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 部屋に入ると、目の前にはうさぎ男が立っていた。

 男は持っていた大きな鉈を構え、強い殺気を放っている。



挿絵(By みてみん)



「な、なんで!?」


 恐れおののいた翔は後退りしたが、すぐに後ろのドアに背中が当たった。男は数歩踏み出すと、体を捻り鉈を振り下ろした。



 そのまま何度も鉈を振り下ろした。



 男は大きな声で笑い、その声は別荘に響き渡った。



 笑い終わると、やがて辺りは静寂に包まれた。


 そして何事も無かったのように朝日が別荘を照らした。










 BAD END



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