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ただいま~ウイーラド!そして大地!

海の調査も終わりなんだかとってもいい気分だな~。あ、いやいい気分じゃなかったか。悲しいことがあったもんな。闇竜四天王の二人が死んだという事件が。

 とりあえずそれを省けば楽しかった思い出だな。

 で、今船は全速力でウイーラドに向かって走っている。それはなぜかというと海底から戻ってきたテミス、ライシャ、テクスがそろって「疲れた~早く帰りたい」といったためである。それもそのはず海の旅を長い間続けていたんだから。正直俺も早くファンクラブ塔の自室で寝たい。ほんとに早くつかないかな?

 そんなことを考えながら外を見ているうちにウイーラドのビーチば見えてきた。

 あれ?あそこに誰かいる。


「皆さん!お疲れさまでした~!」


「モデルティさんだ!」


 いつの間にか隣にいたライシャがお~いとモデルティに手を振っている。

 そして船はウイーラドのビーチに着き階段が出現しビーチの砂にグサッと刺さり船とビーチをつなげた。


「皆さん着きましたよ?お疲れさまでした」


 テクスが無線を使ってそんなことを告げるとテミス、チーラ、ライシャ、俺、ペイチルが船から降りテクスとデルシーは残った。


「先輩。僕とデルシーはモデルティにいろいろと報告しなくてはいけないので先に帰っていてください」


「ああ、わかった。お前たちの荷物はどうする?」


「荷物ですか……。置いといてください自分で持っていきますので」


「わかった。」


 テクスのと会話を終えると前にチャスランとファンクラブ塔が所持している人造いいや美徳造生命体が50体ぐらいおりその近くに馬車が6台あった。

 馬車か。久々にみるな。確かこの世界に来た時ライバーラで見た気がするな。それ以外だとあまり見てないな。それよりなんで馬車がここにあるの?おかしくない?頭の中に「?」がたくさん浮かんでるからとりあえずどういうものか見てみよう!

 ふむふむ、なるほど。どうやら見た目は馬車だが船にもあった空間拡張のギミックが車の部分にあり一見馬に見える奴らは馬じゃなくチャスランが作った奴のようだ。そいつらの強さは魔人級だった。やば!


「皆様。馬車にお乗りください。ここからは私たちが皆様をファンクラブ塔までお送りしますから」


 チャスランが礼儀正しい言葉で告げると俺たちは馬車に乗り周りにいた50体の生命体の25人はほかの馬車5台に乗り後の25体は残り船に入って行った。何をしているんだろう?と思いながらも聞くのはお門違い?だと思ったので聞かなかった。まぁ聞いても答えてくれないだろうし。

 くだらないことを考え出発した馬車から外をのんびり眺めていると時間も忘れていつの間にかファンクラブ塔についていた。

 

「皆様。おかえりなさいませ。」


「ただいま~!」


 俺たちは声をそろえてそう告げ各々自室に帰っていった。



「ただいま~!俺の部屋!はぁ~。やっぱり自分の部屋はいいな。よし、寝るか」


 俺は服を脱ぎ寝るときの服に着替えベットに入り部屋の電気を消して寝た。すると不破~っとした気持ちになり睡魔が襲ってきてもうダメ…………。



 おはよ~!ここは?あ、俺の部屋か。なんか目覚めちゃったな。何時に寝たっけ?確か帰ってきてすぐだから午後5時かな?で、今が午後11時か。結構寝たな。俺。やることがないな。お腹もすいてないし。剣の特訓とかしても疲れるだけだし……そうだ!夜遅いが散歩にでも行こうかな?そうしよう!散歩に行こう!

 俺は寝るときの服から通常の服に着替え部屋を出るとちょうどそこにライシャとテミスが話しをしていた。


「おお、二人ともどうした?」


「マスターこんばんは」


「大魔様。これからどこかに行かれるんですか?」


 ライシャは優雅にご挨拶。テミスは俺の恰好を見てどこかに行くと聞いた。


「ああ、ちょっと散歩に行ってくる。明日の昼まで戻らなかったら散歩にはまって国を歩いて回ってるとでも思っておいてくれ。」


「はい、わかりました。ま、マスター」


「了解です!大魔様!」


 ライシャはえ?という顔でテミスは「さすが大魔様!」などという顔をし俺はファンクラブ塔を出た。

 どこに行こうかな?やっぱり美徳協会の近くかな?とりあえず適当に回ってみるか。

 ふんふふ~ん。いや~静かだね。夜だから普通か。

 ん?この感じどこかで体験したな。 

 不意に何かが出現した気がし、俺はそれがあるであろう方向に行くとそこには俺をこの世界に連れてきたゲートらしきものがあった。

 ゲート、ゲートか。見たところフムフィナさんや最近あった軍服を着た人とは違う周波なんだよな。これもしかして自然発生したやつかな?わかんねぇ~!

 頭の中で考察しているとゲートが大きくなり俺の足元まで着ていた。

 やべ!これはマジでまずい!早く逃げなきゃ!

 逃げているがゲートから距離が全然変わらない。どういうことだろう?というか逆に近くなってない?あ、やばい飲み込まれる。マジか!助けて~!


「あ、死んだわ」


 俺はゲートに入ってしまい気を失った。



                  *

 大魔が寝てる間モデルティたちは大魔たちが乗っていた船を調査していた。


「モデルティ様、小島に向かった潜水艦の付着物などを調べてみたところこの世界には存在しない粒子を発見しました。あと潜水艦についていたカメラに残っていた小島の地面の様子を見たところ何者かが高位の魔法で土地を直していることが判明しました。以上です」


「そう、報告ありがとうございます。なるほど、これは大変な事態ですね。デルシー、闇竜四天王の二人を像にしたやつはわかりますか?」


「わからないニャー。でも私たちと同じ存在もしくは上のやつなのはわかるニャー」


「そうですか。上のやつですか。謎ですね。まぁいいでしょう。皆さん細部まで調査してください。あ、デルシーとテクスは報告書を書くように」


「「了解しました(ニャー)」」


 モデルティはそう告げ船の中に入って行った。彼女は何か感づいてそうだが言わなかった。言ったら大変なことになると予想したのだろう。

                  *


おかえり皆!母なる海から陸に戻ってきました!ですが最後大魔はどこかに飛ばされました。どこに行っちゃったの?大魔!

 それと最後モデルティは何かを考えてましたね。彼女はいったい何を考えていたのでしょうか?

 さ~ていよいよ次回から新章です!もしかしたら大魔は出てこないかも!チーラが主役かもしれません。いったいどうなる新章?

 では次回もお楽しみに!!!!

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