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〜時を越えて君と旅をする〜
海岸から少し離れたところに座り、僕は少女を見ている。
僕の彼女だ。
新しいクラスになって一目惚れし、7月に告白して付き合うことになった。
僕の夏は、忘れられない青春になる
はずだった。
彼女は付き合ってから、僕に2つの告白をした。
1つ目は、彼女は32歳ということ。
2つ目は、地球人ではないということ。
1200光年先の星から来たらしい。
(というと32歳であるかもわからないが、どうでも良い)
証拠として、彼女は僕に触手を見せてくれた。
(殺せんせーみたいだった)
海岸で遊んでいる彼女は、美味しそうにサメを食っている。
「あ、そういえば僕くん!今度里帰りするよ。君のことも紹介したいしね。」
あ、おわっt
40年後、僕は彼女にあとどれくらいか問う。
「5800年くらいかなー」