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マジックワールドから来てくれましたようこそ我らの世界へ  作者: 次元渡米
世界全体開催大魔ファンクラブライブ!
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まだ続く雑談会

 アップルパイが食べれるぞ。食べたい。食べたい。た~べたい!は~やく来ないかな~。

 しまった。楽しみ過ぎて歌ってしまった。しまったしまった。


『戸島殿質問よろしいですか?』


『あ、はいどうぞ』

 

 しまった。今雑談会をしていることを忘れていた。

 気持ちを切り替えて…………はい!おっけ~


『では行きます。「戸島様質問です。あなたの前に剣と弓が落ちていますどっちを選びますか?」という質問です。面白い質問ですね。俺でしたら弓を選びますね。戸島殿はどうですか?』


 どっちと言われてもな。弓は魔力を籠めれば隣の国に矢を飛ばすこともできるし、剣はいい奴だったら強い敵も切れるし。でもな~射程距離は弓のほうが大きいしな~。う~ん迷うな。あ~もう、あれにしようっと。


『そうですね剣ですね。俺が選ぶのは剣ですね。』


『ほう、いいですね理由を聞いてもいいですか?』


『わかりました。弓は射程距離が広くて使えるんですが今は銃というものがあるんで必要ないんですよね。ですから剣を選びました。あと剣はいろいろな使い道ができるんですよ。敵に刺したり切りつけたり、地面に刺して合図にしたりなどあるんです。』


『なるほど。で、銃はどういうものですか?』


 あ、しまったつい言ってしまった。しまったしまった。


『えっと銃とはこういうものです』


 異次元収納魔法を起動し武器庫の中に入ってる銃を取り出した。一応火薬で撃つことができるやつを。旧式を取った。俺がいた世界で使っていた魔力を籠めて動かす銃は危険なのでしまっておいた。


『おお、戸島殿はそんなものをお持ちなのですね。すみませんが一発撃ってもらえませんか?その銃で』


『どこをですか?』


 心臓を撃てと言われたら撃たないぞ。


『今作った的です。観客の皆さんは後ろを向いてください』


 ラカピさんは観客にそういうと観客は言う通りにした。

 マジか。どうやらラカピさんは銃の力を見たいらしい。まさかとは思うが銃を兵隊に使う気がじゃないだろうな?そうなったらこの魔界の戦力が倍増しチーラたちの世界に進軍したら殲滅されちゃうじゃん。あ、でもベニシャがいるから問題ない………いやなくはないな。ベニシャは美徳協会のナンバーツーであり俺の妹マジトの直属の部下。故にマジトがベニシャに「この世界壊して」と命令すればベニシャはせざるを得ないだろう。おソロしい。そう考えると俺の妹コワ。

 とりあえず今は銃の試し撃ちの時間だな。さ~てやるか。


『大きな音が苦手な方は耳をふさいでください。行きますよ』


 片目を瞑り的をじっと見つめ引き金に手を置き引き金を引いた。

 弾は銃から出てまっすぐ進み的の中心を射抜いた。

 ちなみに射抜かれた的は地面には落ちずラカピさんのもとへ行った。


『さすがですね。戸島殿。あ、はい。えっとどうやらアップルパイが届いたようです。あと空間に穴が開きやばい世界から魔獣が来たようです。今我々の軍が止めているので何とかなっていますが』


 アリがつなパターンか。間違えたありがちなパターンかん。なんで口を開けてないのに噛むんだよ。

 それはよくて魔獣ね。魔獣………もしかしてマルチバースにいる奴らの仕業じゃないの?なんか俺たちを観てるらしいし。


『戸島殿、いざというときはこの場所ごと城の地下に転送できるようにしてあります故ご安心ください。』


『わかりました。で、アップルパイは?』


『こちらです』


 ラカピさんが指をぱちんと鳴らすと俺たちの隣にあった机にアップルパイが出現した。

 ほう、これが魔界のアップルパイ素晴らしいな。さぁ食べよう。


『いただきます』


『いただきます』


 俺、ラカピさんの順にそういい俺たちは豪快にアップルパイを食した。

 美味しい~~~~~~~~。


「「「「「「キャー」」」」」」


 おっと行けない俺の食べっぷりに観客たちが歓声を………な~んてな。そんなことあるわけないだろう。

 言いたくないんだけど実はおいしすぎて魔力を放出しちゃったんだよ。いや~失敬失敬。ア~ッハッハッハッハッハ!!!⤴


『おいしいですねこのアップルパイ』


『ですね戸島殿。もっと売れてもいいはずなのに』


『わかります。この甘さとパイ生地の焼き加減最高です!』


 すると観客はそのことをメモった。すごいななんか。

 

「失礼します」


『どうしたのかな?』


 ラカピさんのもとに剣を腰に差した男性がやってきた。


「少しこちらへ」


『わかった。』


『と、いうわけで戸島殿少し裏に行きますので皆さんと遊んでてください』


『わかりました』


『それじゃあみなさんじゃんけん大会をします!』


「「「「「「「やったー!」」」」」」」


 俺と観客はじゃんけん大会を始めた。

 最初はじゃんけんポンで俺が出すと観客も出した。

 裏話だが右目で観客を見て左目でラカピさんがいるところを見た。

 な~に話してるのかな?お、まさか~?


「報告せよ。」


「はっ、ラカピ・アルエムス様。それでどういたしましょう?北方部隊が魔獣100体と交戦中ですが戦況はよろしくありません。ましてや滅びそうです。」


「そうか。これはまずいな。ノースアたちには協力を要請したか?」


「しましたが『戦いたくないからいやだ』と言ってました。」


「くそ、あいつら。まったくふざけてるな。しゃ~ない。トップに連絡を入れろ。射撃砲使用許可を要請する」


「了解しましたラカピ様」


 へぇ~敵が100体もこれはなかなか面白い。百体。と、いうことはあと10分ぐらいでこっちに来るか。あ~あ。一応魔力をためておくか。

 じゃんけん大会をしながら恐ろしいことを知ってしまった。いや~怖い怖い。

魔獣だって?にげなきゃ!どんな魔獣なんだ?恐ろしい!はい、というわけで雑談会がちゃんと終わりません。魔獣の襲撃で終わるシナリオにしました。まだ魔獣は来てないんですけどね(笑)。

 子の雑談会が終わればライブが始まります。

 では次回もお楽しみに!!!!

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