環境デモ編第二 環境の様に 日常も変る
西暦2049年 7月24日(土)
9時15分 神司達はいつも通り秘密基地にいた
神「快斗 フルアーマーはまだなの?」
快「取り敢えずは終わったけど 後微調整が必要だから」
神「調整ね」
快「そう調整 ふぁ〜あ 眠くなって来た」
剛「もしかしてお前」
快「そうだよ徹夜で作業してたから 眠すぎる」
直「流石に寝たら?」
快「いやもう少しで終わるから まだ寝ないよ」
真「あぁ コレぶっ倒れるまでやるパターンだ 仕方ね剛強制連行しろ」
快「え!?」
剛「おう! 行くぞ快斗!!」
快「ちょっと待て! まだ作業がぁ〜」
剛が快斗を担ぎそのまま快斗の家まで直行した
真「よし」
神「強制送還ですか」
直「ですな」
真「倒れられたら困るからな」
神「まぁそうだね ヴァリオス整備するの快斗が居ないと分からねえもんな」
真「そう言う事だ で これからどうするよ」
直「今日もヴァリオスいじると思っていたからな 予定無し」
神「俺も」
真「んじゃどうすっかな 有倉で遊ぶか」
直「いいよ」
神「OK」
真「んじゃ決まりだな」
直「モノで行くのか?」
神「今の時間でモノで行ったら少し早いから 歩きだな」
直「そうか」
真「よし行くとすっか!」
神・直「おう!」
そう言うと3人は秘密基地を出ようとしたが、
神「あ! おやっさん!」
阪「うん? どうした?」
神「俺達有倉行ってくるね」
阪「あいよ わかったよ」
神「うんじゃ 行ってくる!」
阪「気を付けろよ!」
一様おやっさんに報告して、有倉に向かうのだった。
直「たぁくよ 歩いて行くのは良いが 少し暑すぎるぜ」
神「確かにな あちぃ~」
真「そうだな」
歩き始めて約30分ほど、3人は途中にある公園で休んでいた。
神「飲みもんが直ぐ減るぜ」
直「水は貴重って分かるな」
真「そんな砂漠に居るわけじゃ ねぇからさ」
神「風来いよ 大きいの」
直「確かに 風欲しいな」
真「今日はまったく風無いからな」
神「暑すぎると放熱が追いつかないぞ」
真「オーバーヒートするってか?」
直「システムダウン! システムダウン! 機能停止しました!」
神「誰がロボットじゃ!」
真「さぁてと 行きますか」
直「え~行くのか?」
神「さっさと行って店で涼む!」
真「そう言う事」
直「よし行こう!」
そう言うと3人は、再び歩き始めた
3人が着いたのはショッピングモールであり、そこにはゲームセンター、映画館、観覧車など様々な物がそろっていた。
真「ほんじゃ どうしますか?」
直「ゲーセン!」
神「だよね〜」
真「はいはい」
直「行くぞぉ!」
3人はゲーセンセンターに向かった。クレーンゲームやメダルゲームそしてアーケードゲームもあった。3人はロボットアーケードゲームをし始めるが
神「あぁ!! 負けた クソぉ!」
直「よぉし よしよし よっしゃ勝ったぁ!」
真「・・・・・・」
神「何か今日はイマイチだな」
直「調子悪いのか?」
神「何かな これで5連敗だぜ」
直「そうか そうか 俺は5連勝中だけどな」
神「ならお前の見よこ」
直「いいぞ 存分に見ろ」
真「あ 負けたか 俺も見るか」
直「見ろ見ろ」
しばらくして
直「はい これ勝てば10連勝」
神「なんて強さだ!」
真「相変わらず操作系は 上手いなお前」
直「あたぼう 操作系ならお任せよ! はい10連勝!」
神「やるね~」
真「だな」
直「気持ちよく10連勝したので 俺は終わり」
神「俺も今日は 勝てる気がしないから」
真「んじゃ 終了だな もうすぐ11時だなアニメショップに行くか」
直「了解!」
神「ほーい」
3人はショッピングモールを後にし、アニメショップに向かった。
真「神司 何かあったか?」
神「無い! 欲しいのが無い!」
真「そうか」
神「何で無いんだ! 欲しい奴はいつも無い!」
真「アニメのセリフみたいに言うな」
プラモデルコーナーに来たが、どうやら神司は欲しい物が無い様だ
直「無い物は無いんだ! 諦めろぉ!」
神「何ぉ!」
真「やめろや」
神・直「はい」
真「取り敢えず違うコーナー行くか」
直「はいはい行くぞ」
神「無いかぁ〜」
真「諦めろ」
神「あい」
次はアニメグッズコーナーに着いた
真「何か良いのはあるかな ん?」
直「コレは良いな エロい!」
神「こっちの方が良いだろ!」
直「いやいや このギリギリの水着が良いんだよ!」
神「え~ 見えそうになってんじゃん 俺はこうゆう普通の水着の方が良いな」
直「ふん! オコチャマだな!」
神「何だと!」
真「何やってんだよあいつらは」
直「ならばコッチで白黒つけよう」
神「良いぞ 勝負だ!」
真「おい!お前ら そっちは入れねえだろ」
直「構うか!」
真「構うかじゃねぇよ てか神司は裸見るの苦手だろ」
神「は!?そうだった」
真「やっぱバカだったはコイツ」
直「まぁ取り敢えず 買うか!」
神「俺も!」
真「結局買うだな」
3人はおちゃらけていたが、実は直ぐ近くに奴らは居た。
北離乃国際会議場近く
モルド「アレが今回の場所か」
早川「はい 明日の11時から行われる国連環境開発会議を襲撃し、会議場を占拠それと同時に街の方でデモ活動を実行し撹乱させます」
モルド「で? 俺の役目は護衛だな?」
早川「はい 会議場近くの護衛になります」
モルド「う〜む」
早川「どうかしましたか?」
モルド「張り合える敵は居ないかと思ってな」
早川「それこそ困りますよ! 今回の作戦は成功しないといけないんですから!」
モルド「ふん 言っただけだぜ! それよりお前は何処に居るんだ?」
早川「はい 自分は基地に残る事になりました」
モルド「なぜだ?」
早川「保険らしいです 作戦失敗した時 基地に誰か居れば集結できるようになるので」
モルド「そうか わかった」
早川「立派な任務として頑張ります」
モルド「ふぅ それはそうと飯にするか」
早川「そうですね」
モルド「何か 良い所はあるか?」
早川「うーんと あ!うどんで良かったら駅の所にありますよ」
モルド「うどんか 良いだろ行くぞ」
早川「はい」
2人の男は明日襲撃する場を見終えると、食事をしに駅に向かうのだった。
早川「うどんを食べに来ました」
駅員「どうぞ」
早川「すいません」
改札口で駅にそう告げ、通って行く
モルド「これなら無断乗車できるな」
早川「流石に監視カメラでバレますよ」
モルド「そうか?」
早川「そえですよ あ!見えましたよあそこです」
モルド「ほう アレか」
改札口を通って行き、通路を右側に曲がるとそこに立ち食いうどんの店があった。
モルド「立ち食いでこんな通路の所にあるとは」
早川「もしかして駄目でした?」
モルド「いや問題無い」
早川「そうでしたか良かった」
モルド「ん?」
早川「どうかしました?」
モルド「アレだ」
早川「あれ? ん?」
2人が見た先に居たのは
直「どれにすんの?」
神「それはもちろんかしわうどんといなり」
直「俺はどうしよっかな やっぱかしわうどんだな いやわかめうどんも」
真「早くしろよ 混んだらどうすんだ」
直「急かすなよ よしかしわうどんだ」
神司達3人が食券を買っていた
早川「何も知らない若者ですね」
モルド「そうだな 行くか」
2人も食券を買い店の人に渡し、カウンターで待った
神「取り敢えず飯食ったらどうする?」
直「帰る!」
神「帰るのか〜」
真「やる事ねからな」
神「そっか〜」
3人が話していると
店「はいよ かしわうどんといなりね」
神「はい うわ~美味そう」
店「かしわうどんはい 熱いから気をつけて」
直「キタキタ」
店「はいかしわうどん よいしょ」
真「ありがとございます」
うどんが届き3人は食べ始めた
神「やっぱ美味いな」
直「そうだな」
真「あたりまえだな」
3人が食べ始めてから
店「はいお待ちどうさまかしわうどんね どうぞ」
早川「ありがとございます」
店「はいかしわうどん 気を付けて」
モルド「どうも」
2人のうどんが来た。するとモルドが一味を入れて食べ始めたが
ズルッッッズルッッッ
神「うん?」
直「ん?」
真「・・・」
早川「あ・・・は・・・」
店「あら!凄い豪快ね」
モルド「うん・・・うん・・・はぁ ごちそうさん」
豪快な音を出しながら、驚異のスピードで食べ終わった。それを見た全員驚いた
直「すげぇな」
真「あぁ」
神「立ち食いのプロか」
そんな事を言っていたら
モルド「ふぅ 立ち食いのプロか そんなもんじゃ無いぞ」
直「聞かれてんじゃねえか」
真「バカ」
神「え!?あ すいません」
モルド「気にするな 誰も怒ってるわけじゃねぇ」
神「そうですか」
モルド「お前さんらはこの辺に住んでんのか?」
神「えぇまあ」
モルド「そうか 一つ聞いても良いか?」
神「え?どうぞ」
モルド「お前さんらはこの街で異常事態が起きたらどうする?」
早川「! モルドさ」
早川が言おうとしたがモルドが止めた
神「異常事態?」
モルド「そう例えば 大地震や大規模火災それから大規模デモやテロとか」
早川「!!」
モルド「そんなのが起きたらどうする?」
神「地震や火災 デモ テロ」
モルドの質問を聞かれた神司は
神「わかんないです」
モルド「ふぅ そうか」
神「ただ」
モルド「ん?」
神「自分にできる事をやれば良いのかなと」
モルド「ほぉ 自分にできる事か」
神「まぁ口では言えるけど実際にできかどうかですけどね」
モルド「なるほど 面白いなその回答」
神「そうですか?」
モルド「あぁ 人は口で言っても行動しない奴が多いいからな 実際に行動できる奴が世界を変える」
神「世界をですか 凄いですね」
モルド「まぁ世界は言い過ぎが そうだな言い換えるとすれば日常を変えるだな」
神「日常が変われば見える世界が変わるってこと?」
モルド「そう言うとことだな 早川終わったか?」
早川「え?あ! はい!」
モルド「それじゃ行くぞ じゃあな小僧 ごちそうさん美味しかった」
早川「ごちそうさまです」
店「はいありがとうございます また来てね」
2人は去って行った
神「・・・・・」
直「何か難しい話だったな」
真「何か変な奴だったな まるで何処かの戦場から来た様だぜ」
神「あぁ」
直「神司」
神「何?」
直「うどん伸びてるぞ」
神「へ?だぁ!伸びてるし あのおっさんめ!」
真(何か嫌な奴だったぜ)
神「くしょう!」
そして3人はうどんを食べ終え、改札口を出てそのままモノレールに直行した。
モノレールの中で3人は話していた
神「結局何だったんだあの人は」
真「何か怪しいかったけどな」
直「何が?」
真「いや 神司に質問した時 もう一人が止めようとしただろ」
神「確かに おっさんに止められてたけど」
真「考えられるのは何か感づかれたらまずいと思ったんじゃないか?」
直「例えば?」
真「そうだな あの話から擦れば デモかテロだな」
神「え?デモかテロをやろうとしてんの?」
真「わかんねえけどよ」
直「思い込みじゃね きっと思い込みだよ」
神「けど真勇の感は意外に当たるような この前も当たってたし」
真「まぁ 考え過かもな この話は終わりにするか」
直「うん そうしよう」
神「だね」
[北離 北離です]
真「降りるか」
神「あぁ」
3人は駅を出てそのまま家に帰るのだった。
一方剛と快斗は
快「さぁ作業開始だ! 寝てスッキリ」
剛「おぉう」
快「さっさと終わらせるぞ」
剛「元気になり過ぎのような まあ良いか」
寝て元気になっり作業をする快斗、それを見て少し心配た剛だった。
風呂に入って湯船に浸かり、神司は考えていた
神「日常を変えれば 世界が変わるか 変わるより変わって見えるか」
どうやらモルドに言われた事を考えているようだ
神「変わらない日常の方が良いかもな〜俺は・・・・・口だけじゃなく行動できるかな?俺」
そんな事を呟いた後、風呂を出た
アライヴアース秘密基地 22時50分
基地では、リーダーの蘭二が同士に話をしていた
蘭二「諸君明日は遂に決行日だ この地球の環境を正す為 我々は動くのだ!」
[おぉぉぉぉぉぉ!!]
蘭二「無能な政府の奴らを任し!我々が正しい環境へと変えるのだ!」
[おぉぉぉぉぉぉ!!]
蘭二「その為には諸君の力を貸して欲しい! 諸君の力を団結し 我々は世界に見せつけるのだ! 我らアライヴアース! 正しい世界環境に導く者達だ!」
[おぉぉぉぉぉぉ!!]
パチィパチィパチィパチィ
拍手や喝采が飛び
蘭二「諸君明日に備える事も大事だ!今日は直ぐに休むようするんだ 以上!解散!」
話が終わると彼らは、準備確認をし始め終わった者達から寝始めた。
モルド「いい演説だったぜ」
蘭二「ありがとう モルドも早く寝ろよ明日に備えて」
モルド「あぁそうさせて貰うぜ」
2人は別れそれぞれの寝床に向かうのだった。 作戦実行まで残り1日を切った。
次回予告
神「次回予告 遂に作戦実行日になりアライヴアースが行動を開始した」
直「奇襲により会議場はあっている間に占拠されてしまう そして街の近くでデモが発生した」
神「気付いた時には遅い それは俺達も同じだった」
直「俺達には何かできる事は有るのか?」
神「次回 環境デモ編第三 変わった街並み そして日常 俺達は何もできないのか」
NGシーン
真「あぁ コレぶっ倒れるまでやるパターンだ 仕方ね剛強制連行しろ」
快「え!?」
剛「おう! 行くぞ快斗!!」
快「ちょっと待て! まだ作業がぁ〜」
ドサァ
快「いだぁ!?」
剛「すまん落とした」
[カット!!]
真「落とすなよ」
剛「大丈夫か?」
快「大丈夫!はい 担いで戻って!」
剛「行くぞ!」
神「何やってんだよ」