04 いろいろなスタート地点
俺は校長室について、俺はノックをして、校長が『どうぞ』といったので、校長室の中に入った。校長が椅子に座ってといったので、椅子に座り、校長に問いかけてみた。
「何ですか校長先生? なぜ俺を読んだんですか?」
「それはね、コンピュータのことに詳しいことをあなたの担任の先生からきいたので、お願いしようとおもうんだけどね。」
「どんなことですか? 俺にできることですか?」
「うん、そうだとも。さっきサーバーがおかしくなったといっただろう。それの直す仕事をしてもらいたんだよ。ネット管理省で……」
「なんで、俺なんですか?」
「それは、ハッキングができるということからだよ」
校長は、微笑んでいた。
俺は自分でも信じられなかった。勉強しかできない俺が選ばれるなんて予想もしていなかった。
もし、俺が選ばれたのだったら、任された仕事をやるしかない。それが、俺の任務だから……。
「いいですよ。やりますよ。こんな俺でもいいのなら……」
「いいのか。わかったすぐに連絡をしておくよ」
「はい。よろしくお願いします」
俺はこれで、日本の未来をせおったことになるが、やることはやるしかない、それが日本のルールだ。
めちゃくちゃなことを考えていた。日本のルールではないものなのだ。それを日本のルールなんて言っていたら、どうしようない。
俺は、お願いをして、校長室をあとにするのだった。
俺はすぐに、教室に向かい授業を受けるのだった。もう、2時間目の授業が始まっていた。みんな真剣だった。高校受験があるということでいつも以上に静かだ。
俺は、先生に事情を話して、席に座った。その時、事件が起きた。学校プログラムを乗っ取られたのだ。
うちの学校は、学校プログラムというネットワークを使っている。そのプログラムに異常が起きた。画面がいきなり消えて、俺がこのプログラムを乗っ取ったと出てくるのだ。
俺は先生に焦った顔でいった。
「これは、プログラムを乗っ取られました。これからこのプログラムを正常に戻してみせます。先生、緊急キーボード設定を解除してください。お願いします」
「なんでだ。お前がこのプログラムを解除するのか?」
「そうです。校長先生に呼ばれたのは、この学校で唯一ハッキングが可能な生徒だからです」
「マジなのか。わかった、やって見せてくれ。俺にはとうぶんできないことだからな」
「はい」
みんなが騒ぎ始めた。
「「「マジで、あいつがハッキングできるのか。知らなかった」」」
俺は意識を集中をして、緊急キーボードに手をおき、プログラム解除ソフトを開き、高速で、タイピングをした。
それは、すごい速さだ。みんなが一度も見たことがないほど速い。今まで、こんな実力を隠していたとはといった空気が漂っている。信じられないような感じもある。だけど、現実に起きていることだ。
俺は相手のプログラム系統に忍び込んだ。これはすごい状態だった。今までに体験したことがないほど複雑な設計になっている。それだけ、この学校プログラムに侵入にするためには、複雑ではないと侵入できないように厳重だということがわかる。それを突破したプログラマーは相当な腕の持ち主だということがわかるが、少しミスをしている。それは、誰もはいれるようなセキュリティの甘さだ。
それは、祐仁にとってはラッキーなことだ。今までのも、こんなことがあったが、これほど甘いセキュリティはソフトよりも甘い。すぐにウイルスが入ってしまうほど。今までになかった。それほどということである。
――こんなの楽勝だぜ。すぐに解除できるぞ。
祐仁は楽勝だと思ったが、しかしそうでもなかった。それはすぐにわかった。トラップだということは……。
俺は、わざと相手にウイルスをぶち込んでやった。それはいらつくからだ。それは、トラップがクイズになっていた。こんなトラップでイラっとしたからだ。
でも、簡単に解けてしまい、つまんなかった。
そこからが大変だった。トラップは奥が深かったが、祐仁の技のコンプリートセレクトが行われ、学校プログラムは正常に戻った。難しいがやってのけた。今までの中では複雑さはあった。でも、楽は楽だった。
俺はすぐに、授業の準備をして、授業を受けた。何もなかったように。
授業が終わり、すぐさま職員室に行った。それは、咲也先生に話すためだ。
俺は、咲也のことを学校内では『先生』と言うが、2人の時は呼び捨てだ。それは、咲也が『俺のことは、呼び捨てでいいが、2人の時だけだぞ。俺らが組んでいることが生徒にバレたらだけだからな。まあ、先生たちは、学校内にある管理委員会があるから大丈夫だけどな』と言われた。それは、まさに危険なことをしていることをものがたっている。それだけじゅうようだということになるが。難しいことだ。
早速俺は、咲也と話すべく、職員室の奥の管理委員会の部屋へと行った。
そこはとてもすごい場所だった。驚いてしまった。それもそのはずである。今まで見たことがないものが揃っているのだから…。
部屋の中には、何個もあるスクリーンに十数代のパソコン。画面には、学校プログラムが表示されていた。それに、5人の特殊技術者もいた。
俺は今までに見たことがなかったが、ここでもさっきのことがあったことは把握ずみだと思うが、聞いてみた。
「そういえば、さっきのハッキングはこの人たちも加わっていたのか?」
「いいえ。お前だけだ。ここは管理ができるが、プログラムへの直接アクセスは各緊急キーボードのみだけなんだが、すごい技術を持っている人しか使うことができないが……」
「俺はそれだけの技術があるというのか。だから、みんな頼るんだろ」
「そういうことだ。今まではそんな天才はこの学校にいなかったが、祐仁くんが入ってきて、最初の授業の時に教えてみようと考えた。だから、中1の時に教えた。それで、僕はびっくりした。今までの生徒の中でタイピング速度が早かったからな」
俺は自分がこんなにも早いことなど自覚はしていない。それもそのはず、俺は今までにみんなの前に立つことがなかった平凡なやつだ。そんなヤツがこんな場にたっていいのかと思うからだ。
咲也は動揺している俺に微笑んだ。
「俺にはそんな資格がないとでも思っているのか。そんなことはないぞ。お前の実力は、お父さんに似たんだろうな。性格も似ているし、否定するところも似ているからな」
「何で、父のことを知っているんだ」
「なんでって、僕はお前のお父さんの友人だったからだよ」
返す言葉が見つからなかった。父はそんなことを一言も言っていない。それに、この学校へ入学させたのは、勉強ができるようにだという話だったはずなのに……
咲也は昔のエピソードを語り始めた。
「僕はな。お前のお父さんと会う前は楽しい学校生活を送っていないで、勉強だけやっていたガリ勉だったんだ。だけど、僕は、高校に入学をして、初めて学校が楽しい場所であることを教えられた。それまでは、学校が勉強するためにあるものだと思っていたんだ。だから、お前のお父さんにはいろいろお世話になったよ。勉強でわからないことがあれば、僕に教えてくれた。それで、僕がパソコンの技術をつけたら、頼まれたんだよ。息子の祐仁に教えてあげてくれと、だからここに入学させたんだよ」
俺は何も知らなかった。何で、パソコンについて勉強しろと言っていたかが、わかった。それは、今後困らないようにという意味だったんだと、ここでわかった。
「そうだったんだ。だから、二人の時は普通に話してもよかったんだ」
「そうだよ。お前のお父さんにはおせわしてもらってばかりだったからね」
俺は、ここで、国家ネット管理省の仕事を持つことに決めた。
「俺は、国家の仕事をやるよ。咲也がアシスタントとして、ついてくれば……」
「わかったよ。ここの管理委員会を拠点として、活動に専念しよう。だけど、活動できるのは、放課後と休日のみだそ。それ以外は勉強に専念しろよ。わかったか!」
「うん。約束するよ」
俺は、楽しくなってきた。真相を知った上に、国家から仕事を頼まれているのだから。やってみせなければいけない。ここで、決意を決めて、活動へと移したのだった。




