物語の始まりは、入学式から
西暦2049年 4月12日(月) 東伯学園体育館
(それでは、改めまして御入学おめでとうございます。)
学園の校長が、新入生に校長式辞を行っていた。
そんな中 神司は話を聞いていたが長い為飽き飽きしていた
神司「早く終わんねえかなぁ こうゆうて何で長いだろう
一言で済ませればいいじゃねぇかぁ」
とぼやくのであった。
ようやく入学式が終わり次は、教室に移動することになっており、名前順で列を組み校舎3階の教室に向かうのであった。
教室に着くと席順がすでに決まっており、神司は入ってすぐの一番前の席だった。
神司「やっぱりここだよなぁ どうせ名前で席順を決めるのが簡単だもんなぁ」
神司の姓は、浅田 そうなれば一番前に来るのは予想できていた。
神司のクラスは、自動車科で今年は2クラスになっており 神司は1-1になっている。
全員が自分の席に着くと 教壇立つ白髪の男が口を開いた
「私が君達の担任となる 塩田だ 今後ともよろしくお願いします」
と発言した。
その後 学校についての話そして行事などの説明をしてゆきあの時間がやってきた
塩田「それじゃね クラス全員の事を知るために自己紹介してゆこうか!」
そう自己紹介 自分のキャラを知ってもらうための行事アニメみたいに格好つけたり紹介するのもアリだ
塩田「それじゃね 名前順で 浅田から」
やはり名前順で一番最初に来た 少し緊張したが
神司「よっこら瀬戸ノ内」
と謎の発言しながら立ち上がる。
そして
神司「浅田 神司です。 城北中から来ました。 趣味はプラモデル作りでありロボットものを作ります。よろしくお願いします。」
シンプルな自己紹介をした。
そしたら
塩田「ほーおいいね ロボットアニメが好きなのか?」
と聞いてきたので
神司「はい 特に80から90年代のロボットアニメが好きですと答えた」
それを聞いた瞬間 塩田は
塩田「俺よりおじさんじゃねえかw ありがとう次の人」
と笑いながら言うのであった
自分の番が終わりしばらくは他の人の紹介を聞いていた
塩田「はい ありがとうでは次」
?「ハイとぉ」
次の人が立ち上がり自己紹介を始めた
真勇「橘 真勇です。 神司と同じ城北中から来ました。趣味は、特になしで まぁ天才なんでなんでもできます。」
と発言した
彼の名は、橘 真勇 口癖で天才だからと言うが、実際に天才的な才能があり何でもできるため本物の天才である。まぁよくあるイケメンで何でもできるキャラみたいな奴
神司とは、小さい頃から幼馴染である
塩田「ほーお 天才かぁ 中々大きく出たな」
真勇「当然 俺は何でもできるんで まぁよろしくお願いします。」
何か自己紹介より自慢話だなと神司は思った。
塩田「はい ありがとうそれじゃ最後」
時間は経ち自己紹介も最後の人になっていた
?「ハァーイ」
と立ち上がり自己紹介をし始めた
直貴「山田 直貴です。 城北中から来ました! 趣味は映画観賞であり 特技は声や音をマネすることです。」
塩田「ん? 声や音をマネできるの?」
直貴「ハイそうです!例えば」
そう言うと内側の胸ポケットから小さな拡声器取り出し口当てた瞬間
ダダダダダダダダダダダダダダ
とまるでフルオートで銃を撃った音が教室に響いた
静まりかえる教室ほとんどの人はびっくりして伏せており、塩田も教壇に伏せていた
だが 神司と真勇は何事もなかったように座っていた。
それもそのはず何回も聞いたからだ
彼の名は 山田 直貴 小さい頃から音や声マネをするのが得意でよくイタズラをしていたがそのたびに怒られていた。よくか小さい拡声器を持ち運んでいる。
彼も神司とは幼馴染である。
すると後ろのドアが開き
「何ですか? 今の音」
と慌てて隣のクラスの担任がやってきたので
直貴「あー」
と言いながら言葉を考え
直貴「防犯訓練です!」
と元気に答えるのであった。
自己紹介も終わり気がつけば、もうすぐ12時になる頃
塩田「さぁてそろそろ時間だな まぁ今日はこれで終わりだ 明日に備えては休むように以上解散」
学校が終わり それぞれ話したり すぐに帰ったりと好きに行動している。
直貴「神司帰ろうぜ」
と真勇が言ってきたので
神司「あぁ わかった」
と返事したが、直貴がいないので
神司「あれ? 直貴は?あいつどうした?」
聞いたら
真勇「あそこで話しかけられてる」
と言いながら指を差した
直貴の周りに人が集まっており、どうやら先ほどのマネが余程高評だったようだ
真勇「邪魔したら悪いし 放置で」
神司「OK」
そう言って二人は教室を出ようとしたが
直貴「そこの二人止まりなさい ほらそこの教室を出ようとしている二人」
とまるで違反を取り締まる警察官のような声で制止をしてきた。
真勇「ちぃ バレたか」
とぼやく真勇
直貴が近づいてきて
直貴「俺を置いて行くなよ」
と言っていたので
真勇「置いていったのではない 見捨てただけだから」
と清々しい顔で返した
直貴「見捨てるのも同じだろ!」
真勇「少し違うだろ その場でとどめるか 捨てるか ほら違うだろ?」
神司「確かに違うな うん違う」
直貴「お前は加勢するな!」
と言い合いしていると
?「おーいて 何してんのお前ら」
と眼鏡をかけた少年がやって来た
直貴「聞いてくれよ快斗 神司と真勇が俺を置いて帰ろうとしたんだぜ」
快斗「そうなんだぁ それはひどいな」
と発言した
彼は 村中 快斗 グループの中でメカに強く、パワードスーツの製作・修理をしている。
クラスは隣の1-2である。
彼もまた神司とは幼馴染
?「そういえば さっき銃声したけどお前か直貴?」
と今度は体格が良くスポーツマン体型の少年がやって来た
直「そうそう 自己紹介でやった」
?「こっちのクラスの奴もビビってたぞ 程々にしておけよ」
と笑いながら言った
彼は 高倉 剛 見た目同様熱血あるキャラであり 自衛官を目指している。自衛官を目指すなら普通科でもいいが皆といたい為 同じ自動車科にした。クラスは快斗と同じ隣の1-2である。
みんな揃ったところで神司が
神司は「そろそろ帰ろうぜ」
と発言した
剛「そうだぜ 早く帰って飯にしようぜ」
快斗「そうだね」
真勇「帰ろう 帰ろう」
直貴「帰ります 動き出しますのでご注意下さい」
神司「あれ? 何かバスの運転手いるぞ? まぁいっか」
そう言って神司達は、学校を出るのであった。
学校が出て、最寄りの駅である由司駅に向かう神司達
学校から駅まで約15分ほどなので、先程と変わらず喋りながら歩くのだった
神司「明日から学校生活が始まりますが、皆はどう?」
と神司が皆に聞く
真勇「まぁ 中学と変わらないだろうし」
真勇は中学とあんまり変わらんものだと思っているようだ
剛「確かにな だが一緒のクラスが良かったな」
剛はクラスが違うからか少し寂しいと感じているようだ
直貴「剛と快斗は二組だからな寂しいよ 少しだけね」
と言う直貴に剛が
剛「何だとぉ!? 俺がいないとさみしいだろうがぁ!!」
そう言うと直貴にヘッドロックをかますのだった
直貴「うぉ!?ちょっと ギブ ギブ レフリーストップ」
と言いながら藻掻く直貴
快斗「相変わらず野蛮だねぇ まぁ災いは口からだからね」
ヘッドロックされている直貴の横で少し笑いながら快斗言った。
神司「皆特に変わらずかぁ まぁそうだろね」
真勇「お前はどうなんだ 神司」
と聞かれた
神司「俺?そうだな 変わらずだ!」
真「知ってた どうせそう答えるだろうと思っていた」
神司「結論 皆変わらず」
と下らない話をしている内に駅に着くのであった。
電車に乗り込み有倉駅に向かう神司達
由司駅から有倉駅まで約5分であり、電車で話をしても短く感じるほどだ
有倉駅は北離乃市で一番大きな駅であり、電車・新幹線そしてモノレールを運行している。
神司達は電車の改札を出ると ふと剛が発言した
剛「そういえば 昼飯て外食だっけ? それとも快斗家だけ?どっちだぁ?」
と聞いてくるので神司が
神司「決まってるだろ! 外食だろ!」
と言いながら歩くが
快斗「あれ? 俺の家じゃなかったけ?」
と言われた神司は
神司「あらぁ?」
ガクッ
と言いながらまるで昭和アニメのようにこけるのであった。
真勇「快斗家であってるぞ さっさとモノ乗っていくぞ」
北離乃モノレールは4両編成であり、有倉駅から霧丘駅の計13駅を往復する。
モノレールに乗り込む神司達 しばらくしてアナウンスが流れ7駅目の北離駅に着き、神司は降りるのであつた。
降りてしばらく喋りながら歩き 15分ほど歩いただろうか? 2階建ての和風な家に着いた。
神司「やっと着いたぁ」
真勇「はよ 入ろうぜ」
一同「賛成」
家に入り込む 神司達に
?「おかえりなさい」
と声が掛けられる
快斗「母さん ただいま」
声を掛けてきたのは、快斗の母であった
快斗母「皆も早く上がって おばあちゃんも待ってるよ」
一同「はーい」
とバラバラに返事をして、上がるのだった。
家に上がり、広い畳部屋に移動したら、真ん中にテーブルが置かれオードブルが並べられていた。
剛「腹減たぜ」
直貴「唐揚げロックオン」
と言ってたら
?「オラ あんた達 あたしに挨拶は?」
と後ろからいかついおばさん声が聞こえた
振り向くとそこには、着物を着た老婆が立っていた
神司「何だ ばっちゃんか」
と言う神司に
?「何だとはないだろこのボケェ」
ドゴォォ
と言い神司の頭にゲンコツをするのであった。
ばっちゃんこと 村中 美花歳は72でありながらまだまだ元気である。神司達親を含め一番上のような存在である。一説ではこの街の裏ボスではないかと言われている。
神司「ハイ すいませんでした」
と頭にタンコブができた神司が謝る
美花「うむ それにしてもお前たち似合ってるぞ 高校生何だから一部は大人になったてことだよ わかったかい?」
と聞いてきたので
一同「ハイ! 分かっております」
と軍隊の返事のように返答した。
そうこうしてると玄関から
?「ただいま あれ? あいつらもう帰ってきたの?」
?「あ、ほんと帰ってきてるじゃん」
と数人の声がする
見ると神司・真勇・剛・直貴の母が揃って帰ってきたのだった
神司「どこ行ってたの?」
と聞くと
神司母「あれよ ジュース買いに行ってたのよ」
と答え
神司母「荷物あるから運ぶの手伝え」
と手に持ってる荷物を渡してきたので、テーブルに運び並べるのであった。
その後は、皆で食事をして学校がどうだったか話をしていた。そうこうしていると時間は4時になっており、そろそろお開きの時間なので片付けを始めていた。
片付けをしている神司が
神司「なぁ この後どうする? 制服姿おやっさんに見せに行く?」
と皆に聞く
快斗「そうだね おやっさんにみせにいくのもいいね」
剛「確かにいいな おやっさんがどんな反応するかな?」
真勇「わかった」
直貴「異議なし」
と皆も賛成したので片付けを済ませ、おやっさんに店に行くのであった。
5分ほど歩き着いたのは、個人店の自動車整備場である神司達は中に入りおやっさんを呼んだ
神司「おやっさん」
と呼ぶと
?「おう どうしたぁ」
と白髪のサングラスをかけた いかにもその道を行ってそうな初老の男が現れた
おやっさんこと 阪本 信一
神司達とは小さい頃から関係を持っており、遊び場として、整備場隣の倉庫を使わせている。
神司「おやっさんほら 学ラン姿見せに来た」
と言って学生服を見せびらかす
阪本「ほーお 中々似合ってるじゃないか まぁコレで少しは大人になったんだろなぁ?」
少し嬉しそうにおやっさんは言った
直貴「大人のこと ばっちゃんも言ってたな」
快斗「高校卒業したら 直ぐに社会人つまりは大人になるからね」
もうそこに大人と言う物が来ている。だが高校は3年あると思っていたが
阪本「そうだぁ 高校なんてあっと言う間だぞ 卒業式の時に昨日が入学式じゃなかったけど言うほどだぞ」
と言われたので
神司「なら高校の青春を全力で楽しむとするかぁ」
剛「そうだな 俺は楽しみまくるぞぉ!!」
真勇「以下同文で」
それぞれ高校で何をするのか、おやっさんを入れて話し合った。話し合いをしていたが時間はそろそろ6時になろうとしていた。
阪本「そろそろ帰らないといけねぇぞ」
とおやっさんの発言で皆気付く
真勇「ほんじゃ 今日はここで解散と言うことで」
剛・直・快「おう」
と言ってる時に神司が
神司「最後に学ラン見せたい奴がいる」
と言った
一同「???」
となり
真勇「まだ 誰かいたっけ?」
快斗「いや 居ないでしょ」
皆はそう思っていたが神司
神司「居るじゃねえか そこに」
と指を差した
差した場は、工場隣の倉庫 神司達の秘密基地である。
一同「あー なるほど」
皆も直ぐに分ったようだ
秘密基地に入り、奥まで歩きとある物の前で止まった。
神司「どうだ 似合うだろ 一号機」
神司は発言した。
そこにあったのは、白いのパワードスーツだった。
次回予告
神司「さぁ 遂に始まった物語ここから どういった展開になるのか?」
真勇「おい これ次回予告だぞ 予告するぞ 予告」
神司「ハイハイ 学校1日目が遂に始まった。そして」
真勇「うんうん」
神司「俺達は苦戦を強いられた!」
真勇「うん うん?」
神司「学校に強敵が現れ 俺以外倒されてしまう」
真勇「それ違うよね?」
神司「諦めかけたその時」
真勇「おい 聞いてるのか 内容違うぞ」
神司「俺は凄まじい力を」ゴツゥ
真勇「えー はい今は嘘の内容なんで それじゃあ予告を えっ? 尺がもうない? ・・・・じか」
神司「次回 魔法の使用危険」
真勇「んなぁ お前ぇぇぇ!!」
NGシーン
剛「そういえば 昼飯て外食だっけ? それとも快斗家だけ?どっちだぁ?」
と聞いてくるので神司が
神司「決まってるだろ! え~と 何だっけ?」
真勇「おいw」
[カット!!]
神司「ごめん忘れたわw」
剛「何やってんだよw」
直貴「え〜とじゃねぇぞ!」
快斗「外食だよ! 外食!」
神司「あ~そうそう外食ね OKいこう!」