものだと思われる程である


神司「えぇ…」


真勇「だからさっさと付き合えよ」


神司「…そう言う真勇は姫奈実と仲いいじゃねぇかよ!!」


逆返しと神司が言うと


真勇「あ?アイツと仲いいだと?」


と言い返すが


神司「口喧嘩する程仲いいじゃん」


神司が更に言うので


真勇「喧嘩してんだぞ?仲いいわけ無いだろ!!」


真勇が更に言い返すと


快斗「喧嘩するほど仲いいだもんね〜」


剛「そうだな!!喧嘩してそこから恋ができると言うからな」


真勇「お前らはどっちの味方なんだよ」


外野の剛と快斗が介入したので、真勇はどっちの味方なのか聞いた後、直貴が目覚めたのでこの話は終了した


神司「はぁ…今年は濃い一年だったな〜」


神司達の今年は確かに濃い一年であり、振り返ってみるが


真勇「だな……殆ど暴力系だけどな」


直貴「そうそうドンパチ合戦だったけどな」


快斗「デモと戦い…化け物とも戦い………後は小競り合い的な戦いだね」


剛「戦ってばっかりだな」


殆ど戦う事しかやっておらず、もはや戦闘狂である


神司「ヴァリオス使って戦って………結局それを殆ど繰り返しただけだな…」


真勇「お前の場合はスカルヘッドも入るからな」


確かに神司の場合だと一号機そしてスカルヘッドを使用していたので、その分戦っている


直貴「正義のヒーロー!!スカルヘッド!!だもんな」


神司「想像とは違うんだよな〜」


神司の想像は疾風の様に習われその場を収め、何事も無かった様に去って行くのだが、世間からは特撮ヒーローみたいな扱いである


快斗「人それぞれ捉え方が違うからね…まぁ殆どテレビのせいでそうなったようだけど…」


神司「物事は自分の目で判断しないとな…そうしないとこうなるいい例」


剛「そうだ!!最後に頼れるのは己自身だ!!」


神司「そうだな」


剛の言葉に賛同する神司だった。しばらくしてすき焼きを食べ終わり、片付けをしてから解散となったが


神司「………あと2年か…」


真勇「高校生活がか?」


神司「あぁ…」


神司と真勇は2人残って話し合っていた


神司「あと2年で何ができるかな?」


真勇「さぁな…何ができるかより何が起きるかだな」


神司「起きる?」


真勇「そうだろ?"お前の場合"は」


神司が居ると何か起きる。それが今の現状である為


神司「確かにな…変な事しか起きる気がしねぇ」


神司も思ったが碌な事が起きないので、余り起きて欲しく無いようだ


真勇「だな」


真勇もそう思うのだった


神司「来年は良い年になりますようにと」


真勇「再来年な」


そう言って2人は家に帰るのだった













次回予告

神司「次回予告 遂に大晦日…になると忙しくなるよな〜」


直貴「買い物に買い物に買い物だからな!色んな物を買わないと」


神司「例えば?」


直貴「餅に白菜、海老、鶏の胸肉、かまぼこ、黒豆に後しいたけとか」


神司「ま、まだあるの?」


直貴「あるよ?タコにカズノコ、里芋、天ぷらも居るな〜 え~と後は」


神司「次回 年を越す場所 皆は年を超す時何処に居る?」















NGシーン

阪本「そのご飯はどっから持ってきた?」


神司達が持ってるご飯は、何処から持ってきたのか聞くと


直貴「電子レンジで作るやつ」


どうやら電子レンジで温めて、作る奴を作って持って来たようだ


神司「熱ぃ!!」


真勇・直貴・剛・快斗「www」


[カット!!]


真勇「やけどしたか?w」


神司「いや…してないな」


剛「なら食えるな!!ほれ!!」


神司「あづっ!!やめろ!!」


快斗「昔のコントかな?」


直貴「食べ物粗末にするなぁ!!」


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