軍用機としても使える船(タルサの)
おはようございます。アラームつけてたのに寝坊した俺です。
何があったの?って聞かれそうですね、実は昨日寝る前アスデラミさんから連絡が着て日が昇って一時間たったらコイード邸に来るよう言われてたんだよな~。やっちまった!ああああああああああああ!
「兄貴居ますか?ライシャから聞いたんですがコイード邸に行くんですか?」
「そうなんだよ。あ、そうだ」
タルサが扉の外で話してきた。そういえばライシャに頼んだな~。そうだ、タルサも連れて行こうっと。
「タルサ、すまんがお前も来てくれないか?」
「わ、わかりました。きっとライブについてでしょうから行きます」
「ありがとう。アスデラミもいるからな」
「あ、そうなんですか。いきましょう」
少し嫌がってるな。そんなにアスデラミさんが嫌なのか?まぁ俺には関係ないだろう。
そして俺、タルサはなぜかファンクラブ塔地下に行った。
「あ、タルサ様!いらっしゃいませ。」
「兄貴もいるぞ」
「申し訳ございませんでした。兄貴様もいらっしゃいませ。今回はどのようなご予定で?」
だれこのひとたちすごいおしゃれというかタルサと同じ雰囲気だな。
タルサは着ていた服の内胸ポケットから長方形のカードを取り出した。
「まさかあれを使うんですか?」
「ああ、あれを使えばすぐつける」
「了解いたしました。デハどうぞお入りください」
タルサと話している兵士らしきものたちは壁に背を向けていたが壁のほうを見ると人差し指を壁にあった穴に入れそして壁の中からタッチパネルらしきものが出てきたのでそれをタルサに渡した。
「ご苦労様」
タルサはそう言いタブレットにパスワードと自分の手形を入力し魔力をタブレットに込めると兵士?にタブレットを渡し兵士?はそのタブレットを壁に戻すと隣に出現したボタンを押した。
「何が起こるんだ?」
「ふっふっふ、兄貴でもわかりませんか。まぁ見ていてください。」
何が起こるんだろう?って地震?すごい揺れてる、え、なに?何が起きてるの~~~!
俺たちの前にあった壁がちょうど真ん中で真っ二つに割れ右側は右側に行き左側の壁は左側に行った。
「こ、これはまさか!!!」
「そうです、これは前俺が作った飛行艇です!ちなみに10人乗りです」
「結構人のれるんだな」
「はい、」
それは二等辺三角形の頂角ではないところ2つにの先端に正三角形をつけてつなげた感じの船だった。とりあえず言えるのはカッコいいということだけだな。
「さぁ行きましょう。」
「私を置いて行くわけないですよね?マスター?」
「そ、その声は!!!」
「フッフッフ、使い竜試験を一位の成績で突破し、人化も手に入れたライシャです」
「やっぱりそうか。そういえばお前も行くんだったな」
「はい、それではタルサさん行きましょう」
「わかった。」
ん?てかタルサなんでマイク付きヘルメットしてるんだ?よく軍人が使ってるやつ。
タルサが手に持っていた長方形のカードを空に掲げカードを光魔法で照らすとこれから乗る船の入り口が開いた。
「さぁ行きましょう」
俺、タルサ、ライシャは船に乗り込んだ。
しっかし大きいな外も中も。あれはもしかしてテレビとドリンクサーバーじゃないか?す、すごいなこんなところにあるのか。やばいな。
「兄貴!座ってください。」
「あ、すまん今行く」
俺はタルサの隣ではなくタルサの後ろにあった席に座った。ちなみにタルサの隣には彼の部下の操縦士だった。ちなみにではないかもしれないがこの船には俺たち以外にタルサの部下の操縦士5人。兵士10人。医者5人いる。あれ?10人しか入れないんじゃなかったっけ?と思ったそこのあなた。正解です。実はこの船の隣に医者たち用の船がある。なのでそれに医者たちは乗りコイード邸へ向かう。
さぁ早く行こうか。きっと怒ってるでしょうあの人たちは。
『システムオールコンプリート。コネクト接続。武器、防具装備完了。発車ゲートオープン』
すると船がおかれている場所の天井が開き地面が上昇した。
『兄貴、出発です』
「了解。」
俺たちが乗ってる船にエンジンがかかり船が上昇した。
おお、すごいなこれが最近作られたってマジでやばくないか?
そして俺たちの船は雲の上に行きそこからライバーラにあるコイード邸に向かった。
なんで雲の上なのかは察してくれ。
*
一方時間に来なかったことですこしイライラしてるアスデラミがいるコイード邸では。
「あ~~~。もうなんで来ないの?今日中には来るでしょうけど」
「そんなカリカリしてないでお茶でも飲んだら?落ち着くかもよ」
「うるさいなぁ~。あと私は今大罪の使いの精神じゃなくてレストボロナ家の精神だから」
「そういえばそうでしたね。アユウナ様」
「それでいい」
コイード邸で働いているベルフェルタがアスデラミと話している。それをコイードは楽しそうにみている。
「アユウナ様。ベルフェルタの言う通りお茶を飲んだらいかがですか?戸島君は時々寝坊するらしいから後で来るよ。」
「そうなんだ。彼も寝坊するんだね」
「しますよ。アユウナ様も昨日寝坊しましたよね?」
「そ、その件には触れないでくれるとありがたいんだけど?」
アユウナ・レストボロナ又の名をアスデラミはコイードを睨んだ。しかし睨むのをやめ彼女はお茶を飲んだ。
「まぁいいや。気長に待つよ。大魔さんが来るのを」
アユウナはそんなことを言っているが心の中では「なんで来ないの?」という思いを募らせていた。補足としてはウイーラドのほうを眼で見ていた。
*
『兄貴そろそろライバーラに着きます。着陸の準備をしておいてください』
「わかった」
絶対アスデラミさん怒ってるだろうな~。謝罪の品を持ってきて正解だった。
大魔たちはライバーラに行きま~す。久々のライバーラですね。変わったところはあるかな?楽しみですね。
で、次回はアスデラミとの話し合いです。それが終わったらライバーラにライブ会場を設置します。
では次回もお楽しみに!!!




