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虹色の絆シリーズ

『虹色の絆』番外編 ~作者登場

作者(私のモデルが)登場。あまり作品にしゃしゃり出てくるというスタイルは好きではなくて。ドラマ「孤独のグル○」みたいに末尾でちょい役で出る位の案配がちょうど良い

虹色の絆:魔王討伐伝 リプレイ ~作者登場編


## 参加者紹介


**魔王役**: 佐藤さん(ボードゲーム同好会の熟練プレイヤー)

**橙の戦士(地属性)**: 高橋店長(ボードゲームカフェ店主)

**希望の戦士(光属性)**: スイッチくん(『虹色の絆』小説原作者)

**紫の戦士(闇属性)**: メイドカフェ店員さん(やや熟練者)

**緑の戦士(癒やし)**: 初音ミク(歌唱チェックあり)


## セッション開始


### ゲーム準備


ボードゲームカフェの一番奥のテーブルに5人が集まった。高橋店長が丁寧にゲームの準備を始める。


「今日は私のお店の看板ゲーム『虹色の絆』で遊びましょう。佐藤さんは魔王役、私は橙の戦士、スイッチくんは希望の戦士、メイドさんは紫の戦士、そしてミクさんは緑の戦士でお願いします」


佐藤さんはニヤリと笑いながら魔王コマを手に取る。「今日は容赦しませんよ。全員まとめて倒してやります」


メイドカフェ店員さんは優雅にコマを動かしながら「ご主人様方、精一杯お力添えさせていただきますわ」と紫の戦士を選択。


スイッチくんは無言でコマを手に取り、キャラクターシートをじっと見つめている。


初音ミクは元気よく「みなさん、よろしくお願いします!私、緑の戦士として全力でサポートします!」


各プレイヤーは初期の経験値トークンを3個ずつ受け取り、戦士たちは「虹の村」に、魔王は「魔王城」にコマを配置した。


## 修行フェーズ 開始


### ターン1


**高橋店長(橙の戦士)**: 「まずは砂漠地帯を目指して、自分の能力を高めましょう」

橙の戦士は村から南へ3マス移動し、小さな丘を探索した。丘の上から遠くに砂漠が見える。「探索アクションを使います」と宣言し、サイコロを振る。

出目: 4+2(探索ボーナス) = 6、探索成功!

「古い地図を発見しました」経験値1獲得。


**スイッチくん(希望の戦士)**:

無言で東へ4マス移動し、古い祠を発見。探索アクションを宣言。

出目: 5+1(光属性ボーナス) = 6、探索成功!

「...」(何かを見つけたようだ)経験値2獲得。


**メイド店員さん(紫の戦士)**:

「洞窟を目指します」と宣言し、北東へ4マス移動。小さな洞窟の入り口に到着。

「探索させていただきますわ♪」

出目: 3+3(闇属性ボーナス) = 6、探索成功!

「奥の方に何か光るものが見えますわ」経験値1獲得。


**初音ミク(緑の戦士)**:

「森林に向かいます!」と元気よく宣言し、北へ3マス移動。小さな森の入り口に到着。

「歌いながら探索してみますね♪」

歌唱チェック: 出目 4+2(歌唱ボーナス) = 6、成功!

「♪~森の精霊たちよ~♪」

探索アクション: 出目 6+2(生命属性ボーナス)+1(歌唱成功ボーナス) = 9、大成功!

「森の精霊が癒しの草を教えてくれました!」経験値2獲得。

効果: 魔王の「手下強化」能力が一時的に弱体化(+2→+1)


**佐藤さん(魔王)**:

「ふっ、甘い…」魔王城から炎属性の手下を2体配置。1体は砂漠方面へ、もう1体は森林方面へ。

「お前たちの行く手を阻んでやる」


### ターン2


**高橋店長(橙の戦士)**:

「手下が来ているな…迎え撃とう!」

砂漠へ向かう途中の手下に接近(2マス移動)し、戦闘アクションを宣言。

「我が拳を喰らえ!」

出目: 6+5+2(橙属性の戦闘ボーナス) = 13 vs 手下の防御力8

「倒したぞ!」手下を撃破し、経験値2獲得。


**スイッチくん(希望の戦士)**:

無言で高地方面へ3マス移動。途中で小さな石碑を発見し、探索アクション。

出目: 3+1 = 4、探索成功(難易度低)

「...」(何かメモを取っている)経験値1獲得。

周囲を見回し、手下の動きを観察している。


**メイド店員さん(紫の戦士)**:

「洞窟の奥へ進みますわ」

2マス移動して洞窟の奥へ。暗闇に隠れる能力を活かして進む。

探索アクション:

出目: 5+3 = 8、探索大成功!

「古代の秘宝を見つけましたわ!」経験値2獲得。

「これは…魔王の弱点に関する情報かもしれませんわ」


**初音ミク(緑の戦士)**:

「あ、森に向かって手下が来てる!みんなを守らなきゃ!」

2マス移動して手下に接近。

「歌いながら戦います!」

歌唱チェック: 出目 5+2 = 7、成功!

「♪~勇気の歌を~♪」

戦闘アクション: 出目 4+3(生命属性)+1(歌唱成功ボーナス) = 8 vs 手下の防御力7

「やりました!倒せました!」手下を撃破し、経験値1獲得。

効果: 魔王の「闇の結界」能力が一時的に弱体化(結界持続ターン-1)


**佐藤さん(魔王)**:

「ちっ、手下が倒されたか…なら次はもっと強力な手下を送り込んでやる!」

水属性の手下2体を配置。1体は洞窟方面へ、もう1体は高地方面へ。

「闇の結界!」と宣言するが、ミクの歌の効果で結界が弱まる。

「何だと?!私の力が…」

結界を高地と砂漠の間に張るが、本来の効果の半分しか持続しない。


### ターン3-5(要約)


3ターンの間に、戦士たちはそれぞれの得意地形に到達し、能力を高めながら経験値を獲得していった。


高橋店長は砂漠地帯で防御力+2のボーナスを得て、3体の手下と戦い、合計5の経験値を獲得。

スイッチくんは高地に到達し、視界が広がった。そこから仲間の動きを見守りながら、静かに経験値を4獲得。

メイド店員さんは洞窟の奥深くで隠密能力を活かし、魔王の情報を集めつつ経験値を6獲得。

初音ミクは森林地帯で回復力+2のボーナスを得て、仲間たちを遠隔で回復しながら経験値を4獲得。


佐藤さん(魔王)は手下をどんどん送り込み、闇の波動を使おうとするが、ミクの歌のお陰で効果が半減した。


### ターン6


全員が十分な経験値を集め、スキルを習得するターンとなった。


**高橋店長(橙の戦士)**:

「経験値5を使って、基本スキル『大地の盾』を習得します!」

効果: 防御判定時、サイコロ+1個追加


**スイッチくん(希望の戦士)**:

「...」

静かに経験値5を支払い、基本スキル『希望の光』を習得。

効果: 味方全員の次のアクション判定+1


**メイド店員さん(紫の戦士)**:

「経験値5で『影縫い』スキルを習得させていただきますわ」

効果: 1ターンに1回、手下の移動を妨害可能


**初音ミク(緑の戦士)**:

「経験値5で『癒しの歌声』を習得します!」

効果: 歌唱チェック成功時、味方1人のHPを1回復


「みんな、力を合わせればきっと勝てるよ!」と初音ミクが励ますと、チームの士気が高まった。


**佐藤さん(魔王)**:

「ほう、スキルを身につけたか。だが所詮は基本スキル。これからが本当の戦いだ」

地属性の手下3体を召喚し、戦士たちがいる方向へ送り込んだ。


### ターン7-10(要約)


より多くの経験値を求めて、戦士たちは互いに協力し始めた。


スイッチくんと初音ミクはペアを組み、高地と森林の間にある小さな湖の周辺で活動。スイッチくんは無言で初音ミクの横にいるが、時々彼女の歌に聞き入っている様子。時折、初音ミクの衣装をじっと見つめていることもある(ムッツリスケベな一面)。


高橋店長は砂漠地帯で単独行動。砂の大地の力を借りて手下たちと戦う。

メイド店員さんは単独で影の力を使い、魔王城の周辺を偵察。


この間に、高橋店長は中級スキル「岩石の拳」を習得。

メイド店員さんも「闇の刃」という中級スキルを習得した。

スイッチくんは初音ミクとの協力で「光と癒しの共鳴」という特殊な中級スキルを発見し習得。

初音ミクは歌唱チェックを連続で成功させ、「森の共鳴」スキルを習得。


佐藤さん(魔王)は「魔力吸収」を使って初音ミクから経験値を奪おうとしたが、彼女の歌によって効果が半減し、スイッチくんの「光の反射」で完全に防がれた。


### ターン11-15


チームは再集結し、経験値の共有と戦略会議を行った。


**高橋店長(橙の戦士)**:

「みんな、ここまでよく頑張ったね。これからは効率的に経験値を稼ぐ必要がある」

経験値15で上級スキル「大地の怒り」を習得。

効果: 地形を問わず防御力+3、さらに砂漠では攻撃力も+2


**スイッチくん(希望の戦士)**:

「...」(しばらく考えた後、何かをメモする)

経験値15で上級スキル「光の予言」を習得。

効果: 次のターンの魔王の行動を予測できる


スイッチくんは突然、初音ミクから離れ、高橋店長の方へ歩み寄った。理由は言わないが、二人でメモを見せ合い、何やら作戦を練っている様子。高橋店長は驚きつつも、スイッチくんのアイデアに頷いている。


初音ミクは少し寂しそうな表情を見せたが、すぐに明るい笑顔に戻り、メイド店員さんと新たなペアを組むことになった。


**メイド店員さん(紫の戦士)**:

「スイッチ様のご提案、理解いたしましたわ」

経験値15で上級スキル「影の舞踏」を習得。

効果: 1ターンに2回アクション可能


**初音ミク(緑の戦士)**:

「わかりました!みんなで力を合わせましょう!」

歌唱チェック: 出目 6+2 = 8、大成功!

「♪~仲間と共に強くなれ~♪」

効果: チーム全員の次のスキル判定+2、魔王の「手下強化」「魔力吸収」完全無効化(2ターン)

経験値15で上級スキル「生命の奇跡」を習得。

効果: 1ターンに1回、戦闘不能になった味方を復活させられる


**佐藤さん(魔王)**:

「くっ、まさかここまで連携が取れるとは…」

手下強化が無効化されたため、通常の手下しか召喚できない。

「だが私にも切り札がある。闇の波動!」

出目: 3+4(魔王能力) = 7、中程度の成功

効果: 全ての戦士に1ダメージ(本来は2ダメージだが、ミクの歌の効果で半減)


### ターン16-20(討伐フェーズ移行)


各戦士が経験値20を達成し、必殺技を習得した。

最初に必殺技を習得したのはメイド店員さん(紫の戦士)で、彼女が虹色リーダーとなる。


**メイド店員さん(紫の戦士/虹色リーダー)**:

「皆様、準備が整いました。討伐フェーズに移行いたしましょう」

必殺技「闇からの奇襲」を習得。

効果: 1ターンの間、魔王に対する全ての攻撃が必ず命中する


**高橋店長(橙の戦士)**:

「よし、討伐の時が来た!スイッチくん、あの作戦を実行する準備はいいかい?」

必殺技「大地の守護者」を習得。

効果: 1ターンの間、チーム全員のダメージを肩代わりする


**スイッチくん(希望の戦士)**:

「...」(静かに頷き、高橋店長とのみ目を合わせる)

必殺技「希望の結晶」を習得。

効果: 全員の必殺技の効果を1ターン延長する


スイッチくんは小さなメモを高橋店長に渡す。その内容はAIプロンプトのような指示文のようだ。高橋店長は「なるほど、こういう戦略か!」と感心している。


**初音ミク(緑の戦士)**:

「私も準備できました!スイッチさんは高橋さんとペアになって、私はメイドさんとペアを組みます!」

歌唱チェック: 出目 5+2 = 7、成功!

「♪~最後の戦いへ~♪」

必殺技「癒しの大合唱」を習得。

効果: チーム全員のHPを完全回復し、次の3ターン、毎ターン1HPずつ回復する


魔王城への侵入ルートを3つの中から選ぶことになった。

メイド店員さんの提案で、洞窟ルートを選択。紫の戦士の隠密能力を活かせるためだ。しかし、侵入後はスイッチくんと高橋店長のペア、初音ミクとメイド店員さんのペアで行動することが決まった。


**佐藤さん(魔王)**:

「ついに来たか…ならば全力で迎え撃つ!」

魔王城の守りを固め、各所に強化した手下を配置する。


## 討伐フェーズ


### 魔王城への侵入


洞窟ルートを選んだ戦士たちは、メイド店員さんの隠密能力によって多くの手下を回避しながら進んだ。


**メイド店員さん(紫の戦士/虹色リーダー)**:

「この先に分岐があります。左は罠が少ないですが遠回り、右は近道ですが強力な手下がいると思われます」


**スイッチくん(希望の戦士)**:

「...」(高橋店長に何かをささやき、メモを見せる)


**高橋店長(橙の戦士)**:

「なるほど!スイッチくんと私は右へ行き、メイドさんとミクさんは左から回り込んでください。挟み撃ちにします!」


**初音ミク(緑の戦士)**:

「了解です!メイドさん、一緒に行きましょう!歌で私たちの道をサポートします!」

歌唱チェック: 出目 4+2 = 6、成功!

「♪~勇気を持って進もう~♪」

効果: 両チームの次の判定+1、魔王の「魔力吸収」能力無効化(1ターン)


分かれて進んだ二つのペア。スイッチくんと高橋店長は右の道で予想通り強力な手下(闇と水の複合属性)と対峙。一方、初音ミクとメイド店員さんは左の道でトラップをかわしながら進む。


**高橋店長(橙の戦士)**:

「スイッチくん、連携攻撃だ!」

スイッチくんは無言で光の矢を放ち、高橋店長は大地の力で手下の足を止める。

協力行動: 出目 6+5(2人協力)+4(スキル連携) = 15 vs 手下の防御力15

「ぎりぎりだが倒したぞ!」


**初音ミク(緑の戦士)**:

「メイドさん、あそこに抜け道があります!」

歌唱チェック: 出目 6+2 = 8、大成功!

「♪~道を照らし出せ~♪」

メイド店員さんの隠密能力と初音ミクの歌の光で、誰も気づかなかった秘密の通路を発見。


両チームは魔王の間の手前で合流。

「作戦成功ですわ!」とメイド店員さんが喜ぶ中、スイッチくんは高橋店長とコツコツと何かの数値を計算している。その先に、魔王の間への扉があった。


### 魔王との決戦


**佐藤さん(魔王)**:

「よくぞここまで辿り着いた…だが、ここが貴様たちの墓場となる!」

魔王の初期体力: 5


**メイド店員さん(紫の戦士/虹色リーダー)**:

「皆様、計画通りに参りましょう」

必殺技「闇からの奇襲」発動!

「闇よ、我が身を隠し、敵を翻弄せよ!」


スイッチくんは高橋店長にうなずき、二人で前に出る。


**スイッチくん(希望の戦士)**:

「...」(静かに手を上げる)

必殺技「希望の結晶」発動!

「...」(光が部屋を満たす)

効果: 高橋店長の必殺技効果が強化され、全員にも適用


**高橋店長(橙の戦士)**:

「みんなの盾となる!スイッチくん、約束通り守るよ!」

必殺技「大地の守護者」発動!

「大地よ、我に力を!」

スイッチくんとの特殊連携により、効果が強化される。


初音ミクはメイド店員さんと共に後方から支援。


**初音ミク(緑の戦士)**:

歌唱チェック: 出目 6+2 = 8、大成功!

「♪~仲間の心一つに~♪」

必殺技「癒しの大合唱」発動!

「♪~癒しの力よ、皆を包め~♪」

効果: 全員のHPが完全回復し、魔王の全能力が半減(歌唱大成功のため)


**佐藤さん(魔王)**:

「なんだと?!私の力が…」

魔王の攻撃: 出目 2+2(通常は4だが半減) = 4 vs 高橋店長の防御 6+3+2(スキル) = 11

「くっ、効かないか…」


スイッチくんと高橋店長のペア攻撃:

出目 6+5+3(ペアボーナス) = 14 vs 魔王の防御力 10

魔王の体力: 5→4(ダメージ!)


メイド店員さんと初音ミクのペア攻撃:

出目 5+6+3(ペアボーナス)+2(歌のボーナス) = 16 vs 魔王の防御力 10

魔王の体力: 4→3(更にダメージ!)


**佐藤さん(魔王)**:

「まだだ!闇の波動!」

出目: 5+2(半減) = 7、効果発動

効果: 全員に1ダメージ(本来は2だが半減)

しかし高橋店長のスキルでダメージは彼が肩代わり。


スイッチくんは高橋店長の肩に手を置き、ささやかな回復の光を送る。「...」(感謝の意を表す仕草)


**初音ミク(緑の戦士)**:

「みんな、力を合わせましょう!」

歌唱チェック: 出目 5+2 = 7、成功!

「♪~虹の力、結集せよ~♪」


**戦士たち**:

「今だ!虹の必殺技!」

全員が必殺技トークンを消費。

出目: 6+6+5+6 = 23(大成功!)

「虹色の力よ、結集せよ!」


巨大な虹色の光が魔王を包み込む。

魔王の体力: 3→0


**佐藤さん(魔王)**:

「ぐわあああ!このような力があったとは…」

魔王が倒れ、城が崩れ始める。


**メイド店員さん(紫の戦士/虹色リーダー)**:

「急いで脱出いたしましょう!」


**初音ミク(緑の戦士)**:

「みんな、私についてきて!」

歌唱チェック: 出目 5+2 = 7、成功!

「♪~道を照らし出せ~♪」

効果: 脱出ルートが明るく照らされる


戦士たちは無事に魔王城から脱出し、平和を取り戻した村に凱旋した。


## エピローグ


**佐藤さん**:

「やられた…みんな強かったな。特にミクさんの歌の効果は想定外だった。でもスイッチくんと高橋さんのペア戦術も見事だったよ」


**高橋店長**:

「素晴らしいゲームでした!スイッチくん、途中でペアを変更する作戦は大正解だったね。彼が私に渡してくれたAIプロンプトのような戦術指示書のおかげで、完璧な連携ができました」


**スイッチくん**:

「...」(小さく頷く)

メモ帳に何か書き留めている。時折、初音ミクの方をチラチラ見ては、また書き込む。おそらく次の小説のアイデアだろうか。


**メイド店員さん**:

「素敵な時間をありがとうございました。スイッチ様とミク様が最初に組まれていたときも素晴らしかったですが、途中からのチーム再編も戦略的に正解でしたわ」


**初音ミク**:

「みんなで協力できて本当に楽しかったです!スイッチさんとペアだった時も、メイドさんとペアになってからも、違う形の連携が楽しめました♪ 次は違う役割でも挑戦してみたいな♪」


高橋店長は微笑みながら、「スイッチくん、最初はミクさんとペアを組んで、途中から私とペアになった理由は何だったの?」と尋ねた。


スイッチくんはわずかに顔を赤らめ、「...」と沈黙したまま、メモ帳の一頁をそっと高橋店長に見せた。そこには「ミクさんの衣装をずっと間近で見ていると集中できなくなる。戦略的撤退が必要」と書かれていた。


高橋店長とメイド店員さんは思わず笑いだし、初音ミクは「えっ?何ですか?」と首を傾げた。佐藤さんも含め、全員が和やかな雰囲気に包まれた。


高橋店長のボードゲームカフェには、その後も5人が定期的に集まり、さまざまなゲームを楽しむようになった。そして『虹色の絆』の評判は広がり、スイッチくんの原作小説とともに大人気となったのであった。しかしスイッチくんは、あの日からゲームをするときはいつも高橋店長とペアを組むようになったのだった。


(番外編、終)

こんばんは。以下の架空ボードゲームのルールを用いてリプレイを書いて下さい。


今回だけの変更点は、

・プレイヤーは、魔王役の佐藤さん、ボードゲームカフェの高橋店長さん、『虹色の絆』の元になった小説の原作者「スイッチくん」、近所のメイドカフェの店員さん(やや、熟練者)、初音ミクの5名。

・初音ミクは、緑の戦士(癒やし)でお願いします。行動する度に歌唱チェック(難易度:普通)が入ります。その判定に成功すると、魔王の能力が弱体化することがあります。

・原作者のステータスは「無口」「何を考えているか分からない」「(実は)ムッツリスケベ」。「理系よりも文系」「緻密な戦略は苦手だが、プロンプトを使ってAIに的確な指示は出せる」です。


よろしくお願いします。


ルールここから --

【第二部のエピソード7と同じ】

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