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心からの愛を捧ぐ  作者: 彩華
一章 新しい出会いと別れ
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ずっと言えなかった想い

いよいよ式が始まる。卒業に対して不安や緊張もあるがそれ以上に気が気でなかった。これが終わればあの人とも本当のお別れかもしれない。話すことも、隣で笑うことも出来ないかもしれないー。


私の通っていた中学校には卒業式の後にはみんなと自由に写真を撮れる時間があった。

「れな!一緒に撮ろうよー!」

「もちろん!」

「本当に終わっちゃうのか…。れなは良いの?例の人と写真だけでも撮らなくて。」

「ん〜撮りたいけど、そんな勇気出ないよ。」

「そっかー。」

「そういう優奈こそ彼と写真撮らないの?」

優奈とは中学1年生の時から同じクラスだった親友だ。今年の夏からクラスメートと付き合っている。

「撮るよ?けどさー私たちはこれからも会える訳で。れなはもう会えないかもしれないんだよ!」

「何回か私のところまで来てくれて話したり、みんなで撮ったりはしたんだけど…やっぱり撮りたいよ!」

「おーい、そろそろ解散!」

先生たちが解散の指示を出し始める。

(どうしよう、このままじゃ…)

「あっちの公園に移動しようぜー!」

そう言ったのはさっき話した優奈の彼氏、蓮だった。2人のことを私が繋げた形になった分、私の恋も応援してくれているのだ。

「友哉も行かないか?」

「せっかくだし行こうかな!」

(行動に移すなら今しか無い…!勇気を出すのよ私!)

何だかんだ、他に3人の男子も含めて移動することになった。みんな私の恋愛を知っている人達だ。優奈と思い出話を交わしながら、思考の海に浸る。例え結ばれなかったとしても、この想いを閉じ込めたままにしておいてはきっと後悔する。この後何が起きるかも知らずに、呑気に考え事をしている私であった。


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