表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お奨め作品レビューまとめ  作者: crazy’s7@レビュー&作品紹介師
2024’8
297/306

【短編】図書室には二人しかいない

直三二郭 さま作


【作品URL】

https://kakuyomu.jp/works/16818093081881135531


【レビュー全文】


────面白いなと思うし、深く考えさせられる物語でもある


 これはあくまでも個人的な感じ方になるが、この物語から自分は「恋愛とは何か?」について今一度考えさせられた。

 人間は動物の一種。だから子孫繫栄のための本能があって、他の人間と惹かれ合うように出来ている。その形が必ずしも子孫繫栄に繋がると限らなくても。


 人間には心と言葉があり、人間としてのプライドや理想なんかもある。とにかく複雑な生き物なので(心理的にね。もしかしたら生活や社会的にも)そういう一連の人との繋がり、もしくは繋がる過程を「恋愛」と定義しているだけなんだと思った。

 動物で例えると、求愛から「一緒に種族を増やしましょう、そうしましょう」という合意までの過程をね。

 だからこそ人は、いろんな物語を生み出せるのだと思った。

 恋愛には「こうである」というマニュアルがあるわけでも、ルールがあるわけでもないので。


 ハッピーエンディングの形は作り手によって違う。それは人それぞれ「恋愛の形」についての受け取り方や考え方、理想や体験が異なるからだと思う。

 どんな物語も読み手によって感じ方は違うと思うが、この物語は二人の関係自体に「笑いや萌え」を感じることもできるし、自分のように「恋愛ってなんだろう? おつき合いとはなんだ?」と自問自答するきっかけにもなる。

 そしてハッピーエンディングと受け取るか、「え?」と思うかも人によると思う。二人のその後について想像するのもまた楽しみ方の一つ。


 あなたならこの物語をどんな風に楽しみますか? 

 是非、お手に取られてみてくださいね。お奨めです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ