ヴァリオス機動
西暦2049年 4月17日(土) 朝9時
神司達はおやっさんの整備工場隣の秘密基地にいた
快斗「違うそっちじゃなくて コッチのパーツ」
剛「何ぃ!? こっちじゃないのか」
快斗「それは左手の奴」
剛「同じじゃねえか!」
快斗「左右逆になるだろ 銃も見がそっくりでも構造が違うと同じだよ」
剛「そうか なるほど」
剛と快斗がパワードスーツのメンテナンスをしている。
その横で神司はアニメの曲を歌いながらパワードスーツを拭いていた。
神司「今日で命が 燃え尽きるとしても」
そうこうしてると
直貴「I'll be back」
真勇「ただいま」
と真勇と直貴が買い出しから、帰ってきた。真勇は普通だったが、直貴は何故か昔の海外映画のセリフを言っていた。
神司「おかえりどうだった?」
真勇「合ったぞ ほら」
と渡してきたのはチョコモナカアイス
神司「よし 糖分補給の時間だな 手を洗ってくる」
そう言うと手洗いば向かうのだった。
真勇「剛 快斗 アイス食べようぜ」
剛「おう」
快斗「一旦 休日するか」
そう言うと剛と快斗も手洗い場に向かうのだった。
アイスを食べながら話す神司達
快斗「とりあえずあと少しで 二号機のメンテナンスが終わる そしたら次は三号機だな」
直貴「俺のか 手伝うぜ」
快斗「当たり前だろう お前が使うんだから」
直貴「そうですよね〜」
真勇「と言う事は、メンテナンス終わったのは一号機だけか」
快斗「そうだよ 何せ他のパワードスーツとは違って、メーカーパーツとジャンク品で作られてるからね」
神司「まぁ その分オリジナル感出てかっこいいけどね」
神司達が話すパワードスーツ
PS-MXS079-(01〜05)ヴァリオス 設計者 快斗
頭頂高 158〜182cm (高さ調整できる)
本体重量 約70kg
内部構造 フレーム式
最大荷重 約1000kg
稼働時間 約20時間
これは、神司達が一から作ったパワードスーツであり、プロトタイプヴァリオスを経て完成した。従来のよりも性能高く 各部にハードポイントがあり状況に応じて換装することも可能と、ミキシングタイプにしては完成度が高すぎる。また、形式番号はトップメーカーである榊重工業から貰っている。次世代テスト機にも選ばれており、データなどを渡している。その代わり試験パーツを榊からもらっており現在そのパーツを換装中
剛「今回のパーツでどれだけ上がったんだ?」
快斗「動かさないと 分からんからね 予想だと良くて5%悪くて1%くらいかな」
剛「低いな!」
直貴「そう簡単に上がるもんじゃないからな」
真勇「そうだぜ そう簡単に上がったら、市場はメチャクチャになるぜ」
神司「データ採取て、ロボットアニメでよくある実験部隊的な奴だな、どうせ モルモットですよ俺達は」
試験運用してデータ採取をする。ロボットアニメでよくあることだと神司は言った。
休憩を終えると再びヴァリオスのメンテナンスを始める神司達 快斗が的確に指示をしながら全員で作業したので予定より早く終わるのだった。
快斗「よし終わりだな」
直貴「疲れた」
剛「腹減ったぞ」
真勇「12時過ぎてるもんな」
神司「なら 昼飯食べに行こうぜ」
剛「何処にだぁ?」
と聴かれたので
神司「そりゃ いつもの所」
と返すのであった
真勇「だよな 行くか」
そう言いながら神司達は秘密基地を出て、昼飯を食べに行くのであった。
5分ほど歩き着いたのは、個人店の食堂でありその中に入って行った。
直貴母「いらっしゃい て何だあんた達か」
そう言ってきたのは、直貴の母であり、ここは直貴の母が経営する食堂であった。
直貴「何だじゃないだろ 母さん」
真司「そうそう 飯を食いに来たんだから」
剛「俺 腹ペコ」
快斗「そうだね」
神司「早くしようぜ」
それぞれ発言しながら席に着くのであった。
直貴母「で 何するの?」
聴かれたので
一同「いつもので」
と返すした
直貴母「だろうね 分かったよ待ってな」
直貴の母はそう言って厨房に戻っり、料理をし始めた。
しばらくしてテーブルに料理が置かれ行き、神司はとんかつ定食 真勇と剛は生姜焼き定食 直貴は唐揚げ定食
快斗はチキン南蛮定食と彼らがいつも選ぶ定食が置かれた。
一同「いただきます!」
神司達は昼飯を食べるのであった。しばらくして食べ終わるり、会計をして終えると直貴の母が
直貴母「あんた達 今から暇かい?」
と聴かれたので
神司「ちょっと用事があって」
神司が発言すると皆もうんうんと頷く、勿論この後用事など無いが、神司達は分かっていた 店の手伝いをしろと
直貴母「本当かい? 何か怪しいけど」
感が鋭い、怪しまれないようにしなければと神司がそう思っていたら真勇が
真勇「おやっさんから整備場の掃除を頼まれてんの」
直貴母「あら それは残念」
真勇が上手く誤魔化してくれ、食堂を後にするのだった
同時刻 場所は代わり神司達の秘密基地から一キロほど離れた 工事現場そこでは新しい道路を作っており、人間とAiロボットが作業していた。
モブ1「よぉし 休憩取れよ」
モブ2「待ってください、もう少しで終わるんで」
モブ1「休憩しろって、後はAiロボットに任せればいいから」
モブ2「しかし」
モブ1「俺たちは人間休まなないと倒れちまう だがあいつらはロボット バッテリー切れしなけりゃ倒れやしない 詰まりあいつらに任せればいいだよ」
モブ2「分かりました」
言われるがまま、作業員達は休みに行くのであった。
作業員達が休みに行ったる間 Aiロボット達は作業をしていると、1台のロボットがおかしな行動をし始めた。
作業を辞め辺りを見回していた。するとある物の見つけた。 それはロードローラーだった ロボットはロードローラーに近づくき運転席を見る。 キーは付いており動かせる状態と確認すると、乗り込みエンジンを掛け運転し始めるのであった。
モブ2「あれ 何かロードローラーを音きこえません?」
モブ1「あ? 本当だな聞こえるな さっきまで聞こえてなかったぞ」
休憩していた作業員達は、ロードローラーのエンジン音が聞こえた為何かおかしいと異変に気付いた。 急いで現場に戻ると、ロードローラーが辺りの物を破壊している光景を目の当たりした。 しかも運転しているのがAiロボット信じられなかった。
モブ2「ど・・どうするんですか?」
と焦りながら聴いてくる
モブ1「え あ 警察だよ!警察!」
我に返りスマホで警察に通報しようとしたら、
モブ1「もしもし警さ」 ドゴォ
モブ2「え」
電話してた作業員が倒れた、見るとステンスレーキを持ったAiロボットが立っていた。
モブ2「うわぁぁぁ あ」
と逃げようとするが周りを見ると、Aiロボット達がこちらを見ている。そしてどんどん近づいて来る。
モブ2「ちょっと待ってくれ頼む 待ってくれぇぇ」
必死に叫ぶが、Aiロボット容赦なく襲いかかるのであった。
神司達は再び秘密基地に戻ると、今度はヴァリオスの稼働テストを始めた
快斗「それじゃ 一号機とニ号機から動かすよ」
神司「よし それじゃやるか」
剛「おう!」
そう言うと二人はそれぞれパワードスーツ入り込む、入り方は胸部の装甲が開いておりそこから入り込む
神司「胸部装甲クローズ」 ガチャ
神司がそう言うと胸部装甲が閉まった。
神司「一号機起動」 キュィィィィ
モーターなどの音が鳴り、頭部バイザーに光が灯りそこにはパワードスーツの状態が映ており、稼働時間・破損状態などがバイザー端に映る。
起動完了し立ち上がる一号機そして、その横に居た二号機も無事起動立ち上がった。
直貴「おぉ~ いいね」
真勇「無事起動したな」
快斗「それじゃ 動き回ってみてよ」
と言われたので
神・剛「了解!」
そう言うと二人は動き回りだした。 問題なく動いており、異常は認められなかった。
神司「問題なく動くぜ やっぱ楽しいな」
剛「こっちも問題ないぜ とぉう!」
快斗「それは良かった」
と言っていると後ろから
阪本「お ヴァリオス動かしてんのか」
おやっさんが秘密基地に入って来た。
快斗「おやっさん 車の方は終わったの?」
阪本「まぁな お前達もメンテナンス終わったか」
快斗「うん 今稼働テスト中」
阪本「ほぉ やっぱりよく動くなコイツは」
快斗「まぁね」
話をしていると
真勇「これ終わった後 三号機 四号機 五号機も稼働テストするのか?」
快斗「勿論 いざという時に動かなかったら元も子もないからね」
真勇「分かったよ」
そう返すのであった。 しばらくして一号機と二号機の稼働テストが終わり、神司と剛は休憩していた。
神司「やはりいいなヴァリオスわ」
剛「そうだな 少しはいい運動になるからな」
快斗「お疲れ様 水分取った?」
神司「取ってるよ」
剛「おう 水分は基本だからな」
真勇「ほんじゃまぁ 次は俺達だな」
直貴「そうだな 動かすぞぉ」ウィィン
とロボット真似をする直貴
神司「トイレ行ってくる」
真勇「行ってら」
秘密基地出て整備工場のトイレに向かった。トイレ終え戻ろうとするとおやっさんが険しい顔をしていた。
神司「おやっさんどうしたの?」
聴いてみた
阪本「うん? あぁ 今ラジオを聞いてたら直ぐ近くでAiロボットが暴走しているて、情報が入ってな」
神司「え? マジで」
阪本「あぁ 畑川方目で、ここから一キロほど離れた工事現場だ」
神司「状況は?」
阪本「聞く限りまだ警察は着いてないだろなぁ」
神司「・・・・・」
話をしていたら
剛「どうしたぁ?」
剛がやって来た
阪本「いや Aiロボットが暴走しているらしい」
剛「何だとぉ! 警察はどうした 警察は」
神司「まだらしい」
剛「くそぉ こうなったら俺が行ってやる!」
阪本「アホかぁ 行ったら返り討ちに合うだけだぞ」
剛「しかし」
剛の言葉を聴いて神司はとある事を思い付いた。
神司「それだ剛 良いこと思い付いたぞ」
剛「何がぁ?」
神司「俺達が行くのさ」
と言うとおやっさんは
阪本「バカかぁ さっき言っただろ行っても返り討ち合うだけだって」
発言したが神司はニヤリとしながら言った。
神司「大丈夫だよ ヴァリオスを使えばなんとかなるさ」
阪本「!?」
剛「使うのかぁ! ヴァリオスを!」
神司「あぁ これなら逆に返り討ちできるぜ! どうだぁおやっさん?」
おやっさんは少し考え
阪本「ふぅ わかった行くか」
神司「よし そんじゃおやっさんトラックお願い 行くぞ剛」
剛「おう!」
そう言うと神司と剛は急いで秘密基地に向かった。
秘密基地に入ると真勇達がヴァリオスに入ろうとしていた。
真勇「どうした? 今から稼働テストを始めるけど?」
神司「稼働テスト中止!」
真勇「はぁ!? 何でだよ!」
直貴「そうだぞ 何でだよ!」
聴いてくるので、神司は
神司「ヴァリオスを実戦テストするだよ!」
と発言した為、真勇は困惑した。
快斗「どうして? なんと戦うのさ?」
神司「Aiロボットさ 暴走している奴がいるらしい」
真勇「なるほど そいつを倒しに行くのか」
神司「そう言う事」
直勇「それ 早く言えよ」
快斗「データが取れるならいいか」
皆納得したので、急いで用意を始めた。
直貴「よし行くぜぇ!」
勢い良くヴァリオス三号機を動かそうとする直貴に 快斗が
快斗「稼働させるのは、一号機と二号機だけ」
直貴「何で?三号機も動かせるだろ」
快斗「稼働テストしてない為 行って動かせなかったら 邪魔だ 一号機と二号機は稼働確認できてるから」
直貴「それは そうだな」
直貴はヴァリオスから出るのであった。
神司「よし 胸部装甲クローズ 一号機起動」
剛「胸部装甲クローズ 二号機起動だぁ!」
キュィィィィと起動音がなり、一号機と二号機が起動した。
快斗「今更なんだけど、まだ武器はないけど大丈夫?」
神司「いけるさ ヴァリオスの性能なら」
剛「大丈夫だぁ!」
そう言うと秘密基地のシャッターを開け表の道出た。
既に表の道には、屋根付きトラックが止まっており、おやっさんが待っていた。
阪本「何してる! 早くしろぉ!」
おやっさんが言ってきたので
神司「はい」
そう言うと一号機と二号機は荷台へ 真勇・直貴・快斗は車内乗り込むのを確認したらおやっさんは発進し、 現場に向かうのだった。
暴走現場では、警察官である長田と部下の佐間が来たがロードローラーが暴れ回っているので無闇に近づく事が出来ず、更には他のAiロボットが工場道具を持って暴れている為、どうすればいいのか分からずほとんど見ているだけである。
長田「どうすれば いいんだよ」
佐間「近くの住民の避難完了しました」
長田「ご苦労」
佐間「あの〜」
長田「何だ?」
佐間「魔法使用すればいいんじゃないんですか?」
と言われた確かに魔法使用すれば、止められるが
長田「バカぁ そう簡単に使って収まると思うか?だいいち俺は魔法使えねぇぞ」
佐間「自分もです」
長田「じゃあ 何で言ったんだよぉ!」
佐間「いえ そっちの方が楽だと思いまして」
長田「楽してんじゃねぇ!」ボコォ
そう言われゲンコツされる警官2
佐間「痛って すいません」
長田「一様応援は呼んだが、さてどうしたものかね」
応援を呼ぶもこの状況が変わるかどうか
長田(やはり魔法使える奴を呼んで対処するか、それとも)
そう考えていたら
ブロオオオオ
エンジン音が聞こえ方を見るとロードローラーがこちらに向かって来ていた
長田「ヤバイ! 逃げろ!」
佐間「うわぁぁぁ」
ガシャッッッ
ロードローラーが通り過ぎていった、長田と佐間は避けれたが、停めていたパトカーペシャンコに潰されてしまった。
佐間「パトカーがぁ」
長田「それよりも自分の身を考えろ くそぉ ん?」
暴走するAiロボットに何もできない状況が続いてたが、 そこに1台の屋根付きトラックがやって来た。
長田「何だぁ おいここは危ないぞぉ!」
阪本「なぁに 手助けしに来たんだよ」
長田「阪本さん!?」
佐間「知り合いですか?」
長田「昔刑事やってた先輩だ」
佐間「そうなんですか!? どうも」
話しているとトラックの荷台から2体のパワードスーツが姿を現した。
長田「何だぁ パワードスーツか?」
佐間「見たことないタイプですね」
長田と佐間は見たことないヴァリオスを見ていた。一方神司と剛はAiロボットを確認していた。
神司「全員で5体か」
剛「神司は1 俺が4だな」
神司「何だと俺が4だ」
剛「何ぉ!?」
阪本「お前ら何してる 早く行かんか」
おやっさんの発言に
神司「了解! いけるか?一号機!」
剛「こっちも了解だぁ!叩き潰してやるぅ!」
2人は返答しAiロボット達の所に突撃するのだった。
突撃してくるヴァリオスに、Aiロボット達は迎撃開始
一号機に持っている作業道具を振り下ろしたが
神司「甘いぜぇ」
ガキィン
左腕に付いているシールドで受け止め、反撃に出る
神司「喰らえぇ」
ドゴォォォ
Aiロボットの頭部に右ストレートが入り、頭部カメラが破損し慌てふためくロボットの手を掴み
神司「うぉりゃぁぁぁ」
ガッシャャャン
掛け声をしながら、背負投げをしてみせると落下衝撃で掴んでいた腕が引きちぎれ、投げられたAiロボットは機能停止していた。
神司「よし まず1機目」
一方剛の方は
剛「喰らいやがれぇぇ!!!」
バキィィィン
Aiロボットにラリアットかまし、ダウンさせる
剛「のわあああ!!」
声を上げながらAiロボットを持ち上げると
剛「お前にだぁぁぁ!!!」
ガシャャャン
別のAiロボットに投げつけ直撃させる
剛「まだまだぁぁ!!」
ドゴォ ドゴォ ドゴォ
そう言うとAiロボットを何度も何度も踏みつけ、機能停止させた。
剛「よし 残るは2機か!」
3体を機能停止させ残りは2体
一方真勇達はその光景を見ていた。
真勇「おうおう 元気にやってるな」
直貴「俺も参加したかった」
2人が話していると快斗が
快斗「こっちもOKだな」
とパソコンを使用していた。
真勇「何だそれ?」
快斗「ヴァリオスの情報分析と指示する為のパソコン」
直貴「へぇ すごいな わからんけど」
快斗「まぁ 簡単に言えば戦闘をサポートする為の機械的なもの」
直貴「なるほど」
真勇「指示とかするて言ってたけど どうやって?」
快斗「通信機能もあるからそれでする。さてと試験テストやってみるか」
快斗がパソコンで情報確認し、通信機能で交信開始した。
快斗「神司と剛 聴こえる?」
発言してみると
神司「うわぁ びっくりした」
剛「快斗かぁ? どうやって通信を?」
快斗「パソコンからしている 本当は戦術とか状況を教えたりするけど、まだ試験テストだから、まぁ気にしないでやっていいよ 通信終わり」
神司「何だそりゃ」
剛「おう」
快斗は通信を切るが向こうの音声は聞こえるようにしていた。
快斗「これであいつらが何やってのがわかる」
直貴「面白いなそれ」
真勇「向こうからは切れないのか?」
快斗「設定をすれば切れるよ」
それを聴くと
真勇「四号機は切っとくぜ」
真勇は聞かれたくないから切ることにした。
神司「だあぁぁぁ!」
ガシャン
勢い良くAiロボットにタックルし体勢を崩すと、近くにあったシャベルを手に持ち
神司「これでぇ!」
バキィン
振り下ろし、頭部に直撃させ停止させた。
神司「よし 2機目 剛の方は」
剛の方をみると決着が着きそうになっていた。
剛「うわははは 思い知ったか!」
既にAiロボットにのしかかり、マウントを取って笑っていると
パキィ
Aiロボットが反撃で頭部を殴ろうとしてきたが、剛は回避をし
剛「甘いぞぉ 喰らいやがれ!!!」
バキィィィン
豪快にダブルスレッジハンマーかまして、最後の1機を機能停止させた。
剛「終わったな 神司」
と言うが返事がない
剛「神司? おい神司やられたのかぁ?」
やはり返事がない為 やられたと思い周りを見るとそこには普通に立っている一号機がいた。
剛「無視するなぁ!!」
言いながら近づくと
神司「どうした ん?」
一号機が頭部を見ている為
剛「何だぁ!? なんか付いてんのか?」
聞くと
神司「いや剛 2号機のアンテナ折れてるぞ」
と返してきた。
剛「え? あら?」
頭部のアンテナがある位置を触るが感触がない、実は最後のAiロボットの攻撃を回避はしたがアンテナに当たり 折れていた。
剛「なぁ・あ・・・あ」
初戦闘で破損したのがショックだったのか少し放心状態になっていた。
神司「どんまい さて戻るか」
トラックに戻るのであった。
長田「終わったな」
阪本「そうだな」
安堵をしていたが、まだ終わってはない
佐間「ふう あれそう言えばロードローラーに乗ってた奴は何処に?」
佐間の発言で、周りは唖然とする。
長田「しまった 一番厄介な奴がまだ残ってた。」
阪本「何ぃ!? そいつは何処いるんだ!」
Aiロボットが乗ったロードローラーは パトカーを破壊した後 姿を消していたが
ブロオオオオ
エンジン音が再び聞こえ出したので、周囲を確認すると
こちらに向かってロードローラーが向かって来ていた。
佐間「まただ」
長田「くそぉ また来るか」
阪本「まずいな 動かすぞ!お前も乗れ!」
そう言うとおやっさんエンジンを掛ける。長田と坂間が乗ると、直ぐに移動し回避した。
真勇「うぉ!?」
直貴「だぁ!?」
シートベルトをしていなかった2人が、椅子や壁に当たる。
快斗「くそぉ 神司と剛 聴こえるか応答しろ」
神司と剛に通信する快斗すると
神司「聴こえてるし 状態も分かってる。あのロードローラーをどうにかしろって事だろ?」
快斗「できるのか?危険だぞ」
神司「やれるさ作はある。とりあえずターゲットを俺にすれば」
快斗「わかった頼む」
神「了解 任せろ」
剛「なんてだ?」
神司「とりあえず俺達がおとりになる」
剛「わかったけど、どうやってだぁ!?」
神司「こうやってだ!」
そう言うと神司は目立つように手を振りながらジャンプをした。納得した剛も同じようにジャンプした。するとAiロボットがこちらを見て進路を変更し、こちらに向かって来た。
神司「まじで来たよ」
剛「ここからどうすんだぁ?」
神司「そりゃ勿論走って逃げる」
剛「だろうなぁ! その後は?」
神司「走りながら説明する 走れ!」
剛「ぬわぁぁぁ!!」
走って逃げる2人 その後ろを追いかけるロードローラー しばらく走っていたが、2人は突然立ち止まり振り向いき、ロードローラーの方見る。
剛「いけるのかぁ?」
神司「いけるさ 信じろ」
どんどん近づきロードローラーとの距離が残り5メートル程になった瞬間に神司が叫んだ
神司「今だ!!」
剛「のわぁぁ」
ドホォォォォン
叫んだ瞬間に左右に別れる。どちらか迷っているとそのまま直進し、高低差がある川に落ちて行った。
神司「よっしゃ 勝ったぁ」
剛「そうだなぁ 勝ったなぁ」
2人は、疲れながら言った
しばらくして応援の警察が到着し、長田が状況などを説明していた。襲われた作業員達は、病院に運ばれ重症だったが命に問題はなかったようだ。
現在トラックで帰宅許可が出るまで神司達は待っていた。
神司「そういえば 何であいつら暴走したんだ?」
快斗「多分 熱が内部に溜まり冷却が追い付かず、暴走したんじゃないかな?」
剛「熱?」
快斗「Aiロボット自体熱を発するがそれは内部の冷却で問題を解決してるけど、外部も熱だらけの所だと、冷却が追い付かなくなるんだよ だから外部冷却もしないといけないんだ 後は休憩させずに無理に稼働させていたか」
真勇「詰まり、今回は無理に使わせ過ぎたと言うことか」
直貴「何か少し可哀想だな」
そう話してるとおやっさんが戻ってきた。
阪本「終わったから帰るぞ シートベルトしろよ」
一行「了解」
トラックは発車し、整備工場に戻るのだった。
次回予告
直貴「さあさあ 次回は学校の話」
神司「そうだろうね」
直貴「現れますは、新キャラ」
神司「へぇ〜て何ぃ!?」
直貴「しかし仲良くなれず、喧嘩しますは神司さん」
神司「え?俺?新キャラと喧嘩するの?」
直貴「この状況一体どうする神司!」
神司「どうするて言ってたな」
直貴「次回 バカとマヌケは同じこと 是非見て下さい」
神司「あ 言われちゃったと言うか何でナレーション風なの?」
直貴「面白いから」
神司「なるほど」
NGシーン
阪本「何してる! 早くしろぉ!」
おやっさんが言ってきたので
神司「はい うわぁ!?」
ゴドォン
ヴァリオス一号機が荷台に乗ろうとしたら滑って落ちた
[カット!! 大丈夫か?]
神司「大丈夫です! もう一回お願いします!すいません」
剛「大丈夫か?」
神司「あぁ よし行くぞ!」