レビューを書く時の読む範囲と感想の関係
レビューを書くために読む範囲と構造の話。
お奨め型の作品の紹介になるレビューとは、読者に向けて書くものである。そのため、あらすじに書かれている以上のことはネタバレとなる。なので、レビューにかけるのは、あらすじまでの流れとその後の展開の匂わせまで。
書かれる時期がもっとも関係するのは、評価。評論であり、何処まで進んでいようが、お奨めとなるレビューの内容には影響がない。なので、作品に書かれる時期というのは、あくまでも公開量に対するイメージの問題。
レビューを書くのに頭の数ページしか読まれないのは、レビューの構造上の問題。時々、完結してから書いて欲しいという人もいるが、あまり関係ない。最後まで読む意味は全くないからである。そしてそれは逆に、読み手をつき辛くするのでおススメ出来ない。何故ならば、完結以降は、サイトの更新一覧に乗らなくなるため。読者の目に触れる機会がないので、読者は増え辛くなる。
感想というのは、どんな範囲で書こうが許されるものである。何故ならば、作者に向けて書かれるものだから。作中の言葉を引用したり、実際にこの文が好きですと、提示したり、ネタバレが含まれる前提なのが感想。なので、サイトによってはネタバレ機能というものが設置されている。もしくは、簡単に目に触れないように、ページごとだったりする。
感想は、レビューがあるのであれば、なるべく真ん中よりも後半に書かれていると、効果を期待できる。そこまで読んでも面白いんだという印象を与えることが可能な為。