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可能性の旅物語

作者: 椿

うみねこやひぐらしのカケラ渡りに似てますが一応別もののつもりです。

 パラレルワールド。一度は耳にした言葉だろう。自分達の世界とよく似ているがどこかが違う。そんな世界だ。お前が選ばなかった選択を選んだ世界。こちらでは起きなかったことが起きた世界。こちらでは起きたことが起きなかった世界。可能性の数だけパラレルワールドは存在する。つまり世界は無限なのだ。けれどそれは所謂テレビの中の世界。介入することはできない。そもそもその存在を感知することはできない。互いに不可侵。ゆえの無限。可能性は無限大という言葉はまさにパラレルワールドのためにあるのだろう。

まあ不可侵の法則は普通の生物に当てはまること。つまり普通ではないワタシになら観察も鑑賞も可能だ。無限の世界を旅するのは時には楽しく時には退屈だ。だがそれが旅の醍醐味というやつだろう。まああまり鑑賞、いや干渉しすぎると怒られるのでほどほどにしているが。

さて、お前は人間として生きて死んだ。だがなぜここにいるかわかるか?ワタシの気まぐれだ。ただそれだけのこと。感謝はしてもしなくても構わない。だが来てもらったからには頼みがある。お前が見たい世界を教えてくれ。なに、今まで無作為に旅をしていたのだが少々飽きてしまってな。お前たちの言う無計画ぶらり旅からパンフレットなどで情報を得て行くとこを決める観光をしようと思ったのだ。

つまり自分はパンフレットかと?まあそういうことだろうな。ふふ、怒るな。それよりも案内を頼むぞ。ツアーコンダクターさん?

お読みいただきありがとうございます。

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