表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヴァリオスレイ  作者: オンドゥルカムイSR
5/50

パークは危険がいっぱい

西暦2049年 4月23日(金)  有倉駅 4番のりば


7時5分 学生服を着た神司達は、電車を待っていた。しかし今回は向かう駅は、いつもの由司駅ではなく、ウォールスターワールド駅であり、ウォールスターワールドと言うテーマパーク近くの駅である。


神司「まだかぁ 早くこぉい」


真勇「まぁ 焦らず行こうぜ」


快斗「この時間なら、遅れることはないよ」


剛「そうだな!」


神司「そう言うば快斗」


快斗「何?」


神司「ジェットコースターとか乗る時、メガネどうすんだ?」


快斗「ご心配なく、メガネバンドで固定しているから問題ない」


神司「そうなんだ」


そんな話をしていた隣で直貴が


直貴「まもなく 4番のりばに7時16分発 快速 荒木行きが参ります。 危険ですから黄色線の内側まで、下がってお待ち下さい」


駅のアナウンスを真似していた。しばらくして列車が来たので、乗車した。


神司「今日はほぼ休みだな」


直貴「そうだな ウォールスターワールドで遊ぶだけでもんな」


剛「よし 楽しむぞぉ!」


快斗「何乗るか決めてるの?」


剛「それは全部だろ!」


神司「絶対間に合わないに一票」


剛「何だと!?」


直貴「まあまあ 着いてから決めようぜ」


真勇「浮かれ過ぎだろお前ら」


早くも楽しむ気で居る神司達、そしてアナウンスが流れ目的駅のウォールスターワールド駅に着いた。列車を降り改札口を通って駅を出た。


集合場所は、パークから少し離れた駐車場であり、そこで全校生徒が集まる様になっていたので神司達は向かった。着くと教員と生徒が数十名ほど集まっていた。


神司「まだそんなに居るわけないか」


真勇「まぁ そうだろうななんせ 今7時34分だぜ 集合時間は、9時早すぎるぜ」


剛「何が起きるか分からんから早めに出るのが良いんだぞぉ!」


直貴「似しては早すぎたな、後1時間20分待たないといけないぞ」


真「ほとんどの生徒は 今頃家を出た頃だろうな」


快「とりあえず 担任に合って出席確認してもらおうか」


そう言うとそれぞれの担任に会い、出席確認をしてもらい再び集合した。


神司「んで どうするこの時間?」


真勇「そりゃ スマホ使って退屈しのぎだろ」


直貴「だな」


剛「他はないのか?」


真勇「ねぇよ」


快斗「それしかないもんね」


やはり早すぎたので、退屈しのぎにスマホを使って時間が経つのを待っていた。8時20分になった頃に、教員達が声を掛け始め、学年クラス事に列を作るように指示をし始めたので、神司達はスマホ辞めてそれぞれのクラス列に並ぶのだった。


9時になり、全校朝礼が行われ校長先生の挨拶、パーク内の注意事項確認などを行い、生徒一人一人にパーク用のリストバンドを渡していた。


神司(よくある内部にチップが入ってる奴か)


受け取り手首に付けリストバンドを眺める神司、QRコードが見当たらないので、内部にチップが入っており入場時にかざすことなく通る事ができるようだ。


リストバンドを配り終えると、三年生から順番にパークに入場し始めた。しばらくして神司達のクラスも入場するのであった。


ウォールスターワールドは、惑星をモチーフにしたテーマパークで、惑星の名を関したアトラクションが多数あり、ジェットコースター・観覧車・ウォーターボートなど様々ある為、家族で訪れる人が多い


神司は入場し終えると、真勇達と合流しパークを回り始めた。


神司「さてと どれから行きますか?」


真勇「人気な奴は最後にするか」


直貴「どうせ今行ってもほとんどの人が行ってるもんね」


剛「一番の楽しみは最後にか」


快斗「取り敢えず今なら エウロパジェットボートが空いてるよ」


神司「んじゃ それ行こうか!」


神司達は、エウロパジェットボートに向かった。向かうと快斗の言った通りに、人はおらずスムーズに乗ることができた。


エウロパジェットボートは、水流式のアトラクションであり、最大6人乗りのボートでコースを一周するだけで小さい子もでも乗ることはできるが、途中で水流が強い所がある為、濡れることが多く最悪の場合全身びしょ濡れである。一様カッパが渡される。


神司達はカッパを身に着け、ボートに乗り込みベルトをして係員がチェックを終えるとアナウンスが流れた。


係員「皆さんカッパは身に着けましたか?」


一同「ハイ!」


係「ベルトもちゃんと付いてますか?」


一同「ハイ!」


係員「それでは皆さん、エウロパジェットボート楽しんで来てください」


ビィィィイ


ガタガタガタガタ


係のアナウンスを終え、発進ボタンを押した。ブザー音が鳴り、ボートしたのローラーが動き始めた。


神司「きたきたきたー!」


剛「うぉぉぉぉお!」


直貴「もうすぐ水流です。ご注意下さい!」


真勇「楽しそうだなお前ら」


快斗「メガネ取ればよかったかも」


神司と剛ははしゃぎ、直貴はカーナビのものまね、

真勇は3人を見ており、 快斗はメガネの心配をしていた。


ザバァァァン


ボートが水流に入った事でスピードが増し、ボートは波を打ち揺れ始め、水飛沫を上げる。


神司「おうおうおうお 冷た!」


剛「おぉ 揺れるなぁ! だはっははは!」


直貴「まもなく右方向 続いて左方向です」


真勇「中々速くていいな」


快斗「うわぁ メガネに水飛沫がぁ」


ボートは進んで行き、水流が強くなる所に差し掛かった。


ザバァァァン ザバァァァン


先程より、揺れ強くなりボートが更に揺れる。


神司「うぉぉぉぉお すげぇぇ揺れるぅぅ!」


剛「だはぁぁぁぁは!」


直貴「まもなくぅぅぅ 右ぃぃぃほぅぅぅ」


真勇「すげぇな揺れる揺れる」


快斗「メガネがぁ メガネがぁ 前が見えないぃ!」


ボート内は、真勇意外騒がしい声を上げていた。その間にボートはゴールに着きそうになっていた。


神司「もうすぐ ゴールだな」


剛「終わるのかぁ 中々楽しかったぞ」


直貴「まもなく目的地です。ルート案内を終了します。」


真勇「直貴お前まだそれ続けていたのか」


快斗「メガネ拭きたい 早く!」


終わりが近く水流も弱まったり、話をしていたら


ザバァァァァァァン


神司「へ?」


ビシャャャ


まさかの波が、神司に直撃した。


神司「え? 何で?」


真勇「あーなるほど いなかった理由てこれか w」


剛「確かに濡れてから他のアトラクション行きたくないな w」


直貴「お疲れ様でした w」


神司「何?どうしたの?それよりもメガネ拭き!」


波でびしょ濡れになった神司、その姿を見て笑う真勇・剛・直貴、メガネが濡れてそれどころじゃない快斗

ボート内は騒がしくなりながらゴールに到着した。


ボートを降りた神司達は 話をしていた。


神司「うわぁ かなり濡れた」


真勇「運が悪かったな」


直貴「そうそう」


剛「そんなに濡れるのかぁ?」


神司「中は問題ないけど、外が大ダメージ」


剛「なるほど」


快斗「よし メガネ拭き終了 神司はどうするのそれ?」


神司「しかないから こうやって乾かす」


そう言うと、手のひらから火を出すと、学生服に近づけ乾かし始めた。


神司「これなら乾かせるだろ」


剛「なるほど それなら乾かせるなぁ」


直貴「こう言う時に便利だな」


真勇「服燃やさんようにしろよ」


神司「分かってるよ さてと乾かしながら次行くか!」


快斗「なら遊ぶ次いでに服を乾かせるいい所あるよ」


神司「いい所?何処だ?」


快斗「ここの ビーナス ザ ファイアだよ」


神司「どんなのなん?」


快斗「火を使ったジェットコースターだね」


真勇「面白そうだな」


神司「そんじゃ 行きますか」


そう言うと神司達は、ビーナス ザ ファイアに向かった。


ビーナス ザ ファイアは、室内にあり、ジェットコースターの通りに火を使用してあり、火の壁やカーテンなどが道中ありそこをジェットコースターが駆け抜けて行くアトラクションである。


乗り場に着くと、前に数人並んでたくらいでこれまた、すぐに乗れた。ジェットコースターに乗る神司達 

席は、神司と真勇 剛と直貴 快斗は別の人になった。


安全レバーが降りてきて、係員がチェックし、安全確認を終えアナウンスを始めた。


係員「本日は ビーナス ザ ファイアにご乗車していただきありがとうございます。火を使ったアトラクションぜひ楽しんで下さい!」


ビィィィイ


ガタゴト ガタゴト


係員がボタンを押し、コースターが動き始めた。


神司「火を使ったて、どんなのかな?」


真勇「火の壁とかじゃね」


神司「なるほど」


そう言ってるとコースターのスピードが上がり、Gが少しかかる。


神司「そろそろ来るか?」


真勇「だろうな」


その言葉通りに、ジェットコースターの周りを火が飛び交う


神司「おぉー すげぇな」


真勇「綺麗だな」


2人は見惚れていると後ろから声が聞こえる。


剛「のわぁぁ すげぇな!」


直貴「燃えてるな!」


どうやら剛と直貴がはしゃいでいるようだ


快斗(楽しいけど隣知らない人だから声出せないな)


一方快斗は隣が知らない人なので声を出さないようにしていた。


コースターは進んで行き、最後の火を壁を通り抜けゴール着くのだった。


コースターを降りた神司達、コースター感想を話していた。


神司「途中の火柱が出る所あそこが良かったな」


真勇「あぁ 俺はその後の火の鳥が良かったな」


剛「俺もそこが良かったな」


直貴「確かに良かったな」


快斗「俺は最後の火の壁が良かった」


真勇「それで神司 服乾いた?」


神司「え~と 少しは乾いたかな?」


真勇「まぁ 乾くと思ってないけど」


神司「そうだよね〜 取り敢えず火で温めるか」


やはり乾くわけもなく、神司達は次のアトラクションに向かうのだった。服も乾き終えた頃にアナウンスが流れ、一度集合する事になった。


全校生徒が再び集まると、先生が昼飯について説明し始めた、そう時間はもう12時になっていた。昼飯を食べていい場所の説明が終わるとその場で解散した。


空いてるテーブルを見つけ、そこで昼飯を食べ始める神司達、食べながら今後の予定を話していた。


真勇「で 食べ終わったらどうする?」


神司「どれ行くかによるな」


直貴「それならさ観覧車はどうだ?」


剛「いいなパーク全体見えるからなぁ!」


快斗「そうだね パークを見てそこから乗るを決めるもありだね」


真勇「OK 決まりだな」


神司「それじゃ早く食べ終えますか!」


そう言うと神司達は、急いで食べ終えると観覧車に向かうのだった。


観覧車に着くと神司達はある事に気付いた。


神司「あれこの観覧車4人乗りだ」


真勇「1人だけ余るな いや1人で乗ってもらうか」


剛「んじゃ 誰が乗るかだ!」


快斗「俺はさっき1人になったから俺以外で」


快斗先程のビーナス ザ ファイアで1人になっている


直貴「そんじゃ快斗以外でジャンケンする?」


真勇「だな それじゃ行くぞ」


神・真・剛・直「ジャンケン ポン」


4人はジャンケンをした、結果


真勇「パーク全体が、よく見えるな」


剛「いい眺めだ」


快斗「確かにね」


3人が話していると


直貴「あちらに見えますは、ウォールスターシップで、このテーマパークで一番人気のアトラクションです!」


直貴がパンフレットを見ながらまるで、ガイドの様に喋っていた。


一方、ジャンケンに負けた神司は


神司「何か寂しいし、少し怖いし、なんでこう言う時に限って負けるんだ?」


1人でぶつぶつ言いながら乗っていた。


一周し終え降りた神司達は、観覧車を後にし次はどうするか話しながら歩いてるとゲームコーナーが見てきた。


すると


バシュュ


かなり速い球がネットに当たる音が、少し距離のある神司達に聞こえた。


係員「せ・・成功です おめでとう」


?「凄いじゃん 全部倒したよ!」


?「やったね!」


見ると係員が驚いた顔で話し、景品を渡していた。


神司「何だ?」


真勇「野球部の奴がしてんじゃねえの?」


直貴「かなり速い球だったな」


剛「少し距離のある俺達に、聞こえるくらいだからかなりの腕の野球部員だな」


快斗「もしかしたら野球部のエースかな?」


そう言うってたら声が聞こえた


?「すみませんもう一回いいですか?」


その声に聞き覚えがあった神司は、直ぐに正体がわかった。


神司「まさか?」


真勇「ん?どうした?」


神司は恐る恐るゲームコーナーに近づくと、そこにはボールを持つ真理の姿があった。


神司「やっぱり」


真勇「あぁ なるほどそれなら納得だわ」


先程ほどの音に納得する2人には直貴達は


直貴「あれ あの子ってこの前の」


剛「そうだ 神司と勝負した子か」


快斗「ちょっと待って 彼女が投げてたの?」


どうやら3人は、この前の神司が投げられたのを見て無いようだ


真勇「なぁ 野球部より速い球を投げ、人を持ち上げるほど力を持つ女子は何て言うんだ?」


神司「そりゃ 怪力ゴリラ女だろ」


ボコォォォォ    ドサァ


真勇「え?」


剛・直・快「へ?」


真勇を見ながら発言してた神司の顔に、突然ボールが直撃し神司はその場に倒れた。それを見た4人は唖然とした。


真勇「おい 大丈夫か?」


剛「神司ぃ!! 死ぬなぁぁ!!」        


ぶんぶんぶん


チーーン


剛が胸ぐらを掴み揺らすが、神司に反応がない


直貴「これは もう手遅れです」


快斗「いや 気絶してるだけだよ」


そんな話をしていたら


真理「こっちから変な言葉が聞こえたら、投げてみれば バカに当たったようね」


真理が近づいて来てた。


剛「お前ぇ! 神司が死ぬには早すぎるだろ!」


真理「へ?」


直貴「そうよ 家の神司は私に親孝行するって うぅぅ」


真理「え? はぁ!? 何言ってのあんた達、てかあんた何で女声出してんの?」


快斗「だから死んでないって」


神司が死んだと思って涙を流す剛 何故か神司の母声で泣く演技をする直貴 そして死んでないと言う快斗の3人


一方真勇は、真理に近付いて


真勇「あの」


真理「何よ」


真勇「大当り」


真理「はぁ!?」


真勇「こちらの景品どうぞ」


そう言うと気絶している神司を持ち上げ渡そうとした。


真理「要らないわよ!そんなの!」


真勇「あ そう」


ドサ


神司「んがぁ」


落とした衝撃で、神司が復活した。


神司「あれ? 俺は確か そうそう怪力ゴリィィィ」


ガシィィ ギチギチ


真理「それを言うな わかったわよね? ね?」


神司「言いませんごめんなさい 痛い フィンガァ」


神司の頭を掴み持ち上げる、真理にひたすら謝る神司だった。


真理「ふん じゃあね」


ドサ


神司を離すとボールを拾いゲームコーナーに戻っていった。


神司「痛すぎる 痛いよ ぐすん」


真勇「災いは口の元だな」


剛「それにしてもなんて力何だ」


直貴「剛より力ありそうだな」


剛「何ぉ!? と言いたいとこだが、確かにありそうだな」


快斗「それより早く移動したほうがいいよ」


神司「うん 行こう すぐ行こう ぐすん」 


そう言うと直ぐさま移動した。


移動した先は、巨大迷路ジュピタースクランブルであり

この迷路はチーム戦になっており、煙で満たされた迷路からいち早脱出したチームの勝ちで、勝ったチームには景品が貰えるアトラクションである。


神司達は参加するとそこには、多分先輩と思われる学校の生徒達がいた。するとアナウンスが流れ説明を始めた


係員「ルールとしては脱出するだけです。ただし他の参加に妨害や攻撃は禁止です。」


神司「取り敢えず脱出すればいいのか」


真勇「だな」


剛「勝っぞぉ!」


直直貴「そうだな勝つぞ!」


快斗「なるべく頑張るよ」


係員「今回は3チームで行います。それではレディィィ ゴォー!」


ビィィィイ


扉が開き進める様に、なった為神司達は急いで迷路に入った。入ると煙で満たされ視界も見えないほどである。


神司「見えねえな」


真勇「まじで見えねえな」


剛「慌てるなこう言う時は壁を伝っていくんだ」


直貴「迷路だから、その手は使えるのかな?」


快斗「取り敢えず頑張って進もう」


取り敢えず進んでみるが行き止まり 行き止まりと進んで後退を繰り返していた。すると


神司「くそぉ 出口が影も形もないな そうだろ真ぉ」


後ろを見るが真勇がいない、それどころか剛・直貴・快斗も居ない


神司「へ? ヤバイなこれは孤立した どうしよう」


考えていたら


ドカァ


神司「うがぁ」


後頭部に痛みが走る 振り向くと知らない顔の男子が立っていた。よく見ると同じ学生服なので、違うクラスまたは学年の人だろう


学生1「わりぃな 目障りだから殴った へへ」


神司「お前 なんのマネだ ルールで攻撃するなって言ってただろ」


学生1「知るかよ 取り敢えず邪魔たから寝とけぇ!」


神司「くぅっ」


ドカァ 


神司「がはぁ」


殴られそうになったので、避けとしたが先程の後頭部の攻撃が残ってたので反応が遅れてしまい、腹に食らってしいダウンしてしまう


学生1「よっわ 雑魚は地面でも見とけ」


神司「うぅぅ」


学生2「おい何してんだ早く行こうぜ」


学生1「おうちょっと待て  あった目障りだい貰うぜ」


そう言うと神司の内側胸ポケットから財布を取り、そのまま去った。


神司「くっ くそぉ」


神司は立ち上がり、後を追うすると前から人が来たので構えると


?「神司か?」


聞き慣れた声だった


神司「真勇か?」


真勇「いた 逸れたから探したぞ 大丈夫か?」


神司「あぁ それよりも」


神司が発言している途中に真勇が何か渡してきた


真勇「それと ほれ」


神司「え? 何でこれを」


真勇が渡してきたのは、さっき学生に取られた財布だった。


真勇「いやさ お前探してる時に、その財布持ってる奴を見つけてお前から奪った事が聞こえたから、こっそり近づいて気絶させた」


神司「気絶?」


真勇「そう 気絶」バチバチ


神司「なるほどありがとう」


どうやら真勇は、スタンガンのように電気を使用して、気絶させたようだ


神司「で どうすればでれるの?」


真勇「付いてこい 実はさっき出口見つけた」


神司「そうなんだて 剛達は?」   


真勇「あぁ あいつらなら先に出口行ったから大丈夫」


神司「そうか」


神司と真勇は出口に向かうのだった。


剛「遅いぞぉ!ふたりとも」


直貴「そうだそうだ」


快「快斗2位だね」


神司「ごめん 俺が迷子になったせいで」


真勇「まぁ攻めんなよ、こっちはこっちでトラブルがあったし」


剛「トラブル何だ?」


直貴「何かあったの?」


真勇「後で教えるからな 行こうぜ」


そう言うとジュピタースクランブルを出るのであった。


昼飯を食べた場所に着きジュピタースクランブルであった事を話すと剛が


剛「許せん そいつら取っちめてボコしてやる」


直貴「そうだぜ そうしないと気が収まらない」


快斗「でもそうしたら逆に何かされそうじゃないかな?」


そう言うと真勇が


真勇「安心しろって、既に手は打ってる今頃教員達がしっぴいてるから」


神・剛・直・快「へ?」


真勇「こっそり連絡しといたから安心」


剛「それならいいが」


真勇「まぁな仲間に手を出すなら容赦しねぇよ」


神司「あんがとな」


直貴「それにしても今日はついてないな神司は」


神司「え?」


直貴「だってそうだろ? びしょ濡れになる ジャンケン負ける 女子にボコられる そして知らねえ男子にボコられる。まじでついてないな」


剛「確かについてない」


神司「今日は運がないのか はぁ~」


快斗「運なのかな?」


真勇「気分上げようぜ よし今からウォールスターシップに行くぞ」


剛「おぅ 待ってました!」


直貴「よし 楽しみだ!」


神司「よし気分上げて行くぞ!」


真勇「それじゃ行くぞ!」


快斗「楽しもう!」


ピンポンパンポーン


その瞬間パーク全体にアナウンスが流れて来た。


係員「本日は ウォールスターワールドにお越しいただきありがとうございます。ご来場の皆様に大変ご迷惑おかけになりますが、ウォールスターシップに異常が発生した為本日は運休となります。」


神司「んがぁ!?」


剛「だぁ!?」


直貴「あらぁ〜!?」


ズコー


アニメの様にコケる3人


快斗「え~ 残念だな」


真勇「まじかよw お前今日ヤバイなw」


神司「何でだよ 今日運なさすぎだろぉぉ!」


残念がる快斗 笑いながら神司を見る真勇 そして運の無い神司はただ叫ぶしかなかった。



次回予告


神司「はい 次回予告始まりますよ」


真勇「あらすじ 休日になり平穏な時間を過ごしていた神司達だったが、直貴母の店手伝いをさせられる。」


神司「この前逃げたからな」


真勇「店を手伝うが、ひょんな事で客とトラブルに」


神司「そうなんだ」


真勇「そしてまさかのパワードスーツ同士の戦いに発展?」


神司「血の気多いでしょ」


真勇「次回  食事で力を 粗末は罰を」


神司「お楽しみに」


真勇「何かテンション低くね?」


神司「気にしないで疲れただけだから」


真勇「そうか」






NGシーン

ピンポンパンポーン


その瞬間パーク全体にアナウンスが流れて来た。


係員「本日は ウォールスターワールドにお越しいただきありがとうございます。ご来場の皆様に大変ご迷惑おかけになりますが、ウォールスターシッ・・・・」


ピンポンパンポーン


[カット!!www]


神司「www」


剛「何今のw」


直貴「急に終わったwww」


快斗「放送強制終了www」


真勇「面白い過ぎだろwww」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ