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自称ヒーローな厨二病と幼馴染の私

ストレスたまった勢いで書いた。反省はしていない。

 「長谷川美園はせがわみその! 優花ゆうかに与えた数々の仕打ち、今ここで反省してもらうぞ!!」

 「…………は?」


 突然の怒声にぽっかーん、となってしまった私は悪くない。

 だって、目の前にぞろぞろとやってきた学園の五大王子(本当にそう呼ばれている。もっとマシな呼び方はなかったのか)とは何の接点もないし、その彼らの後ろで何故かぐずっている女子生徒……多分、彼女が今名の挙がった『優花』さんなのだろうが、彼女ともほとんど面識はない。

 そんなわけで、彼らの言う「数々の仕打ち」とやらに全く心当たりはない。

 つか、私ただ今食事中なんですけどね。食堂で。

 ヒーロー願望でもあるのだろうか……って。

 ……ヤバイ。この状況は、確実にヤバイ。


 「とぼけても無駄だ。優花の教科書や私物の破損、階段からの突き落とし、剃刀入りの手紙、根も葉もない噂、全て君が主犯だという証言がある。言い逃れはできんぞ」

 五大王子のリーダー格、生徒会長の赤嶺幸人あかみねゆきとが何か言っているが、最早それどころではなかった。

 これは、見ようによっては「五大王子が私に言いがかりをつけている」ようにも取れる。

 私の冤罪などどうでもいい。それよりも。


 「とにかく、優花に謝罪を……」

 「あんたら、今すぐここから逃げろ」

 「……は?」

 今度は、五大王子達がぽかんとする番だった。

 まあ、あんたらは私の罪とやらを暴きたいようだが。でも。

 「今の台詞に言いたいことは多々ある。けど、早くしないとあんたらは世界一相手にしたくない奴に攻撃されることになるぞ」

 とにかく、彼らには私の傍から離れてもらわないと。アレが気づいて飛んでくる前に。

 「はっ、謝るどころか脅しか? いい加減に……」

 と、五大王子の一人、緑川孝太郎みどりかわこうたろうがこちらに近づこうとした時。


 「サンダァスパァァァク!!」

 聞き慣れたくなかった叫び声と共に、雷が五大王子めがけて飛んできた。

 あ、四人が避けた。一人逃げ遅れて、まともに食らってる。あれは桃井宗次ももいそうじだな、彼は運動苦手らしいから。

 まあ、一応手加減してるみたいだからしばらく入院くらいですむだろう。多分。

 それはさておき、やっぱり来てしまった。史上最悪の人災が。

 「誰だ!」

 「俺だっ! 雷と正義の使者、黒崎透矢くろさきとうやだっ!!」

 誰何に答えるように、びしっとポーズを決めながら入ってくる知った顔。おそらく内心、「俺かっこいい!」とか思ってることだろう。


 「何だお前は、今大事な話を――」

 「そうはさせるか! お前らがそいつを狙ってるってのはわかってるんだぞ、悪の組織の手先ども!!」

 「「「「「は?」」」」」

 透矢バカの台詞に再び唖然とする桃井以外の五大王子と(多分)優花嬢。

 気持ちはわかる。しかもコレ、本気で言ってるんだからタチ悪い。




 ここで、この男――黒崎透矢について説明しておこう。

 不本意だが、こいつは私の幼馴染というやつである。

 ただ、昔はまだまともだったのだ。


 ある日突然「俺、前世の記憶が戻った!」とかほざき出したのは小学校4年くらいの時。

 興奮気味に話した内容をまとめると、


  ・この世界は透矢が前世で見た『クロノスナイツ』とかいうアニメの世界

  ・そのアニメでは超能力者で構成された悪の組織と、それに対抗する正義の味方たちが日夜戦っている

  ・主人公の名前も同じ『黒崎透矢』という名前で、雷を操る能力者

  ・舞台は能力者を育成する高校で、主人公は正義の味方側にスカウトされて悪の組織と戦う


 ……らしい。

 この世界に普通に能力者が存在していたのが、こいつの『前世病』に拍車をかけた。

 憧れの世界、しかも主人公に転生したと大はしゃぎで私や両親の話を聞かず、高校で正義の味方にスカウトされるのを目標に暴走し始めた。

 特訓(勿論自己流)の末に、本当に雷の能力に目覚めた時は驚いた。


 ……とはいえ、悪の組織なんてものが実在しているわけがなく。

 本人は「悪の手先」と信じ込んで戦っているが、実際はほとんどがただの不良とか迷惑なだけの一般人とかである。たまに能力者やヤクザ屋さんもいたが。

 だが、敵はみんな能力者と思っている透矢に遠慮の二文字はない。容赦なく雷をぶっ放す。その結果、警察の世話になったことも珍しくない。

 それでも助けられた人がいるのは事実で、ご近所では子供たちに『スパークヒーロー黒崎マン』なんて呼ばれている。


 まあ、端的に言えば『ヒーローバカ』の『厨二病』なのである。

 ありもしない正義の味方にスカウトされるよりも能力警官を目指した方が早いと思うのだが、そこは譲れないのだろう。

 いい加減現実に気づいてほしい。




 「あっ、悪とはなんだ!! そもそも悪いのはこの女だ!!」

 あ、そういや優花さんいじめ疑惑が途中だった。

 けど、本当に心当たりないし。

 あったとしてもこの様子では、透矢がおとなしく言うことを聞くとは思えない。


 「嘘言うんじゃねえよ、みんなから聞いたぞ! 仕事はまともにしない、罪のない人に言いがかりをつける、好きな女に振られた、他にもいろいろあるぞ!!」

 おい、最後の奴言ったの誰だ。明らかに私情だろ。

 と思っていたら、


 「そうだそうだー、お前らは酷すぎだー」

 「黒崎マーン、そいつらに天誅をー」

 「彼女返せー」

 いつの間にか集まってきた野次馬が、色々言い始めていた。

 透矢に妙なこと吹き込んだのはお前らか!!


 「ってなわけで……悪は滅す!!」

 いつものように(本人的には)決め台詞を吐いて、透矢は雷を繰り出す。

 ……って、だからここは学校の食堂!!

 私は慌てて食堂に防御結界を張る。……言い忘れていたが、一応私は結界の能力者である。そのせいで結果的に透矢の暴走に巻き込まれてしまうわけだが。

 何にせよ、こうなったら私にできるのは被害を最小限に抑えるだけだ。結界が張れるだけじゃ戦闘系能力者には対抗できないからね。私、まだ死にたくないし。

 気づけば野次馬は、ちゃっかり結界の外へ逃げ出していた。慣れってすごい。


 「アッシュストーム!」

 「んなもん効くか、おりゃっ!」

 「くっ、ならこうだ!!」

 「援護するぞ!」

 ……声はなんとか聞こえるけど、それぞれの動きが速すぎて何が起こってるのかよく見えない。戦闘系の能力者にはよくある光景みたいだけど。

 てか透矢の奴、私の結界あるからってやりたい放題やってるな……結界だって限界はあるってのに。

 とりあえず、まだ結界と定食が無事なうちにお昼食べておくか。うん、コロッケがおいしい。


 「ちょっと! コレどういうことよ!!」

 と、ここでキレたのは完全に置いてけぼりになっていた優花(仮)さんだった。

 「なんで黒埼透矢が、あんたの味方して幸人たちと戦ってるのよ! 攻略対象P6の一人として、私のものになるはずなのに!!」

 攻略対象? P6? 私のもの?

 彼女は一体何を言っているのだろう。


 「あのう、一応伺いますが。まさかあなたも、ここがアニメの世界だとか思ってます?」

 「は? ここは『学園プリンス~恋する王子と革命の乙女~』の世界でしょ? それにアニメじゃなくてゲームよ、乙女ゲーム」

 ……ああ、どうやら優花(仮)さんは透矢と同類だったようだ。

 おそらくタイトルからして、コテコテの恋愛もの。彼女の中では主人公は自分自身で、恋の相手が五大王子+透矢なのだろう。

 なぜ、それで私が彼女をいじめたことにされてるのかが解せないけど。もしかして、同じ名前のいじめっ子が出てくる設定なのだろうか。


 「まさかあんたも転生者!? ふざけんじゃないわよ、邪魔なんてさせないんだから!!」

 「いえ、私じゃなくて……」

 全て言い終える前に、ずどぉんと大きな音がする。

 そちらを向くと同時に、ずたぼろになった赤嶺幸人がべしゃっと床に落ちた。

 見れば、他の三人もすでに床の上に転がっている。


 「あー、そうだそうだ。思い出したわ」

 のんびりとした口調で呟きながら、こちらへ近づいてくる透矢。

 さすがに五大王子(-1)相手で無傷とはいかなかったらしく、あちこち焦げたり切れたりしている。それでもまだ余裕はありそうだったが。

 「お前、8話あたりに出てきた敵じゃん。確か名前は……ノワールリリィ!」

 「は?」


 透矢の「アニメの話」によれば、悪の組織は時には手先を送り込み、時には生徒を洗脳して操ったりして高校を狙ってくるらしい。なんか理由があるらしいけど忘れた。

 多分そのノワールリリィとやらが、偶然優花(仮)さんと似ていたのだろう。


 「まさかお前が黒幕だったとはな。美園を狙ってただで済むと思うなよ!」

 「冗談じゃないわっ、私はヒロインよ! イケメンに愛される運命なのよ!!」

 「ちげぇよ、俺が主人公だ!!」


 優花(仮)さんは、電波な人のようだ。イケメンに愛される運命ってなんだ。

 ……なんだか透矢がまだマシに思えてきた。電波より厨二病の方がマシってのもあれだけど。

 一旦は引き始めた野次馬も、また面白がって戻ってきている。「がんばれ主人公ー」なんて声まで聞こえてきた。


 その優花(仮)さんだが、

 「このっ!」

 「よっと」

 「よけるな!」

 「そう言われてよけないバカいるか、よっ!」

 五大王子との戦いを見た後というのを差し引いても、かなり弱そうだ。さっきからぜんぜん攻撃が当たっていない(ちなみに光使いのようだ)。

 まあ、透矢が戦い慣れしているのもあるだろうけど。場数は無駄に踏んでるから、学校で1、2時間訓練してるだけの素人が勝てる相手ではない。


 「なんで、あんな、悪役、女の、味方、するのよっ!」

 「悪役じゃねえよ、サブヒロインだ。そして、俺にとっちゃ――」


 あ、これ終わる。

 その予感は正しく、次の瞬間には特大の雷が優花(仮)さんを襲った。

 ものすごい光と轟音に、思わず目を閉じ耳を塞ぐ。

 そろそろと目を開けると、煙を上げて倒れてる優花(仮)さんがいた。


 「殺してない、よね?」

 「安心しろ、峰打ちだ」

 「雷に峰打ちも何もないでしょ」

 けど、そこに関しては大丈夫だろう。透矢曰く「無駄な殺生はヒーロー道に反する」らしいし。


 「ってか、サブヒロインって何? 初耳なんだけど」

 「あれ、言ってなかった? アニメの『黒崎透矢』の幼馴染も『長谷川美園』なんだよ。アニメの『透矢』は別の女とくっついちゃうから、『長谷川美園』はサブヒロイン。でも、人気高かったんだぜ?」

 「ふーん」


 まあ、いいか。

 透矢にとっての私が何であれ、助けてもらったのは事実だ。

 私じゃない『長谷川美園』さんにも、ちょっとは感謝しとこう。

 ……さっき何を言いかけていたのか気にならなくはないけど、ね。







 遅れて駆けつけた風紀委員に事情を話し、焦げた五大王子と優花(仮)さんを引き取ってもらい。

 詳しく聞きたいということで、私達は風紀委員長の前にいた。


 「……相変わらず無茶苦茶な話だが、似たようなケースの事件は過去にもあったらしい。その首謀者は魅了の能力者だったから、彼女もそうであった可能性あるな」

 「さっすが、隊長さんはわかってらっしゃる!!」

 風紀委員長の紫堂君の言葉に、嬉しそうに透矢がうなずく。透矢の中では、紫堂君は正義の味方の学園分隊隊長らしい。ので、彼の言うことは(他の人よりは)聞く。


 「私は、透矢の同類が他にもいたということにびっくりですけどね」

 「乙女ゲームの世界とかいうのか? 何をどう解釈したらそうなるのやら」

 全くだ。紫堂君が常識人で嬉しいと今日ほど思ったことはない。

 透矢もうなずいてるけど、あんたは人のこと言えないぞ。


 「何にせよ、彼女は能獄送りになるだろうね。危険人物に認定されるのは間違いない」

 能獄とは、能力者拘束監獄のことだ。普通の刑務所とかでは逃げられるので、能力封じや特殊素材をふんだんに利用した専用施設であり、大半の収容者はそこで一生を過ごす。

 ご愁傷様、とでも思っておこう。少なくとも、透矢に関わらなければただの妄想少女で終わっただろうし。


 と思いきや、

 「赤嶺たちを取り巻きにして、いろいろやらかしていたらしいからな。放っておいても何らかの処分はあっただろうが、さすがに今回はやりすぎた」

 詳しく聞けば彼女、恋人持ちのイケメンを罠にはめて別れさせて自分の取り巻きにしたり、赤嶺幸人の生徒会権限を濫用させて自分に都合のいい環境を作ったりしていたらしい。

 前言撤回。完全に自業自得だ。最早私の脳内の優花(仮)さんは、透矢の言っていた「悪の組織の手先ノワールリリィ」にふさわしい姿になっていた。


 「赤嶺たちにも処分が下るだろう。魅了の能力にやられていたのならば多少は同情の余地はあるが、やってしまったことは許されることではない」

 「ですよね……」

 こればかりは仕方ない。操られたかどうかはさておき、女一人にいいようにされるような人物が生徒会長でいられるわけがない。何の役職のない人も五大王子にはいるが、手を貸した以上お咎めなしというわけにはいかない。

 彼らが自分で努力して、信頼を取り戻すことを願うしかない。


 「あ、黒埼も一週間停学だからな」

 「なんでだよっ!?」

 「なんでってそりゃ、学校で能力使って乱闘なんて停学になって当然だろ。しかも仕掛けたのお前だし」

 うん、その通りです。

 てか、前もそれで停学食らってたじゃん……学習しろ。


 「その間、長谷川さんは責任持って護衛するのでご心配なく」

 そう言って、私の肩を引き寄せる紫堂君。

 透矢は「あっ」と小さく声を漏らした後、


 「ちょっと待てよ! いくら隊長でもそれはだめだっ!!」

 「何がだめなんだ? お前は停学で学校に入れないし、その間にお前が言うところの『悪の組織』が長谷川さんに危害を加えないとも限らないだろ?」

 「停学くらい、何とかして……」

 「変装とか、こっそり忍び込むとかならやめとけ。俺や風紀委員たちの能力、知らないわけじゃないだろ?」

 「う……」

 ちなみに紫堂君の能力は『嘘を見抜く』だ。他にも透視や探査などの能力持ちが風紀委員にいる。むしろ、だからこそ風紀委員になったという方が正しい。うちの風紀委員は任命制だからね。


 「それとも、自称正義のヒーロー様は一緒に戦う仲間や隊長を信用できないとでも? それはヒーローらしくないよな?」

 「うぐっ」

 確実に透矢の急所を突いてくる紫堂君は、不自然なほどに満面の笑みだ。

 しばらく透矢は、一人うーうーとうなり続け。


 「~~~~~~っ!! わかったよ、停学中は任せるから! だから、護衛に徹してくれよ!!」

 ちくしょー、とか叫びながら透矢は廊下へと飛び出していった。……廊下は走るな。


 「あー、あいつからかうと面白いわ。ヒーローの四文字に面白いほど反応するし」

 「紫堂君、いい性格してるよね……」

 「これくらいいいだろ? 実際、あまりにアホくさい割に大事になってこっちも苦労したんだから」

 品行方正な風紀委員長として名を馳せている彼だが、実際の中身はこうである。透矢絡みのトラブルもあって、私とはいつの間にか同志のような関係になっている。


 「で、ヒロインになったご感想は?」

 「へ?」

 「だって、ヒーローに守られるのはヒロインだろ? 黒崎のイメージ的に」

 「まあ、確かにそうなのかもしれないけど……」

 助けてもらったことには感謝してる。

 でも……


 「人気あったけどサブヒロイン、とか言われちゃうとね……」

 なんか素直に喜べない。

 それは私じゃない、架空の『長谷川美園』なんだろうけど……そういう風に思われてたようで複雑だ。


 「あー、そりゃあいつが悪いな。ま、なら俺にもチャンスはあるか」

 「? 何が?」

 「そのうちわかるよ」

 何故かにやりと不敵な笑みを浮かべられた。






 その数ヵ月後、紫堂君が私に告白し。

 「ふざけんな、原作通りになってたまるか!!」と叫んだ透矢と、何故か私の取り合い合戦が始まることを、その時の私は知るよしもなかった。




※書ききれなかった設定。


長谷川美園:厨二病(笑)な幼馴染に振り回される苦労人。『クロノスナイツ』に関しては、透矢が自分の知らないところで見たアニメを前世と設定してるのだろうと解釈しあまり本気にしていない。

『クロノスナイツ』では透矢の幼馴染でサブヒロイン。透矢が好きだったが、透矢がメインヒロインとくっついた後に紫堂に告白され、エンディングでは紫堂と結婚している。

『学園プリンス』では透矢ルートのライバルキャラ。


黒崎透矢:転生者。前世で『クロノスナイツ』にはまっており、特に美園のファン。ヒーローになろうとしてる理由の半分は美園のため。

『クロノスナイツ』では主人公。

『学園プリンス』では攻略対象の一人。クールな一匹狼ポジ。


優花:『学園プリンス』の主人公。

実は透矢と同じ転生者。逆ハー狙って攻略対象を落としていったが、透矢だけはヒーロー活動中のためイベントが起きず、美園を悪役に仕立てて接触しようとするが失敗。

『クロノスナイツ』では8話のゲストキャラ。地味子だったが、憧れの人にこっぴどく振られたところを悪の組織に攫われ、洗脳されて女王様キャラの「ノワールリリィ」に変貌する。透矢に救出されてからは彼のファンとして陰ながら応援している。


紫堂:風紀委員長。自分の素をさらせる美園のことが好き。

『クロノスナイツ』では透矢たちの所属する組織の学園分隊隊長。ある任務で学園を守っている。

『学園プリンス』では攻略対象の一人。本編で優花が攻略しなかったのは、『嘘を見抜く』能力で自作自演がばれたら困るため。


五大王子:『学園プリンス』の攻略対象たち。透矢も足して「プリンスシックス」略して「P6」と呼ばれている。

『クロノスナイツ』には赤嶺のみ、悪の組織側のスパイ兼透矢のライバルとして登場する。透矢が赤嶺たちを「悪の手先」呼ばわりしたのはそのため。

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― 新着の感想 ―
[一言] テンプレであってテンプレでない、斬新で面白かった こういうのを温故知新っていうのかな?
[一言] 自己中な所がよし。 全く話を聞かないのが笑える。
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