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攻めんといて!俺達は異世界にコンクリートで専守防衛国家を作りたい  作者: くろすおーばー
五章 コンクリート鎖国と外交ドクトリン
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小ネタショート1:国王のコーヒーグラウンズ

今日は30000PV記念で午前中に3話上げてしまったのでエピソードに出来るほど大きな話ではないけど、コンクルザディアの悲喜こもごもな日常の小ネタになります。他にも小ネタは有るのでちょいちょい上げるかも



「どうしてこんなになるまで放って置いたんですか…」


「いや、なにかの役に立つかと…」


それは国王と工場長の兼任から国王一本になったことでのホシノさんへの工場長引き継ぎで起きた出来事


向こう(日本)では一年から数年単位で残さなければならない書類の保管庫…もちろんこの世界では不要な書類として処分されていて保管庫は空のはずなのだが…


国王の挽いた珈琲豆のカス、コーヒーグラウンズと呼ばれるらしいが三年分


腐ってカビが生えてない当たりマメというかなんというか、ただ捨ててもいいんだが確かにこの量になるとなにかに使えるのなら使いたくもなる


「うろ覚えですけど、最初は珈琲に含まれるカフェインだかが成長を阻害するから除草剤みたいな役割をしてくれたはず、でもその後は土壌を改善するから作物に良い影響が出る…だったっけかな、役には立つでしょうけど効き始めるまでの期間を考えると面倒くさいな、やっぱり捨てますか」


いや、そんな寂しそうな顔されても…


他にも脱臭剤とか入浴剤色んな使い道が有ったはずだけどネットがないからそれ以上調べられない


まずは、ビニールハウスでの効果の検証に、次にコーヒーの日と題して目の細かい袋にグラウンズを入れてコーヒー風呂


まだまだ量が残っていたのだが、思わぬ救世主…各種族の奥様方だ、ベビーブームで赤ちゃん達の衣類の洗剤と消臭剤でかなりの量を消費できたのだ


「ありがたいわぁ~」

奥さんたちの感謝にまんざらでもない顔をする国王様だが、あんた使い道も考えずに溜め込んだだけですよね


「コーヒーショップでもやろうか」

仕事が国王一本になったことで心に余裕ができたのかコーヒーショップ兼喫茶店経営を企てる国王様、老後の趣味にみたいなこと言っているが、国王っていつ引退するんだろう…


漠然とだが大きな問題に気づいてしまったクレイだったのだった

ブクマや評価をしていただけると作者が大変喜びます!続きを書く活力になりますので


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