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ヴァリオスレイ  作者: オンドゥルカムイSR
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親は何を見 何を聞く

西暦2049年 12月23日(木) 東伯学園体育館


10時41分


全生徒は体育館に集まり終業式が行われており、壇上に校長先生が立ち生徒たちに話していた


校長「今学期はね 行事が色々ありました! 球技大会 学園祭 一年生は宿泊研修 皆思い出作りができたでしょう!! 三学期では三年生は最後の学期です!! 沢山の思い出まだ!作れるようにしていくように!!」


今学期の思い出そして三年生最後の学期の事を話しているが


神司(やっと冬休みだ〜 やった〜 早く三者面談終われ〜)


神司はそんな事より冬休みになった事に喜んでいたが、コレが終わった後に三者面談があるので、それが早く終わらないかと思っていると


教頭「校長先生 ありがとうございました 続いて生徒指導の織方先生からの話です」


いつの間にか校長先生の話が終わり、生徒指導の織方先生が壇上に立ち話しを始めた


織方「はい おはようございます え〜私から何ですけども…最近の行動が慎ましく無いと思います 移動するもダラダラ移動してさ? 授業受けても寝とるわ忘れ物多いわ 更には誰か分からんが運動場の隅にタバコを吸ってポイ捨て なんなんだお前ら? 学校舐めとんのか?」


神司(またいつもの始まったわ・・・・はぁ~)


織方先生のいつもの説教が始まり、生徒たちはまたかと言う感じに聞き流すのだった


教頭「え~織方先生ありがとうございました 以上を持ちました 西暦2049年12月23日 東伯学園高等学校 二学期の終業式を終了します」


やっと織方先生の説教が終わるとどうやら最後のようで、終業式も終わりを告げた。その後クラスごとに教室に戻って行き担任の話しを聞いていた。


11時13分 自動車1-1


塩田「説教ちゃんと聞いてたか?」


[はい!]


塩田「嘘つけ!そのまま通り過ぎて行ってただろお前ら!! 耳から入って反対からこう すぅ~って抜けて行っただろ!」


[はい!]


塩田「やっぱりか! 一応なちゃんと聞けよ まぁ軽くな?」


[はい!]


塩田「はい!だけ元気だなお前ら」


先程の織方先生の話しをネタにして、笑い話をする塩田先生


塩田「まぁ〜 あそこまで説教しても治らないなら げんこつ来るからな?気をつけろよ〜? わかったな?」


[はい!]


塩田「よし!」


ただ織方先生の話しもご尤もな事なのでクラスの皆に注意をした。その後軽くホームルームをした後に下校となったが


11時32分


神司「さてと こっからどうしようかな?」


真勇「さぁな?」


神司と真勇はこの後どうするか考えていた。何故かと言うと2人は今日が三者面談であり、神司は1番最初 真勇は3番目だった。他の3人は明日なので先に帰ってしまった


神司「面談まで後1時間かぁ~ 帰るにしても」


真勇「家着いてから行くだな」


面談が始まるのは12時30分からなので、家に帰っても直ぐに出ないといけないので、どうするか悩んでいた


神司「ふぇ〜 どうしようかな〜」


真勇「取り敢えず 由司駅に行って待つか」


神司「そうだな それかあそこの小さいゲーセン行く?」


真勇「それは辞めとく まぁちまちま歩いて行くか」


神司「了解」


こうして2人は学校からちまちまゆっくり歩いて由司駅に向かったが


11時50分 由司駅


神司「・・・・・」


真勇「・・・・・」


神司「間に合うかコレ?」


真勇「さぁな?」


2人は改札口の所に立ち親が来るのを待っていたが、表示が出ており、事故の為少し遅れると映っていた


神司「・・・飯食おうぜ」


真勇「何処でだ?」


神司「さぁ?」


真勇「お前飯食ってる暇無いと思うぞ」


神司「だよな〜」


腹が減ったので昼飯を食べたいが、時間的に神司が間に合わないと考え断念するのだった。その後2人の母親が到着し、直ぐに学校に向かった


12時26分 自動車1-1


自分の教室の前の廊下に着き、置いてあった椅子に4人は座り話していた


神司「はぁ~ 遂に来たか〜」


神司母「何その態度 まさか成績悪いんじゃないでしょうね?」


神司「さぁ~?」


神司母「怪しいな」


三者面談で何を言われるのか分からないので緊張する神司、成績が悪いから逸らそうとしていると考える神司母


真勇母「真勇の方は大丈夫かしら?」


真勇「安心しろよ 多分オール5あるからな」


神司母「流石ね〜 神司も見習いなさい!!」


神司「へ〜い」


そんな話しをしていたら


塩田「お?こんにちは!!」


神司母「こんにちは」


塩田先生がやって来た


塩田「もう三者面談できるので中に入りましょうか!」


神司母「わかりました」


神司「始まるのか〜」


真勇母「いってらっしゃい!!」


真勇「がんば」


神司と神司母は教室に入って行った。教室に入ると真ん中に机と椅子が3つ置かれおり、その他の机などは端に避けられていた


塩田「さてと〜 それじゃしましょうか!!」


その言葉で三者面談が始まるが


塩田「ん?浅田〜 緊張してんのか?」


神司「いえ!」


神司母「嘘つけ!さっきから緊張してたでしょ!!」


塩田「あ!そうなのか!!」


神司(余計な事を言うな!! あぁ〜早く終わられ!!)


神司母が余計な事を言うので、神司は早く終わらないかと思うのだった


塩田「まぁ〜 成績何ですけども」


神司母「はい」


塩田「こういう感じです」


そう言って塩田先生は成績表を渡してきたが


神司「・・・・・」


神司母「う〜ん」


塩田「え~ 普通ですね はい」


神司母「そうですね」


見ると全教科3であり普通過ぎた


神司母「せめてどれか一つは4を取りなさいよ!!」


神司「はい」


塩田「まぁ 授業はちゃんと受けてますからね たまに寝ているけど」


神司母「はぁ~!?寝てるのか!?お前!?」


神司「あぁ〜」


神司(お前も余計な事を言うな!!)


塩田先生の発言に驚く神司母と余計な事を言うなと思った神司


塩田「あ!逸らしたな!」


神司母「他に何かしてませんか?その〜迷惑を〜」


塩田「いや!そこまではしてませんね! それにこの前の球技大会では大活躍していたしね」


神司母「そうなんでか?」


先程の事をフォローする為か、良い事を話す塩田先生


塩田「はい!ソフトバレー何ですけども 浅田君がサーブだけで試合を終わらしたのがありましてね」


神司母「あら!凄いじゃん!」


神司「1試合だけだよ その後直ぐ負けたし」


塩田「まぁ〜 活躍する時は活躍する子ですね!!」


神司母「なるほどね~ ウチのバカがね〜」


神司(そうですか!!)


その後も学校での話は続いていき


12時44分


真勇「そろそろか?」


真勇母「そうね そろそろ終わる頃ね」


真勇と真勇母がそろそろ神司の三者面談が終わる頃思った瞬間


ガラッガラッ


ドアが開き神司と神司母が出てきた


神司母「すみません!ありがとうございました」


塩田「いえいえ!」


神司「ありがとうございました」


どうやら三者面談が終わったようだが


真勇「なんだその顔」


神司「魂絞り取られた」


疲れきった顔をした神司、どうやら三者面談で色々言われたのだろう


真勇母「どうだった?」


神司母「オール3 4が1個位欲しかったわ」


真勇母「なるほどね~」


神司母「それじゃ先に行ってるわ~」


真勇母「はぁ~い」


神司「んじゃ行ってくる」


真勇「あぁ」


そう言うと神司と神司母は何処かに向かって行った。向かった場所は


神司母「ここね!」


神司「へい」


学園祭の時にしか使われることしかない教室だった。2人はドアを開いて入ると


神司母「お〜 一杯ね」


神司「そうだな」


教室中に写真をプリントした紙が貼られており、写真に写っているのは宿泊研修の時の物だった


神司母「さて!アンタが写ってるの探すわよ」


神司「へ〜い」


欲しい写真があったら紙に番号を記入し、入口に居る人に渡して精算すれば後日届くようになっている


神司母「さぁ~て あ!居た!」


取り敢えず神司が写ってる写真の番号を書いていく神司母


神司「ふ〜ん 剛と快斗こんな事してたんだ」


一方神司は自分目線で見れなかった場面の写真を見ていた


神司「ふ〜ん ふ〜ん」


そんな感じで見ていたら


神司母「え~と・・ん?・・・ンンンん!?」


突然神司母が声を出すので


神司「どうしたの? 奇声みたいにあげて」


神司は直ぐに聞いてみると


神司母「アンタ…コレなによ…」


そう言って写真を指挿すので、近づき写真を見ると


神司「なにって…ええええええ!?」


神司も驚いた


神司母「何でアンタも驚いてんのよ!! てかこの子誰!!何で女子とツーショットしてるのよ!!」


そう神司母が見つけたのは、写真は自然散策の時に撮られた、ツーショットだった


神司「あのクソカメラマン!!何してんだよ!!何普通に入れてんだよ!!」


勝手に写真を使われたので、カメラマンにブチギレる神司


神司母「ん〜?この子何処かで?あ!体育祭で足が速かった子じゃん!! いつの間にこの子とそんな関係になったの!」


神司「え~と その〜」


神司母「早く答えなさい!!」


神司「えぇ?」


神司母の威圧に押される神司すると


?「あそこの教室だよ」


?「あら?あそこね」


外の廊下から人の声が聞こえたが


神司「え?まじ?」


神司はその声に聞き覚えがあった。その声は神司が今居る教室の前まで来た


?「ここね!」


?「いい写真あるかしらね」


やはりその声は聞き覚えがあったので


神司(えぇ~ やっぱりかよ!何?アニメかよ!!アニメじゃないって言ってよ!! 嘘だろ〜)


と心の中で言ってたら


?「ん?」


?「どうしたの?」


?「ん〜 知ってる奴が中に居るかも」


外に居る人は何かを感じたようだ


?「あら?お友達?」


?「多分だけど」


そう言ってドアを開くと


神司「あ」


真理「あ やっぱり居た」


やはり真理がやって来た


神司「あ…あははは」


真理「どうしたの?急に変な声出して?」


変な声を出す神司に疑問を持つ真理その後ろから


真理母「真理?お友達居たの?」


真理「うん 居たよ」


真理母も教室に入って来て神司の事を見つけた


真理母「あら!?アナタあの時の子ね!!」


神司「ど、どうも~」


神司母「え?神司?ん?え?ん?え?」


神司母は神司が知らない親子と話しているので驚くと同時に、今目の前に居る子が写真に写ってる子と同じかどうか交互に見て確認すると


神司母「すいません〜」


真理母「あ!もしかして神司君のお母さんですか?」


神司母「えぇ ウチのバカ神司が何かしましたか?」


真理「ふふ」


神司「バカって…」


バカにされてるって呆れる神司とくすくすと笑う真理


真理母「いえいえ!むしろ逆ですよ!」


神司母「え?」


真理母「この前の火曜日にウチの真理が酷い頭痛になった時に 神司君が介護しながら家まで送って来てくれたんですよ!!」


神司母「え?えぇ?」


神司がそんな行動するとは思わないので、驚きの余り声が出ない神司母


真理母「あの後聞いたんですけど 夏休みの時にも従姉妹を助けてくれたと」


神司母「・・・ホントなの神司?」


神司「・・・本当」


神司母「・・・頭何処かにぶつけた?」


神司に何か起きて態度が変わったのかと神司母は思ったが


神司「なに?俺がそんな事をする訳ないと思ってんの?」


勿論何も変わってない


神司母「YES」


神司「あ そう親なのに酷いな」


神司母「日頃の態度が物を言うのよ」


2人が話していたら


真理母「神司君」


神司「あはい」


真理母が神司に話して来た


真理母「この前のお礼する前に帰っちゃったから お礼を」


神司「良いですよ 当然の事をしただけですから」


そうこの前神司は真理を送ったら消えるように帰って行 ったので、真理母はお礼をしたいようだが神司は要らないようだ


真理母「けど」


神司「大丈夫ですから!」


そんな


神司母「真理ちゃんだっけ?」


真理「あ!はい!そうです!」


神司母と真理が話し始めたが


神司母「聞きたい事があるんだけど…」


真理「はい!なんでしょう?」


神司母「…ウチの神司と付き合ってるの?」


神司母が爆弾を投下した


真理「え…」


真理母「・・・そうなの真理!?」


神司「何聞いてんだよ!!」


神司母の発言に驚く3人


神司母「だってそうでしょ?この写真が証拠になるでしょ?」


そう言うと神司母は再び写真を指さした


真理「ん〜? あ…」


真理母「まぁ!?ツーショットなんて大胆ね2人!!」


神司「いや違うから!!ただ話してる所を撮られただけだからね? 真理も言ってくれよ」


弁明をする神司は真理に助けを求めるが


真理(写真あったんだ 嬉しい)


神司「え?真理?」


真理「え? あ~そうだよ! この写真は話している所を撮られたの!」


心の声なのか真理の声が聞こえたので驚く神司と直ぐに我に帰り弁明した真理


神司母「あら?そうなの?それにしては仲良いわね」


真理母「そうですね〜 とても良い写真 2枚買いましょう」


神司母「私もそうしましょう」


真理母「コッチも良いですよね」


神司母「そうですね 2人の自然さが出てますね」


いつの間にか2人は話しながら写真を見始めたので


神司「廊下出とこ」


真理「私も」


神司と真理は廊下に出た


神司「良いのか?写真見なくて」


真理「うん 他の人の写真興味無いから」


真理が写真を見てなかったので聞いてみたが、どうやらいいようだ


神司「そうか」


真理「・・・・・」


神司「なぁ」


真理「なに?」


神司「さっき2人で撮られた写真の時に”嬉しい”って言ったか?」


真理「言って無いよ…」


真理の声で聞こえたので聞いてみるが、真理は言ってないようだが


神司「いや心の中で言ったか?」


口では無く心の中で言ったのかを聞いたら


真理「・・・・言ったよ」


合っていたようで、どうやら心の中で言ったのが聞こえるようだ


神司「なるほど 心の声が聞こえるのか」


真理「・・・もしかしてさっきの聞こえたの?」


少し恥ずかしそうに言ってくる真理


神司「あぁ 聞こえた」


真理「恥ずかしい…」


聞こえたと返されたので真理は顔を赤くなった


神司「取り敢えずさ!この力試したいから 良いか?」


真理「え?うん」


神司「それじゃ!心の中で合図を出して」


真理「合図?」


神司「命令の方が良いか 簡単に…手を動かしてとかな?」


真理「わかった」


そう言うと真理は口を閉じて神司を見た


神司「・・・・・」


真理「・・・・・」


真理(右手を上げて)


神司「!」


スッ


真理の声が聞こえたので声の通りに行動した


真理(下げて)


スッ


真理(今度は左手)


スッ


真理(下げて)


スッ


真理(指4本)


スッ


真理(OK良いよ)


スッ


神司は手を下ろした


神司「合ってた?」


真理「うん合ってた」


どうやら全て合っていたようだ


神司「やっぱり心の声か〜 なら交代してみるか」


真理「え?うん」


2人は交代し今度は神司が伝え、真理が行動した


神司(チョキ作って)


真理「ん…」


スッ


神司(次はパー)


スッ


神司(左手も前に出して)


スッ


神司(右手を1に)


スッ


神司(左手に移動)


スッ


神司(右手に戻して)


スッ


神司(OK)


真理「合ってたの?」


神司「あぁ 完璧」


やはり全て合っており、神司の指示を完璧にこなして居たようだ


神司「口に出さずに心の声で伝えるか〜」


真理「う〜ん」


神司「どうした?」


真理が考え出したので、神司は聞いてみた


真理「この能力はイレギュラーになるのかな?」


神司「え?」


真理の言葉に神司は驚いた。確かにこの能力は能力的にイレギュラーみたいな物になる


真理「だってそうでしょ? この能力は相手の心の声が分かる 詰まり他の魔法とは違う能力…超能力みたいな物よ? だから」


と言いかけた時


神司「そうかな?俺的には…ただの適応能力じゃないのかな?」


神司が話した


真理「適応能力?なにそれ?」


神司「簡単に言えば環境によって対応するって奴だよ 大昔の人間は何もない所から家を作り 村を作った 自分達が住める環境にする為に 俺はこの能力がそれと同じと思うんだ」


真理「・・・前に神司が言ってた…え~と 何タイプだっけ?」


神司「アウェイクタイプ?」


真理「そうそう!それじゃないの?」


神司「ぶ!アウェイクタイプは漫画の話だぜ? 確かに能力は似ているけど 俺達は漫画やアニメのキャラクターじゃない」


真理「それはそうね」


神司「それに作中で主人公が言うんだけど アウェイクタイプは元々人間が持っている能力が環境によって目覚めただけで 誰でも持っている事になってるんだ」


真理「そうなんだ」


神司「詰まりこの能力も同じなら 誰もが持ってるが目覚めてないだけなんだよ もしかしたら俺と真理は少し早く目覚めただけで 数年後には皆使えるようになってるかもしれないぞ」


真理「そうなるとプライバシー無くなるね」


神司「・・・余り目覚めないで欲しいな それに集団頭痛起きたら社会終わるな」


真理「そうね…頭痛が起きるのはやめて欲しいね」


この能力について話し合った所で


真理「あ!そう言えば」


真理が何か思い出しポケットから財布を取り出し


真理「はいこれ!」


一万円札を出して来た


神司「え?」


真理「この前の頭痛薬代と送ってくれた時のお礼! あの後会ってなかったから クリスマスの時に渡そうかと思ったけど今会えたしね?」


頭痛が起きた次の日には真理は登校してたが、中々神司と会えずに居たので、今渡す事にしたようだ


神司「いいって! 当然の事をしたから」


やはり神司は否定したが


真理「駄目!! コレじゃ…」


神司「借りを作るし 時間も取ったからか?」


真理「……」


やはりこの前の件を引きずってるが


神司「気にするな! 時間の方はどうせあの時の帰っても家でゴロゴロするだけだったから普段行かねぇ場所を散歩して気分良かったしな」


神司は別に気にしてなかった


真理「けど借りの方が」


神司「借りの方ならもう予約報酬があるからな」


真理「予約報酬?」


神司「クリスマス遊ぶでくれるんだろ?それで報酬は十分さ! クリスマス暇だったから助かる!」


真理「・・・ほんとにそれで良いの?」


神司「あぁ!俺はそれで十分だ!! その金は他の事に使えよ!」


真理「・・・・わかったわ」


神司「なら!この話は終了!!」


神司は暗い話しは終わらせたかったので無理やり終了させた


真勇「・・・・・」


真勇母「何あの子?神司の知り合いなの?」


真勇「まぁな 知り合いってか彼女に近い」


真勇母「え!? そうなの!?」


三者面談を終えた真勇と真勇母が写真を見に来たが、廊下で神司と真理の2人が話している光景を見て真勇母が驚いた


真勇「たぁく…よぉ」


神司「ん?真勇!終わったのか?」


真勇「あぁ」


神司「成績は?」


真勇「オール5 当然だな」


神司「そうでしょうね」


真勇母「どうも」


真理「あ!こんにちは!」


真勇母は真理に挨拶すると


真勇母「あれ?神司!母親は?」


神司「中に居るよ」


神司に神司母が何処に居るか聞くと教室に居ると言うので


真勇母「そう!んじゃ邪魔にならないように大人は中に入るわ」


そう言って真勇母は子供の邪魔をしないように教室に入って行ったので、3人は話しを始めた


真勇「んで 何話してたんだ?」


神司「あ~ 能力についてかな?」


真勇「能力?」


神司「そうそう 最近何かを感じたり声が聞こえたりするからそれが何なのかをな?」


真勇「この前声が聞こえて行ってみたら真理が居たってやつ?」


神司「そうそう!それ!」


真勇「んで 幻聴だったのか?」


神司「幻聴じゃなくて心の声だった」


真勇「・・・・・はぁ?」


神司「まぁ 普通はそうなるよな」


真勇「当たり前だろ そんなアニメや漫画である設定を 現実でできるかよ!」


神司「なら証明してやる!」


神司がそう言うと


神司「真理!さっきみたいに指示してくれ!」


真理「う、うんわかったわ」


真勇「たぁく そんなのあるわけねぇだろ」


その言葉を聞いた真理は


真理「神司」


神司「え?なに?」


真理「後ろ向いて」


神司「え?後ろ?わかった」


真理の指示で神司は後ろに向いた


真勇「今のじゃねぇよな?」


真理「違うよコレなら目で合図したとか言われないでしょ?」


神司「そう言うことか」


真勇「なるほどな 俺からは見えるって訳か ならここらへんだな」


真理は目で合図されたと思われるので神司を後ろに向けさせ、真勇は2人が見える位置に移動した


真理「良い?それじゃ いくよ?」


神司「OK! 真勇も感じたらやってみろよ!!」


真勇「わかったよ たぁく」


取り敢えず3人は始めた


神司「・・・・・」


真勇「・・・・・」


真理「・・・・・」


3人が喋らなくなったので、静かになる廊下


真勇「・・・・何だよコレ?何も感じねぇぞ」


真勇が言った瞬間


スッ


真勇「ん?」


神司が急に右手を上げた


スッ


真勇「・・・・」


スッ


右手を下げ次は左手を上げる神司 その光景を真勇は黙って見ていた


真勇(真理の方から声は聞こえない 喋ったら流石に分かる距離だ 目で合図は潰してるから反社か? 窓に写ったので合図を?いや神司の奴は頭を動かしてねぇ ならそれは無い)


真勇が考えてる間も神司は指示を受けているようで、手を上げたり下げたり、指で数字の数上げたりしていた


真勇(マジなのか? コイツら感じたりしてたのはこの能力なのか?)


真勇「もういいぞ わかったから」


真理「わかったわ」


神司「終わり?」


真勇「取り敢えず 嘘じゃないってのは分かったらな」


神司「それで真勇も聞こえたり感じたか?」


真勇「何も」


どうやら真勇には聴こえたり感じたりしなかったようだ


神司「そうか~ なら俺と真理だけなのかな?」


真理「他に聴こえたり感じたりしないからそうかもね」


真勇「往々 天才でも手に入れてない能力でイチャイチャするな」


神司「してねぇよ!!」


神司(天才でも目覚めないなんて・・・・遂に天才より上を行ったか!!)


真理「ふふ♪」


真勇「ん?何で笑った?」


神司の心の声を聞いた真理が笑ったので、疑問に思った真勇


真理「だって…天才でもできない事だから 遂に天才の上を行った とか心の声が聞こえたから」


神司「あ…」


真理は聞こえ事を真勇にバラした


真勇「ほぉ~ 天才より上を行ったか〜? 成績では俺が圧倒的な差を出してるのにか?」


神司「はい」


真勇「まぁ 欠陥ありの能力だからなそれ 今のように相手にバレたり 酷い頭痛が起きたり 散々だな」


神司「そ、そうだよな」


話しが逸れたので安堵する神司だが


神司(助かった〜 真理の奴め 余計な事を言うなこのゴリラ!! あ)


真理「ふふ♪」


心の声で余計な事を言ってしまったので、真理の方を見ると笑顔でコチラを見ていた


神司「え~と 聞こえてた?」


真理「うん♪ 私の事をゴリラってね?」


神司「あ~ いいえその〜 シマエナガのように可愛いと」


真理「ふふ♪」


神司「あ…」


ドゴォォォォォォン


真理の一撃が神司に直撃し、学校全体が揺れた


塩田「おん?地震か?」


[少しだけですね?]


塩田「まあ良いか それでですね」


揺れたが地震と思い塩田先生は三者面談を続けた


ピクピク ピクピクピク


いつも通りに神司は足だけ出して埋まっていた


真勇「久しぶりに埋まってるの見たな」


神司「お…おれも…久しぶりに…埋まった…」


真勇「よっと!!」


スポッ


地面に埋まった神司を真勇は足を引っ張って、引っこ抜いた


神司「はぁ~ 助かった」


と言うが頭にはたんこぶができていた


真勇「そのギャグ補正は便利だな」


神司「それは俺も思う それより真理〜さっきのは違うって!!」


真理「ゴリラとシマエナガを聞き間違えるわけないでしょ?」


真勇「そりゃ間違える奴の方がヤバイな」


神司「本当だって・・・ん?」


話してる途中に神司はとある事に気付いた


神司「ちょっと一つ思った事言って良い?」


真勇「ん?」


真理「なに?」


神司「いやさ…長くない?」


そう言って教室の方を指指した


真理「・・・確かに真勇のお母さんは少し前だから分かるけど私達の親は…」


実際神司と真理が廊下に出て、約20分は経って居るのでそろそろ出てきても良い頃だが、一方に出てくる気配が無い すると真勇が


真勇「あぁ こういうのは」


そう言って教室を少し開け3人は、その隙間から中を覗くと


神司母「そうなのよ!!ウチの神司ね!たまにボロボロになって帰って来るのよ! 一体何してるのかね?」


真理母「もしかしたら!!人助けをしているんじゃないのかしら!! ウチの真理も助けたんですから!!」


真勇母「もしかしてウチの真勇もそんな事しているのかしら? まぁ人助けは良い事だからねぇ」


案の定3人の母親は話し合いをしていた


真勇「やっぱりママ会開催されてるぞ」


真理「ほんとね」


神司「なるほどそりゃ遅い訳だ どうする?」


真理「こういう時 邪魔したら印象悪いと思われるからね」


真勇「んじゃ無視だな」


神司「えぇ〜 腹減った〜」


真勇「後で待った代貰ってたらふく食おうぜ」


神司「それは良い考えだな!」


真理「けどコレ…かなり長く成りそうよ?」


神司「・・・死ぬなこのままでは」


真勇「一食抜いただけで死なねぇよ」


母親に少し呆れるながら、3人は待つ事にしたが


13時42分


学校を出て3組の親子は歩いていたが


神司「・・・・・」


真勇「・・・・・」


真理「・・・・・」


神司・真理・真勇の3人は不機嫌そうな顔をしていた


真勇「どうしたの3人とも?不機嫌そうな顔して?」


それもそのはずあれから20分程待っていたのだから、そのような顔になるのは当然である


神司「昼飯は?」


神司母「家」


真勇「待ってたからなんかくれよ」


真勇母「無いわよそんなの」


神司は昼飯を食いたいが家に帰らないと食べれず、真勇も話しが終わるまで待っていたから何かくれと言ったが何も無し


真理「むぅ~!」


真理母「ごめんね!話しが楽しいから夢中になってね?」


真理がムスッとした顔をしたら真理母は謝ったので、その光景を見た2人の親子は


神司「あれしないの?」


神司母「アンタに罪悪感が出ないからしない!」


真勇母「以下同文よ! 真理ちゃんは可愛いから良いけど アンタらは男でしょ!!」


神司母「そうよ!」


真勇「コレが男女社会か」


神司「世の中厳しいな」


そんな事を言いながら由司駅に向かい電車に乗った。そして電車は有倉駅で停車した


14時09分 有倉駅


神司母「それじゃ!!ここで降りるので 失礼します!!」


真理母「あ!そうですか!! コチラこそありがとうございました!!」


真勇母「また何処かで会ったらお茶でもしましょうか!!」


神司母「良いわね!ママ会!!」


真理母「そうですね!!」


いつの間にか仲良くなっている母親達の横で


神司「それじゃな!」


真勇「んじゃ」


真理「うん」


神司と真勇も軽く挨拶して下車するが


神司(クリスマス楽しみにしてるぞ!)


真理「あ…」


真理(うん♪楽しみにしてて♪)


神司「ふっ」


神司の心の声が聞こえたので、真理も心の声で返しそれを聞いた神司はクリスマスが楽しみと思い歩くのだった。しかし神司は知らなかった明日 そしてクリスマスにトラブルに巻き込まれる事を今はまだ…。












次回予告

神司「次回予告 クリスマスイブになり街は賑わいを出していたが 俺と真勇はトラブルに巻き込まれる」


真勇「俺達は因縁を付けられたが無視してやり過ごそうとしたが」


神司「結局いつもの喧嘩に発展するのだが」


真勇「そこにある2人が戦いながら乱入するのだった」


神司「次回 因縁の火はデカイ物 巻き込まれ御免だぜ」
















NGシーン

神司「ふ〜ん ふ〜ん」


そんな感じで見ていたら


神司母「え~と・・ん?・・・ンンンん!?」


突然神司母が声を出すので


神司「どうしたの? 奇声みたいにあげて」


神司は直ぐに聞いてみると


神司母「アンタ…コレなによ…」


そう言って写真を指挿すので、近づき写真を見ると


神司「なにって…何?」


神司は頭に?が出た


神司母「何ってこ…れ?」


指を指した写真を見ると神司とは全く関係ない写真だった


神司母「あ!ごめんこっちだ!!」


[カット!!]


神司「何してんだよ」


神司母「ズレたのよ!! こっち指したのにね?」


神司「はいはい 次行こう!」

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