オッサン・ジョーク
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のり子はこの前、職場であった事を師匠に言う。
『職場のオッサンに、今日は車で来たんですね、と言ったら、タマタマだよって。男だから、タマタマだぁ〜って(笑)オッサン・ジョークを飛ばすんですよ』
『さぶ〜(*_*)』
一瞬(*_*)…ヒューヒューヒューという冷たい風が吹き抜ける。
『なんで、のり子にだけそんなジョーク飛ばすんですかね。他の女性になら無視されるのに』
『ハハハ(≡^∇^≡)貴女なら言いやすいんでしょ(笑)。貴女そんなオーラ持ってるもん(笑)』
『嫌ですよ〜(*_*)。この前なんか、UFO喫茶店の常連に、キスしよう、ホテル行こうって抱き付かれて…』
『それセクハラだって。男だからタマタマだってのも、それセクハラだって』
『で、ですよね。なんで私そんな、言いやすいんですかね』
のり子は、自分はしっかりとした人間だと思っているが、周囲はそう思っていないようだ。
しかし、一昔前なら、こんなセクハラは当たり前だったようだ。
平気でお尻を触ったり、肩を揉んだりしたそうである。
つまり、民間の職場の女性たちは、ナメられていたのである。
のり子は思う。マスターの言うウーマンリブも、職場でナメられないような荒業なのだ。
ウーマンリブは、男からも嫉妬され、女からも嫉妬をされる。
自然と、強く逞しく成らざるを得なくなってしまうのだ。
しかしウーマンリブの弱点は、『仕事のことで精神的にイライラしている』にも関わらず、ボーイフレンドに『セックスしよう』と言われても、その気になれないという弱点がある。
そんな時にしてしまうと、もうその男とは顔も見たくなくなるのだ。
ジョークを飛ばせるような職場の方が、精神的な負担は少ない。
ジョークも飛ばせなくなったら、人間終わりだ。そんな矛盾を抱えながら、のり子は、ジョークを然り気無く笑い飛ばす(≡^∇^≡)




