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回想マジトのここまでの道のり

 俺に対するマジトの執着心はえげつないものだった。そうそう、マジトがこっちの世界に来る途中イクサクイーにあったらしい。マジトはイクサクイーと会ったがスルーしようとしたらしい。しかし、イクサクイーに絡まれたという。


*ここから回想シーンです


マジトはここに来るためのゲートを通っていたとき、イクサクイーに絡まれたので、適当な世界に行き、イクサクイーと戦ったという。戦ったイクサクイーは100体ぐらいだという。

 マジトはイクサクイーの集団に囲まれた。


「おい貴様なぜ貴様は時空空間にいたんだ?時空空間は我々しか通れないはずだぞ。」


「そんなこと聞いて何になるんですか?私のことをあなた方に教えて何があるのですか?」


「何があるとはどういう意味だ?我々は貴様がなぜあそこにいたのかを聞いているんだ。答えろ人間」


 そういうとイクサクイーは一斉に腰にしまっていた剣を抜いた。


「ちょっと私に何で剣を向けるの?やるなら私もやるよ」


 そういうとマジトは右手を右斜め下に持っていき、手を開いた。すると右手に光が集まり、光が刀の形を形成した。そして、マジトは刀を敵の方にむけた。


「ほう、貴様も戦う気なのか?」


「あなたたちがやるというならね」


「じゃあやってやろう。よしお前らあの人間を消すぞ」


「「「了解」」」


 するとイクサクイーはマジトに向けて、攻撃をした。だがマジトはその攻撃をかわした。


「きっ貴様なぜ我々の攻撃をかわせるのだ?ありえん」


「あらあらそんなに私にあなた方の攻撃をかわされたのが嫌だったのかしら?まあみじめだことだね。」


「人間風情が我々を愚弄するのか!えい!お前らその人間に魔法を食らわせてやれ」


「了解」


 すると、イクサクイーが魔法を放った。だが、マジトは自分の持っていた刀を地面に突き付けて、呪文らしきものを言った。その呪文の効果なのかわからないがマジトに向かっていた魔法が突然消えてしまった。


「なに?馬鹿な?なぜ我々の魔法がけされるんだ?ありえん、いや貴様ならありえるか。先ほども我々の攻撃をかわしていたもんな貴様本当に一体何者だ?」


「はぁ~なんで私のことをそんなに知りたいの?まぁいいや教えてあげるよ。 私は国の大臣の娘であり、美徳の使いと呼ばれるものを作った方の子孫であり、私の中では最強の兄様の実の妹です。」


「なるほど、貴様はずいぶんすごいやつらしいな。一ついいか?」


「何ですか?」


「貴様もしかして兄のことが好きなのか?」


「え?なっ何を言うの?わっ私がにっ兄様のことを好きだなんてどっどうしてそんなこと言えるの?」


「貴様の紹介を聞いてそうだと思ってな、どうやら図星だったようだが」


「そんなことないわよ。私は断じて兄様のことを好きとか思ってないわ。」


「ホントにそうか?ホ・ン・トかな?」


「うるさいなぁ~あーもう。あなた方は私を怒らせました。消えなさい私の怒りに触れたことを後悔しながら 氷河」


「あー」


 イクサクイーの大半はマジトの魔法により消えてしまった。


「おのれ貴様我が配下を消すとは。では我が攻撃してやろう。くらうがよい邪神斬」


「わー」


 イクサクイーから放たれた攻撃はマジトにあたった。だがマジトは倒れなかった。


「あーもう。早く兄様の所に行きたいのに!ふー。私の全力をこめてあなたを一撃で倒します。美徳の魔弾」



「あっ。 うわー!」


 そしてイクサクイーは消えた。


「ふー。さて、兄様のいる世界へ行きましょうか。待っててくださいね兄様」


 マジトは時空空間にはいり、大魔のいるとこへ向かったのだった。


     *


 

久々の投稿です。さて、今回も大魔の妹であるマジトの話でした。次回は大魔登場させます。


    それでは次回もお楽しみに‼!

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