一目ぼれ・・?
「・・・かわいい」
サブレ君は私が、私の部屋に連れてきたケージの中の鳩を見るなりそう言った。
気のせいだろうか?頬がうっすらピンク色に染まっている気がする。
これって・・・一目ぼれ?
「この子の名前はマリー。かわいいでしょ?女の子だよ。」
マリーは小さくポッポッと鳴いた。
雫から預かった鳩、マリーはサブレ君とは違って頭とお尻は濃い灰色、羽は薄い灰色の今まで私がよく見たような種類の鳩だったが毛並みが他の鳩と比べ、とてもよく、体つきもすらっとした感じがして、とても美しい鳩だった。
これから冬休みの間、マリーはここで私やサブレ君と一緒に暮らすことになる。
「もっと近づいて見てごらんよ。」
サブレ君はケージから一メートル半ほど離れた部屋の隅にいる。なぜかこっちによって来ない。
「だって恥ずかしいですよ。」
マリーは鳩サブレくんをじっと見つめた。
サブレ君の体から蒸気があがってきた。サブレ君はそのまま固まってしまった。
小説を書くたび、自分のレベルの低さを思い知らされます。
でもサブレ君のように引きこもらず、がんばっていこうと思います。
この小説を御覧になってくださった心が寛大な皆様。まことにずうずうしいお願いではありますがぜひとも私を応援してください。