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サーバーとらぶる  作者: 航作裕人
第二章 本章への突入
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04 いろいろなスタート地点

 俺は校長室について、俺はノックをして、校長が『どうぞ』といったので、校長室の中に入った。校長が椅子(いす)に座ってといったので、椅子(いす)に座り、校長に問いかけてみた。

「何ですか校長先生? なぜ俺を読んだんですか?」

「それはね、コンピュータのことに詳しいことをあなたの担任の先生からきいたので、お願いしようとおもうんだけどね。」

「どんなことですか? 俺にできることですか?」

「うん、そうだとも。さっきサーバーがおかしくなったといっただろう。それの直す仕事をしてもらいたんだよ。ネット管理省で……」

「なんで、俺なんですか?」

「それは、ハッキングができるということからだよ」

 校長は、微笑(ほほえ)んでいた。

 俺は自分でも信じられなかった。勉強しかできない俺が選ばれるなんて予想もしていなかった。

 もし、俺が選ばれたのだったら、(まか)された仕事をやるしかない。それが、俺の任務だから……。

「いいですよ。やりますよ。こんな俺でもいいのなら……」

「いいのか。わかったすぐに連絡をしておくよ」

「はい。よろしくお願いします」

 俺はこれで、日本の未来をせおったことになるが、やることはやるしかない、それが日本のルールだ。

 めちゃくちゃなことを考えていた。日本のルールではないものなのだ。それを日本のルールなんて言っていたら、どうしようない。

 俺は、お願いをして、校長室をあとにするのだった。

 俺はすぐに、教室に向かい授業を受けるのだった。もう、2時間目の授業が始まっていた。みんな真剣だった。高校受験があるということでいつも以上に静かだ。

 俺は、先生に事情(じじょう)を話して、席に座った。その時、事件が起きた。学校プログラムを乗っ取られたのだ。

 うちの学校は、学校プログラムというネットワークを使っている。そのプログラムに異常(いじょう)が起きた。画面がいきなり消えて、俺がこのプログラムを乗っ取ったと出てくるのだ。

 俺は先生に(あせ)った顔でいった。

「これは、プログラムを乗っ取られました。これからこのプログラムを正常に戻してみせます。先生、緊急キーボード設定を解除(かいじょ)してください。お願いします」

「なんでだ。お前がこのプログラムを解除するのか?」

「そうです。校長先生に呼ばれたのは、この学校で唯一(ゆいいつ)ハッキングが可能な生徒だからです」

「マジなのか。わかった、やって見せてくれ。俺にはとうぶんできないことだからな」

「はい」

 みんなが(さわ)ぎ始めた。

「「「マジで、あいつがハッキングできるのか。知らなかった」」」

 俺は意識を集中をして、緊急キーボードに手をおき、プログラム解除ソフトを開き、高速で、タイピングをした。

 それは、すごい速さだ。みんなが一度も見たことがないほど速い。今まで、こんな実力を(かく)していたとはといった空気が(ただよ)っている。信じられないような感じもある。だけど、現実に起きていることだ。

 俺は相手のプログラム系統(けいとう)しのんだ。これはすごい状態じょうたいだった。今までに体験したことがないほど複雑(ふくざつ)設計(せっけい)になっている。それだけ、この学校プログラムに侵入(しんにゅう)にするためには、複雑ではないと侵入できないように厳重げんじゅうだということがわかる。それを突破(とっぱ)したプログラマーは相当そうとううでの持ち主だということがわかるが、少しミスをしている。それは、誰もはいれるようなセキュリティの甘さだ。

 それは、祐仁にとってはラッキーなことだ。今までのも、こんなことがあったが、これほど甘いセキュリティはソフトよりも甘い。すぐにウイルスが入ってしまうほど。今までになかった。それほどということである。

――こんなの楽勝(らくしょう)だぜ。すぐに解除できるぞ。

 祐仁ゆうじんは楽勝だと思ったが、しかしそうでもなかった。それはすぐにわかった。トラップだということは……。

 俺は、わざと相手にウイルスをぶち込んでやった。それはいらつくからだ。それは、トラップがクイズになっていた。こんなトラップでイラっとしたからだ。

 でも、簡単に解けてしまい、つまんなかった。

 そこからが大変だった。トラップは奥が深かったが、祐仁の技のコンプリートセレクトが行われ、学校プログラムは正常に戻った。難しいがやってのけた。今までの中では複雑さはあった。でも、楽は楽だった。

 俺はすぐに、授業の準備をして、授業を受けた。何もなかったように。

授業が終わり、すぐさま職員室に行った。それは、咲也先生に話すためだ。

 俺は、咲也のことを学校内では『先生』と言うが、2人の時は呼び捨てだ。それは、咲也が『俺のことは、呼び捨てでいいが、2人の時だけだぞ。俺らが組んでいることが生徒にバレたらだけだからな。まあ、先生たちは、学校内にある管理(かんり)委員会(いいんかい)があるから大丈夫だけどな』と言われた。それは、まさに危険なことをしていることをものがたっている。それだけじゅうようだということになるが。難しいことだ。

 早速俺は、咲也(さくや)と話すべく、職員室の奥の管理委員会の部屋へと行った。

 そこはとてもすごい場所だった。(おどろ)いてしまった。それもそのはずである。今まで見たことがないものが(そろ)っているのだから…。

 部屋の中には、何個もあるスクリーンに十数代のパソコン。画面には、学校プログラムが表示されていた。それに、5人の特殊(とくしゅ)技術者(ぎじゅつしゃ)もいた。

 俺は今までに見たことがなかったが、ここでもさっきのことがあったことは把握(はあく)ずみだと思うが、聞いてみた。

「そういえば、さっきのハッキングはこの人たちも加わっていたのか?」

「いいえ。お前だけだ。ここは管理ができるが、プログラムへの直接アクセスは各緊急キーボードのみだけなんだが、すごい技術を持っている人しか使うことができないが……」

「俺はそれだけの技術があるというのか。だから、みんな(たよ)るんだろ」

「そういうことだ。今まではそんな天才はこの学校にいなかったが、祐仁くんが入ってきて、最初の授業の時に教えてみようと考えた。だから、中1の時に教えた。それで、僕はびっくりした。今までの生徒の中でタイピング速度が早かったからな」

 俺は自分がこんなにも早いことなど自覚(じかく)はしていない。それもそのはず、俺は今までにみんなの前に立つことがなかった平凡(へいぼん)なやつだ。そんなヤツがこんな場にたっていいのかと思うからだ。

 咲也は動揺(どうよう)している俺に微笑(ほほえ)んだ。

「俺にはそんな資格がないとでも思っているのか。そんなことはないぞ。お前の実力は、お父さんに似たんだろうな。性格も似ているし、否定するところも似ているからな」

「何で、父のことを知っているんだ」

「なんでって、僕はお前のお父さんの友人(ゆうじん)だったからだよ」

 返す言葉が見つからなかった。父はそんなことを一言も言っていない。それに、この学校へ入学させたのは、勉強ができるようにだという話だったはずなのに……

 咲也は昔のエピソードを語り始めた。

「僕はな。お前のお父さんと会う前は楽しい学校生活を送っていないで、勉強だけやっていたガリ勉だったんだ。だけど、僕は、高校に入学をして、初めて学校が楽しい場所であることを教えられた。それまでは、学校が勉強するためにあるものだと思っていたんだ。だから、お前のお父さんにはいろいろお世話(せわ)になったよ。勉強でわからないことがあれば、僕に教えてくれた。それで、僕がパソコンの技術をつけたら、頼まれたんだよ。息子の祐仁に教えてあげてくれと、だからここに入学させたんだよ」

 俺は何も知らなかった。何で、パソコンについて勉強しろと言っていたかが、わかった。それは、今後困らないようにという意味だったんだと、ここでわかった。

「そうだったんだ。だから、二人の時は普通に話してもよかったんだ」

「そうだよ。お前のお父さんにはおせわしてもらってばかりだったからね」

 俺は、ここで、国家(こっか)ネット管理省の仕事を持つことに決めた。

「俺は、国家の仕事をやるよ。咲也がアシスタントとして、ついてくれば……」

「わかったよ。ここの管理委員会を拠点(きょてん)として、活動に専念(せんねん)しよう。だけど、活動できるのは、放課後と休日のみだそ。それ以外は勉強に専念(せんねん)しろよ。わかったか!」

「うん。約束するよ」

 俺は、楽しくなってきた。真相(しんそう)を知った上に、国家から仕事を頼まれているのだから。やってみせなければいけない。ここで、決意を決めて、活動へと(うつ)したのだった。


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