チーラはベニシャと旅行行く。
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暇ですね~~。非常に暇です。私は今、ベットの上で天井を見上げている。
そうしてると私の部屋のドアがノックされ私の部屋にベニシャちゃんがやってきた。
「あれ?ベニシャさんどうしたの?」
「チーラさん、暇でしたら私と一緒にライバーラで観光しませんか?」
「いいね。じゃあ行こうか」
「はい」
暇だった私はベニシャちゃんと一緒にライバーラで観光することにした。楽しみだな~~私最近外に出てないからさ。しかもライバーラだよ。最近なんか地面に穴が開いたとかなんとか言ってたから調査しないと。いけないんだよね~~~。私は国の調査をモデルティさんから任されているんだ。
そして私はファンクラブ塔の関係者用入り口ではなくお客さんたちが出入りする入口に来た。なぜかここ集合なんだよね。
「あ、チーラさん、お早いですね。」
「そう?そんなに早くないと思うけど…………」
「まぁそれはよくてですね。とりあえずレニャールが運営する交通所に行きましょうか?」
え?そんなのあるの?すごいな~~で、知らなかった。
そういうわけで私たちは歩いてウイーラド南部にある交通所にやってきた。
「冒険者証明書をご提示ください。」
「あ、はい。」
私は冒険者証明書ではなく冒険者手帳を渡すとどうぞ~といわれ私は別の国に行くための『国際線』の入り口に行った。
あれ?ベニシャちゃんって冒険者じゃないよね?どうするんだろう?
「あの~~貴女は冒険者証明書を持っていないんですか?」
「え?持っていますよ。ほら」
「えええ!!!これって最高ランクの手帳じゃないですか。ご提示ありがとうございました。デハどうぞ」
最高ランクなんだ。ベニシャちゃん。さすが魔族、強いねぇ~~~。っていうかいつ冒険者登録したの?謎なんだけど。
「どうされたんですか?チーラさん、早く行きますよ。ちなみにライバーラに行く乗り物は鉄道です。」
鉄道?それなんだろう?確か大魔とかが『え?鉄道あるの?マジかよ。俺が来る前にあったものか。すごいな、結構この世界の文明レベルは進んでんな』とか言ってたっけ?なんでそんなこと言ったんだろう?謎だな~~。
で、ベニシャちゃんが私に切符というものを渡し、それを改札口に通すとしまってた門が開き私たちはその門を通って電車というものが止まっている場所に来た。
『ヨウコソ皆様。こちらに停車中の電車は快速西剣国ライバーラ行きでございます。後5分ほどで出発ですので切符をお持ちの方は切符にに書いてある番号と同じ席にお座りください。』
というアナウンスが流れた。へぇ~しっかりしてるんだね。この場所。
「さぁ行きますよ。チーラさん」
「手慣れてるね~~ということはまさか………」
「はい、乗ったことあります。3回ほど仕事でライバーラに行きましたので乗っていました」
ほへ~~さすがだね、でも仕事って何だろう?やばいほうの仕事かな?それとも普通の雑務かな?
まぁ正直そういうのはよくてとりあえず私たちは電車というものに乗り切符に書いてあった数字が書かれている席に座り出発まで待った。
『間もなく発車いたします。危ないですのでホームにいる方は赤いラインの後ろにお下がりください。』
とかかると車内に『ドアが閉まりますご注意ください』と自動音声が鳴ると扉が閉まり私たちが乗っている車両は出発し、私たちは快適な車内で過ごすことができた。
2時間あまりで西剣国ライバーラに私たちは着いた。
「さぁ着きましたよチーラさん」
「はい、そうですね。行きましょうか」
で、私たちはこの場から出てライバーラの街に来た。
「ここが街、いいところだねぇ~~」
「チーラさんこの国の出身ですよね?」
「うん、そうだけど貴族とかが暮らしている場所しか行ったことないから。前一回だけ街に行ったけどそん時はものを盗まれて楽しめなかったんだ。」
「なるほど、悲しかったですね」
「うん………」
実はその時大魔にあったんだけどこれは内緒。私と大魔だけの秘密!!!あ、でも父様もその話は知ってるのか。じゃあ二人だけの秘密じゃないな。
そのあと私たちは一回レストボロナ邸に行った。
「おかえりなさいませチーラ様とお友達の方」
「ただいま。メイド。あ、この子の名前はベニシャです」
「ベニシャですよろしくお願いします」
ベニシャちゃんは元気よく挨拶をした。そのあとすぐに私たちは中に入り父様と会うために来客用の部屋に行った。
わくわく、早く父様来ないかな~~早く来ないとライバーラで遊ぶ時間が無くなっちゃうからさ。
チーラとベニシャは旅行に行きました。日帰りだけど。楽しく過ごしてね~~~。
え~特に書くこともないので
では次回もお楽しみに!!!!




