真実の愛・・・
「今思えば何であんな怪しい話にホイホイ乗ってしまったのでしょうか。
そのせいで私はこんな姿に・・・。」
サブレ君はずっと下を向いている。私はまたサブレ君が泣かないようにサブレ君の顔から目を離さないようにした。
サブレ君はよほど後悔しているのだろう。
「それでどうなったの?」
ふと気が付くと私は見た事もない場所にいました。とても広いところで、機械の音が聞こえます。私は機械に動かされているようでした。そこは「コウジョウ」というところでしょうか?
私はパニックに陥りました。なんでこんなところにいるのでしょうか?飛び立とうとしましたが体が動きません。おかしいなと思っていると、どこからか声が聞こえました。
あなた・・・。
あの魔女の声でした。その瞬間、機械が動かなくなりました。何の音もしなくなりました。どうやらあたりの時間が止まったようでした。
何、何が起こっているのでしょうか?
私がそう聞くと魔女はニヤニヤ笑いながらこう答えました。
あなたはこれからお菓子の鳩サブレになります。
体がサアーッと冷えていくのを感じました。
ちょっと待ってくださいよ!約束が違うじゃないですか!あなたは私を今までよりももっと美しい鳩にしてくれるって・・・。
猛烈に抗議すると魔女はホーホッホと嫌らしい高笑いをしました。
世の中にそんなうまい話はないのです。あなた、自信過剰の超ナルシストだからこんな目に会うのですよ。せいぜいその姿でこれまでの事を十分反省してください。
そんな・・・あまりにもひどいじゃないですか。私はこれから一生鳩サブレのままなのですか!?
そうね・・・解決策もなくもないです。
魔女は咳払いしました。
どこかの外国の映画によると・・・「真実の愛」を見つければ元の姿に戻れるっていいますけれど?
全く、訳がわからなくなりました。
「真実の愛」!?何の事ですか、それは?
さあ、なんでしょうね。自分でお考えになったら?ではこれで。また機会があったら会いましょう。
あっ。・・・ちょっと待ってください!!!!
魔女の声は聞こえなくなりました。それと同時に機械も動き出しました。
く・・・くそー!!!!!!!!!!!
私の叫び声もあたりに虚しく響くだけでした。そのまま私は機械に動かされ、サブレにされました。
話が少しゆきづまっています。
前回ぐらいから話にいいかげんさが目立つようになったので次はもっと真剣に書いていきたいです。
ちなみにどっかの外国の映画とは1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション作品です。「真実の愛」とは何かこれを見ればわかります。