吸魔全帝国でお仕事?中
バンパイア卿というものが吸魔全帝国から消え女王の間には事後処理をするために吸血鬼の軍がやってきたので俺たちは来客用の部屋に案内された。
「すみません、皆様女王様が怒ってしまってせいでこんなことになってしまいました。」
「いえいえそんなことないですよ。敵が来たためです。」
俺はフォローになるかならないかわからないがそういっておいた。さてどうなるかな?
「そうですか。フォローありがとうございます。ですけど私たちが結界をちゃんと張っていなかったのが悪いと思います。」
「そうなんですか?でも敵は強いと思いますので結界を破ってくると思いますよ。」
「そ、それもそうですね」
これでだいじょうぶかな?フムフィナさん自分を追い詰めないといいけど。私の責任ですとか言って敵の本拠地に乗り込みかねないからな。
そんなことを思っているとこの部屋に女王ことエメナファスさんがやってきた。
「フムフィナ、戸島さんちょっときてください」
なんだろう?エメナファスさんが俺を呼ぶなんてこと滅多にないのに。
俺とフムフィナさんはエメナファスさんに連れられある部屋へとやってきた。
この部屋ってもしかして…………
「女王陛下この部屋ってもしかしなくとも研究室ですか?」
「そうここは国のいろいろな技術が生み出された場所です。私も女王になる前よくここでいろいろなものを作っていました」
「こんなところがあったんですね」
「ええ、この城にはほかにも面白い部屋がたくさんありますよ」
すっごいなこの城。ミレスター城とは違うんだね。ほかにも面白い部屋があるって言ってたけどどんな部屋があるんだろう?
「さてフムフィナ、戸島様これから城に装備させる迎撃砲を作ります。ですから準備してください。ちなみに私たちがやることは設計です。えっとそこらへんに部品がありますのでそれを使用してください。ちなみにこれから作るものは仮なので片手で持てるサイズにしてください」
「「は~~い!!」」
なるほど、城に侵入するものを減らしたり、敵を殲滅したりするために使うものを作れということか。ほう、なかなかいいじゃないか。迎撃砲を作れと。面白そうじゃん。
そんで俺とフムフィナさんは研究室の中にあるデスクに座り作業をした。
*
マスターがいなくなったんで私とテミスさんとタルサさんだけになってしまいました。暇ですね。なにしましょう。私はみなさまとはあまり話しませんしどうすればいいのでしょうか?これはマスターに聞いた方がよいのかもしれません。
「ライシャさん暇ですから戦いましょう」
「え?」
「え?と思いますよね?ですけどもう会場はとっています。先ほどお茶を運んできてくれた方に話をして取ってもらいました」
「そうですか、じゃあやりましょう」
テミスさんと戦えるなんていいですね。私、実はテミスさんと戦ってみたかったんですよね。戦うと決まればいざ行動!私とテミスさんは闘技場というところに行った。
「さぁ~て始めましょう。ライシャちゃん手加減は無用ですよ。私は本気で行きますからね」
「わかりました。」
するとテミスさんから力のようなものがあふれ出し彼女はこの部屋の端のほうにある木剣を取りその木剣を強化させた。
これはまずいですね。私も強化しないと。
フッフッフ、マスターに教えてもらったやつを使いましょう。身体強化・真!!!
「わぉさすがライシャちゃんだね。身体強化をするなんて。竜は違うな~~」
「そんなこと言ってないで始めましょうよ」
「そうだねそれじゃ行くよ」
テミスさんが先攻、彼女は強化した木剣で私の腕に当てたが逆に木剣のほうが割れた。そのためわたしはテミスさんの腹を殴りその波動で彼女を壁に打ち付けた。
「いった~~~」
「あ、すみません。大丈夫ですか?」
「う、うん大丈夫。よし、勝者が決まったね。勝者はライシャちゃんだよ。おめでとう!!」
なんか10秒で決着が着いちゃった。どういうこと?私とテミスさんは互角だったの?何があったのか本当にわからない。
とりあえず戦いを終えた私たちは部屋に戻りぼーっとしていたタルサさんに話しかけそのあと2,3時間あまり雑談をした。
早くマスター帰ってこないかな~~~
*
大魔とライシャサイドでお送りいたしました~~~。いや~微妙ですね。今日中に迎撃砲完成!と行きたかったんですがすっごい時間かかったよというのを表現したくて次回に続くにしました。どうだった?
まぁそれはよくて次回も吸魔全帝国ですよろ~~
では次回もお楽しみに!!!!




