炊飯器の神様
掲載日:2022/09/05
炊飯器の神様は髪の毛が、頭頂に一本だけクルリとしてある。
そして、ふと、笑う笑顔はどこか暖かい。
炊飯器の神様が朝、外で両腕を伸ばして、「気持ちのいい朝だ!」と言うと、後ろの木々から、たくさんの白と水色の鳥が、元気良く飛び出してくる。
炊飯器の神様は、懐から、包んでないおにぎりを出す。なぜか、食欲が落ちてしまうような、嫌な気持ちにならない。それは、やっぱり、本当に神様だからだろう。
神様が、『お恵み』の力を使うと、神様からのお恵みで、力を使った周辺の人に、『おにぎり』が笹の葉にのって現れる。なぜか、怖さを感じないで、皆、感謝をして、食べる。
地球全体なら、雪みたいなご飯が一口降って、口に入る。食べた人は、皆、ちょっと元気になる。
それから、手の平を上にして、上下に振ると、手の平の上にも、ご飯を出すことが出来る。そして、出す場所は、お茶碗でも、ボールの中でも、好きに出来るぞ。
終
笹の葉のおにぎりは、食べたいかな…。雪みたいなご飯も食べられる。ただ、懐は感覚的に、無理。




