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年寄りはみんな、腰を屈めながらのり子に言う。
『アソコ痛で〜』『ここ痛で〜』『イデデデデ…』『お前はまだ若いから、年寄りの気持ちが分からないんだ』と叱る。
祖母がそうだ。
『お前もいずれ、年を取ったら年寄りの気持ちが分かるだろう…』と、笑うのり子に冷たい言葉を浴びせる。
のり子は弱者を笑い、上司には刃向かうタイプの女だった。
だから、弱者にも嫌われ、強者にも嫌われる。
のり子は、天涯孤独だろう…。
『そんなんじゃ作家になれないぞ』
と、誰もが言う。
作家とは、天涯孤独な商売だ…。




