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マジックワールドから来てくれましたようこそ我らの世界へ  作者: 次元渡米
『世界を観ている者』を見つけに・・・・・
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魔界、旧魔王城の図書館

 おはよ~~。今日もいい天気だね。さてと、ベニシャはどこにいるかな?なんかいやな予感がしたんだよな~~。どこかにいるはずなんだよな~。

 とりあえず俺は部屋から出てベニシャを探すことにした。


「あ、ベニシャ」


「マスター!!どうしたんですか?私を呼ぶなんて。」


「いやちょっとな」


「???話があるなら言ってくださいよ」


 そうだな、話さないと始まらないもんな。


「ここで話せない。対話室でいいか?」


「はい、かまいませんよ」


 ライシャが承諾したので俺たちはこの階にある対話室1へ向かった。

 対話室前に着いた俺たちはかぎを開け、中に入った。


「失礼いたします。」


「ああ、」


「それでマスター、私に何の用ですか?」


 対話室に入って椅子に座ってすぐ聞くのか。お前はそんなにせっかちだったっけ?


「えっとな、お前の親友であるベニシャがどこにいるのか知ってるか?」


「それだけですか?」


「ああ、あとチーラ」


 チーラとベニシャがいない、どこにいるのかがわからないから聞いている。それに対してライシャはどんな回答をするのだろうか?


「そうですねぇ~~。私の感知魔力を使って今調べましたがチーラさんはライバーラに、ベニシャちゃんはこの世界にはいないようです」


「なるほど、よ~~く分かった。」


「あ、それとチーラさんの近くに魔族らしきものがいます」


 魔族か、魔族だとベニシャの部下か。もしかしてベニシャ、チーラに何かした?まぁ後でベニシャが帰ってくれば聞けるからいいや。


「サンキューライシャ。用件はそれだけだ。すまんなわざわざ呼びだしてしまって。」


「いえいえ、問題ありませんよ。マスターと話せてとっても良かったです。」


 いいこと言ってくれるね。さすがライシャだよ。


「それではマスター私は仕事がありますので失礼いたします」


「ああ、またな」

 

 さてと暇だし地下研究所で魔法の練習でもしてるか。


                  *


 大魔がライシャと話していた時魔界ではベニシャとベニシャの部下が旧魔王城の図書館である本を見つけた。


「フィスト、この本って」


「はい、これは魔王様が所持していた本ですね。しかもこれ魔王城に侵入した人が勝手にこの本を見ないようにロックがかかっています。」


「そうなの?すごいね。じゃあ開いてみようか。」


 そういうとベニシャは本を開いた。本に書かれていたものは…………


「何これ?あ、これ魔帝のやつだ。」


「もしかして魔帝さんの家の本ですか?」


「そうだね。ここに書いてあるのはもしかして魔帝の祖先の話かな?とりあえず見てみよう」


「はい」


 ベニシャは本に書かれていた内容を読み上げた。


『大昔、まだ『魔』というものが存在しなかった時代。我らが家は農業をしていた。およそ2000年余りそれをやっていたがあるとき魔法というものを使う人類が誕生し、我らが土地を荒らし始めた。故に我らは敵を倒すべく魔法を独自に編み出した。そのあと土地を荒らした者たちを倒した。そのせいか政府に呼ばれ我らは最前線で戦った。我らの力もあって我が国家は勝ち、我らは政府より大きな土地をもらい、そして数々の人間に魔法を教えたのであった。そのせいで我らが家は一級魔法家ではなく二級になってしまった。だが魔法が我らから始まったというのはよいものであると考える。3000年後この世界に魔法が根付き我らが家は戸島という名を手にし、魔法の原初の家ではなくなった。静かに魔法を使って暮らしているとある男が我らが家にやってきた。そいつは自分のことを『魔族』といった。何者かわからなかったがとりあえず魔法を教えてやった。何代か前の戸島家当主は『美徳の使い』を作った者だろうとそいつは聞いてきたためそうだと肯定したらそいつは弟子にしろと言ってきたため弟子にし、様々な魔法を教えた。そいつが我らが教えられる魔法をすべて理解したとき魔法災害が発生した。その内容は異界より敵が現れたことである。それ故我らと弟子は戦い、勝利したが弟子は災害後に発生した空間の乱れにより、別の世界にってしまった。そのため我らは探し見つけたが彼はもう、戻らないと言ったためこれまでにあったことを本に書き彼に渡した。それがこれである。なお、彼目線ではなく我々目線でこの本は書かれている。』という長い内容であった。


「なるほど、魔王様は魔帝様と関わりがあったのですね。理解いたしました」


「さすが魔帝。まさか魔王と関わりがあったなんて。魔帝じゃなくて魔帝の家だけど」


「とりあえずこの本は封印しないとね」


「そうですね。」


「よ~~し、じゃあに行こうか」


「かしこまりました」


 ベニシャとフィストは零怒の崖というところに向かった。そこがどこにあるのか教えることはできない。教えたとしても誰もたどり着けないからである。


                         *

今日もベニシャサイドで話してしまいました。いや~~どうだった?面白かったらいいですけどね。えっとじかいこそ大魔サイドですよ。大魔が何をするのかはわかりません。とりあえず平和を求める戦いをすることです。なんか文おかしいな。

 では次回もお楽しみに!!!!!!

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