女王の正体
俺たちは今 光王国ミレスター という国にいる。この国には光竜がいるらしい、だが地図を見たところ竜の住処は見当たらなった。一応レニャールにいって聞いても『竜の住処というのはありません』と言われてしまった。
だがこの世界を破壊しかけたものがこの国にはいるらしい。そいつの名はわからないがとんでもなくおそろしい感じがする。
「ねぇ大魔 どういうことなのかな?何で竜の住処はこの国にないんだろうね?」
「そうだな 俺もよくわからんが何かある気がする」
「大魔さん 僕食べ物勝ってきていいですか?」
「あっ別にいいぞいってらっしゃいミスカちゃん」
「大魔私も行ってくるね」
「ああ分かった」
俺一人かーなんかさみしいな~ ん?何かを感じるあそこにある城からなにかを。
「おい お前 もしかして戸島というものか?」
えっなにこの王宮に勤めていそうなかっこいい人たちは?
「あっはいそうですがなにか?」
「では戸島 大魔 女王陛下のご命令により貴様を王宮に連れていく」
「は?はー?」
なぜか俺は王宮に連れられて行った。というか俺どうなるのかな?それが疑問なんだけど。
王宮に連れられて行く途中にチーラとミスカちゃんがいた。どうやらまだ何かを買っているなにを買ったか聞けたらあとで聞くことにしよう。
はっ!なんだこの闇のオーラはまさか悪魔がこの国にいるのか?俺はオーラの感じたほうを見てみたが何もいなかった。
「なるほどあれが戸島なのね なかなかおもしろそうな人間じゃないの。さすがは闇竜様ね。 ザンそれで私に何をしてほしいの?」
「決まってるじゃないかわざわざこの国に来た理由は あの封印された者を開放することだよ。
だから君を呼んだのさ。ね メルグリィタ」
「まったく困った子ね君はいつでも。まぁ封印を解けるのはこの闇竜様の四天王の一人ことこの私メルグリィタしかいないんだからね。さてさっさと封印の場所へ案内しなさい」
「はいはい。わかったよじゃあついてきてね」
俺は王宮に連れてこられた。どうやら俺にはここを出る権利はないらしい。ひどい話だ。おっと何故だかチーラやミスカちゃんまでいるこれはどういうことなのかな?
「だっ大魔なんであなたがここにいるの?」
「いや俺もわからないただわかるのはこの国に女王がいるということだ」
「そうなんですか大魔さん?」
「ああそうだよミスカちゃん」
なんか会話になってないような気がするのは気のせいかな?
「そこの者静かにしろ」
「はいすみません」
なんだなにが始まるんだ?まさか処刑か?いやそんなことはないはず
「我らの女王がまいられます。令」
「ははぁ~」
女王だとなるほどそっちのパターンか なるほどな。 ほとなくして女王がやってきたその美しさとはなんのやら白いドレスに金色の髪それにスラーっとした体つき。さすがは女王様。ん?あのドレスに描かれているのってまさか・・・
「竜?」
「あら気づいたのかしら?わらわのドレスに書かれた竜の絵を」
「貴様失礼であるぞ女王様に向かって」
「よいよい。皆の者退出せよ あとこの者たちに机といすを用意せよ」
「はい。」
そう女王がいうと皆が退出し部屋には女王と女王の配下らしきものと俺たちだけになった。
「すまないのう 大魔殿わらわが騎士たちにそなたらを連れてくるようにめいじたので驚いたであろう。あともう一つそなたらは驚いたであろうな この国に竜の住処がないことを」
「な?なぜ知っているのですか?女王様」
「それはわらわが竜であるからじゃ。わらわの名は光竜シャイネリナである。よろしくな」
まさかこの国の女王が竜だったとは、驚きだ
「あの~女王様いえシャイネリナ様あなたの試練は何ですか?」
「わらわが行わせる試練か~お主はチーラとかいったな」
「はい。私はチーラ・レストボロナです」
「そうかでは今後チーラと呼ばせてもらうとしよう」
「はい ありがとうございます」
女王が竜という国もあるんですねなんだかすごそうです。
あとあの悪魔たちが何か企んでいましたね。次回もお楽しみにね!




