表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺なら、こういう能力にする!  作者: 包 卵夫(ツツミ タマオ)
13/15

能力解説

おまけのようなものです。


作中で登場した能力を、【効果】【発動方式】【能力名】【所有者】【詳細と備考】

の、項目に分けて、説明したものです。


興味があれば、読んでみて下さい。


─────────────


【効果】

 何者をも圧倒する身体能力を得る。


【発動方式】

 常時発動型


【能力名】

 絶体強者


【所有者】 

 サードマン


【詳細と備考】

 身体能力、肉体の頑強さ、耐性等が、大幅に強化される。

 また、相対する相手が、所有者の戦力を上回っている場合、その相手を圧倒できる程度に、強化幅が上昇する。

 一見無敵に思えるが、所有者であるサードマンが、とあるガバをやらかしたため、本編では大した活躍ができなかった可哀相な能力である。

 というか、犯人は転生の女神。

 サードマンの発想自体は、決して悪くはなかったのだが、強いて言えば、性格が悪かったと、言わざるを得ない。



─────────────


【効果】

 意図しないところで、ある程度、所有者の都合の良いように、物事が運ぶ。

 

【発動方式】

 常時発動型


【能力名】

 強運 


【所有者】

 三郎


【詳細と備考】

 シンプルにチート感が漂う、三郎が転生する際に、『絶体強者』と引き換えに失った能力。

 これがあれば、サードマンとして、良い異世界ライフを満喫できたかも知れない。 

 彼がある程度、現世で我を通しても、咎められずに生きてこれたのは、この能力のおかげである。

 それが彼が慢心する要因となった。



─────────────


【効果】

 異世界における、生命体に触れることが可能となる。


【発動方式】 

 常時発動型


【能力名】

 干渉


【所有者】

 異世界における、全ての生命体(サードマンと産まれた直後の生命体は除く)


【詳細と備考】

『干渉』を持っていない者は、他の生命体に触れることができずに透過する。

 また、『干渉』を持っていない者が触れている、非生命体――衣類や武器などを介しても、触れることは不可能であり、触れようとした相手が触れている、非生命体――衣類や武器にも、触れることは不可能である。

 分かりやすく具体例を上げると、例えばサードマンが剣で誰かを斬ろうとしても、その攻撃はすり抜けるが、剣を投擲した場合、その攻撃は相手に干渉することが可能となる。

 つまり、サードマンが投擲武器を持っていれば、ワンチャンあったかも知れない。

 彼が知るよしもないが、素手格闘を選んだのは、大失敗であったのだ。

 また、『干渉』を持たぬ者が、『干渉』を持つ者に攻撃を受けた場合、相手が一方的に干渉できるのに対し、『干渉』を持たない者が、いくら頑強な肉体を持っていようが、一切干渉――抵抗ができないので、意味を成さない。

 分かりやすく具体例を上げると、トゥナイトの斬撃をサードマンが受けたら、真っ二つというわけだ。

 真剣白歯(●●)取り等、もっての他である。



─────────────


【効果】

 武器に地震雷火事親父等の、様々な自然現象を纏わせることが可能となる。


【発動方式】

 任意発動型


【能力名】

 地震雷火事親父


【所有者】

 トゥナイト


【詳細と備考】

 本編では所有者であるトゥナイトが、雷を剣に纏わせていたが、他にも色々纏わせることが可能。

 ただ、彼は雷を好んで使用するので、後に、

『宵闇の雷霆』との、異名で呼ばれることとなる。

 また、武器を選ぶ能力ではないので、例えば拳に纏わせることも可能である。

 拳に親父を纏わせると、腕が意思を持つ雷親父と化し、戦いに集中できなくなるので、注意が必要。

 因みに剣に纏わせた場合も、文句を垂れるだけで、何の役にも立たない。 

 


─────────────


【効果】

 視界に映る人間の身体を、任意に切断する。


【発動方式】

 任意発動型


【能力名】

 切り裂く視線


【所有者】

 プリンアラモード


【詳細と備考】

 射程距離は、所有者の目の届く範囲。

 対象から離れれば離れる程、精度が落ちる。

 逆に至近距離であれば、対象の全体像が視界からはみ出していようが、小指の先等、細かく指定して切断が可能となる。

 例えば対象が豆粒に見える程、離れている時にこの能力を使う場合、全体像を曖昧にしか認識できないため、縦、横、斜め等の、大雑把な両断しかできない。

 人間にしか効果を発揮しないので、魔物の集団である、邪神の軍勢に通用しないのは、ご愛嬌。というか怖い。

 触れなくても切断できるのに、何故か感触がバッチリ伝わってくるので、所有者であるプリン姫は、この能力を使用するのに、忌避感があるようだ。



─────────────


【効果】

 言葉の通りに人体を損傷させる。


【発動方式】

 任意発動型


【能力名】

 罵詈雑言


【所有者】

 ムテキング


【詳細と備考】

 射程距離は、所有者の目の届く範囲だが、

『切り裂く視線』と違って、対象と離れていても、精度が落ちることはない。

 対象が耳を塞いでいても、難聴でも、体の一部さえ見えていれば、効果を発揮する。

 言葉を発するという、ワンクッションを挟むため、『切り裂く視線』より、使い勝手が悪いように思えるが、切断のみの『切り裂く視線』より、損傷パターンがバリエーションに富んでいる。

 例えば、ねじ切れる、千切れ飛ぶ、爆散する等。

 王様、涙拭けよ。

 因みに、対象の目に見えない内部――内臓等は、損傷させることはできない。例えば、心臓は潰れる等。

 やはり、邪神の軍勢には通用しない。



─────────────


【効果】

 複数の武器を宙に浮遊させ、自在に操る。


【発動方式】

 任意発動型


【能力名】

 雑色の悪魔


【所有者】

 ヴァイ


【詳細と備考】

 射程距離はやはり、所有者の目の届く範囲。

 遠隔操作の距離が離れる程、精度が落ち、集中力を消耗する。

 操る武器は問わないが、所有者であるヴァイは、刀剣を好むため、後に、

『多刀使い』の異名で呼ばれることとなる。

 操る武器の一つ一つを、独立して操ることが可能であり、纏めて同じ動きをさせることも可能。

 前者の場合、並列思考を所有者に強いるため、脳にかなりの負担がかかる。

 所有者であるヴァイは、雑念が多いことも相まって、張り切ってこの能力を使用すると、鼻血を吹き出すことが、ままある。

 彼が無口なのは、思考の殆どを、並列思考と雑念に割いているためである。

 因みに、弁慶よろしく、背負い籠に多数の刀剣を収納してある。

 ちょっとダサい。



─────────────


【効果】

 意識しようがしまいが、所有者の都合の良いように物事が運び、思い描いたことは何でも実現する。


【発動方式】

 前者は常時発動、後者は任意発動


【能力名】

 御都合主義


【所有者】

 ソンナヒト、ウチニハ、イナイヨ


【詳細と備考】

『強運』の強化版。

 サードマンがこれを願っていれば、異世界で好き勝手できたであろう能力。

 でも、仮に彼がこの能力を願ったところで、すぐさま、女神から修正パッチを当てられたであろう。

 というか、そんな能力の主人公がいたら、物語が成り立たないと思う。


転生の女神の能力も、書こうと思いましたが、めんど……、収集がつかなくなりそうなので、止めておきました。

彼女の代表的な能力があるとすれば、

やはり『出歯亀』ですかね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] こうして分けて説明していただくと、また興味深いです! やはり王族の能力怖い…… 女神様の能力は無数にありそうですね! 『出歯亀』 が真っ先にあがるのが笑えますww
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ