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始まり

やっとシリーズ化が始まった

 僕は目を覚ましたら、身長が縮んだような気がした。


「ていうかここどこ?」


 と暴れている間に、僕は地面に向かって落ちていった。自分は木の棒にぶら下がっていたらしい。鏡があったらすぐ自分の姿が見られるのにな、そう思っている間に鏡が落ちていたので鏡で自分の姿を見ようとしたら、


「えぇっ!?僕ミカンになってるじゃん。」


 僕はびっくりした。あぁこれが異世界転生ってやつか。でもこの世界どこかで見たことがあるような。あっここ日本じゃん。そう思ってる場合じゃない、早くここから脱出しないと誰かに食われるかもしれない。そういう思いで、出口に急いだら出口が開いていたのだ。僕は出口からでて、そこからできるだけ遠くへ行こうとした。前から何かが現れた。それはリンゴだったのだが、手と足があってきもいな。


「あのぉどいてもらっていいですか?」


 前を通り過ぎようとしたが、リンゴは邪魔して、前へ進めないのだ。


「あのぉいい加減にどいてもらっていいですか。」


 そういってもどかない。どうしたらいいのだろうか。その時、


「ぜひ、君でよければぜひうちの国に入ってみませんか。」


 僕は考えた。入った方がいいのか、入らない方がいいのか。もし入ったら、ご飯が食べれるのかもしれないが、誘拐される恐れがある。入らなかったら、ご飯が食べれなくなる。どうしようかなと考えて、僕は決めた。


「その国とやらに入りますよ。」


 リンゴはうれしそうな顔をしている。本当に国に入ってよかったのだろうか。僕は、心配になった。いや、そこは気にせずに、楽しくいきますか。


 国に入ってみたら、この国はとても西洋の街並みをしていた。


「まずはこの国の城にご案内します。」


 リンゴが言った。この国の城はとてもでかいような気がした。いや、今まで異世界にいなかったから、この城の大きさが普通なのかもしれない。中に入ったが、この城はなんだか、雰囲気が薄いような気がした。


「実は、この国は国王がいないんですよ。それで、この国の国王は丸くてオレンジ色でなきゃいけないんです。そして、君は丸くてオレンジ色なんですよ。なので、この国の王になってほしくて。どうですか?ダメならだめでいいんですよ。」


 僕はその言葉を聞いて、「うわーこれ、王にならなかったらこの国から追放される奴じゃん。やべぇーどうしようかな?」と思い、1時間程度考えていたら、


「いい加減に考えを決めてください。僕、もう待てないですよ。早くしてくださいよぉ。」


 僕は昔の記憶を思い出した。「僕はいつもクラスで独りぼっちだったなぁ。だから誰にも声をかけられないで。でも、誰かが声をかけてくれたような気がしたな。名前は、確か、田中だったっけ?最初に名前を聞いたときよくありそうな名前だなぁって思ってたな。いやぁその記憶が懐かしいよ。」と思い出していたら、リンゴが、


「いい加減に決めてくれよ。」


 と叩いてきたのでいったので僕は起きた。僕は起こされて、急いで決めた。


「まあ、めんどくさいことはしたくないけど、王には一応なっときます。」


「よっしゃー!この国の王がやっとできたぞ!」


 とリンゴが言ったので、僕はとっさで喜んでしまった。


「まずはこの国の王ができたことを記念に、食事会でもしますか。ところで、会場はどこにする?」


「いつものところでいいんじゃない。」


 とこの国の人が言ったので、僕は「いつものところってどこなんだよ。知らねぇよ。もうちょっと具体的に言ってくれぇ」と思った。「ていうかこの世界の食事ってどういう食事なんだろうな?米とか出てくるのかな?異世界だから狩りで倒した獲物なのかな。」と思ったらまた、昔の記憶を思い出した。


「僕は昔は、ご飯なんかめったに食べさせてくれなくて、ずっと腹がすいていたな。親が、いつもゲーセンや、パチンコでお金を使ってたからなのかな?親にそのことを言っても、そんなことはしてないわよ、と言い返されるだけだった。だけど、友達の田中の家へ泊まらせてくれて、よかったな。田中って優しかったな。だけど、あの日までは...親たちは、田中の家のご飯っておいしそうだなと思って、イライラして、学校へ行っているとき親が運転していた車で事故をするなんてな。本当にバカみたいな話だぜ。」


 という昔の記憶は置いときますか。今は異世界の食事を楽しまなきゃな。食事会の会場に着きましたが、そこは異様な風景だったのです。なんか、普通の和風の家じゃね。


「王様、食事は何にしますか?」


「いや、それより、この建物の説明をしてほしいんだけど。」


 と僕が言ったら、


「ここは、古くから残り、この国の人々に愛されてきた、和風の建物なのです。しかも、この国には一つしかないので、貴重な場所なのです。」


 とリンゴが言った。僕はそうなんだーと思った。


「ちなみに食事のメニューは、ラーメン、チャーハン、」


 このメニュー中華っぽいなと僕は思った。


「そして、寿司とみそ汁と天ぷらとかですね。あっ一つ忘れているものがありました。白米ですね。」


 僕はそれを聞いて、「えぇっこのメニュー結構和風じゃん。ていうかほとんど和風料理じゃね。」と思った。じゃあ寿司とみそ汁と天ぷらをください。」リンゴはその言葉を聞いて、びっくりした。


「王様っていっぱい食べるのですね。ふつうは寿司だけとかですけど、こんなに大食いの人は初めて見ましたよ。」


 そして、料理が到着した。「見た目は結構似てるが、お味は!?僕は寿司を口に入れた。なんか寿司っぽくないな。あっ!わさびがないから寿司だと思わないんだ。ていうか、この寿司の一番印象に残っているところがある。それは、一貫しかないことだ。」僕はそのことに気づかなかった。ていうか量がすごい少ないな。


「もう一個寿司ください。」


 と、僕が言った。リンゴが、


「王様ってすごい大食いなんですね。ぜひ、大食い大会に参加してはいかがでしょうか。この国には大食いハンターがいるんですよ。この大食いハンターを倒してみませんか。」


 でもなぁ大食い大会が王様ってなんか向いてないと思うんだよなぁ。


「どうしますか、優勝したら賞金100万円ですよ。」


 そう言われたらますます参加したくなるところ。「ていうかこの国のお金って円なんだ。」と僕は思った。


「寿司あともう一個ください。」

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