大学時代のバイト体験
自分の人生は何も無かったと日々無気力と後悔の日々です。
2chのまとめブログでの書き込み
その女性は高校時代はギャルグループに属し
つまりスクールカーストの上位グループに属し
大学でも似たようなグループに属していたのにも関わらず
その時の仲良かった人たちと卒業と共にまったく連絡が無くなり
つまり友達が居なくなってしまい、
恋人もまったく居なかったと。
青春を謳歌できなかったという書き込みを見た。
一方で乙武さんは5人の女性と不倫をしていたというニュースを見た。
俺もまったく恋愛とは無関係な人生だったなぁと
つくづく思いながら散歩に出かけた。
散歩しながら自分の大学時代を思い出した。
バイト先に45歳くらいの女性がパートで入ってきた。
その人のことは普通にバイトとして接していたのだが
あるとき
他のバイトや社員さんと接する態度と
俺に対する態度が明らかに違うことに気がついた。
あるときバイト中の雑談で
「私、結婚していないのよ。」と
「結婚することが怖いの。」と
そのときはピンと来ていなかった。
が、数日経って気がついた。
この人はもう40過ぎていて、俺はちょうど20歳だった。
この人は俺に好意を抱いていて恋人になってほしい。そう思っているんじゃないかと。
しかし、結婚してほしいとは言わないから恋人になって欲しい
と言っているのではないか。
それ以来、セックスができるという期待に異常に興奮する毎日になった。
日々「この人とはきっとセックスができる。」という異常な興奮で毎日が包まれていった。
数日するとプレゼントを貰った。
さらに数日すると「パソコンのことで教えて欲しいことがある」と言われてメールアドレスを貰った。
これはもう誘われていると思った。
「どうしよう。この人にメールを送ったらきっとデートをするだろう。
それが気に入られたら恋人にもなるだろう。」
20歳で性欲を抑えきれない感覚と
初恋人が40過ぎで、周りの人からどう見られるのだろうと恥の感覚に挟まれて
悶々として過ごしていたが
結局メールを送ることはしなかった。
それ以上仲良くなろうともしなかった。
逃げるようにバイトも止めてしまった。
今にして思えば悪いことがひとつも無いではないかと
綺麗な人だったのもあって後悔している。
その時に恋愛というものが自分の人生の中で始めて認知できた。
その大学時代の記憶に触発されて高校時代のことを思い出した。