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何度でもの続編です!
「アヤリナ〜♪どこに隠れたんだい」
今、私はクラウドから隠れている。
事の発端は、朝食をクラウドが食べさせたいと言い出した事からだ。
流石に私はそれぐらいできるし、恥ずかいのもあり拒否したら、クラウドが魔法を使い強制的に、食べさせようとした為、今逃げ隠れてきたところだ。
ガサガサ
あ
「みぃ〜つっけた♪」
「ひぃ」
そんな訳で平和?な日々を送っている。
だけれども、前世でのクラウドとの出会いは至ってありきたりだった。
ーーーーーーーーーーー前世ーーーーーーーーー
クラウドと私は幼馴染だった。
近所でよく二人で遊んでいた。
「くらうど〜!あそぼ〜!」
「うん…」
そう、クラウドは前世ではとても寡黙な人だった。
彼はいつも本ばかり読んでいたので、私が公園まで引っ張って行ったものだ。
それは、大人になってもあまり変わらなかった。
「え!クラウド魔法使えるの!」
「うん」
今世では、魔法が使える人が多くなったが、前世では、貴族に使える人が多く平民では珍しかった。
使ってみて、とねだると彼はいつも小さな光を浮かべてくれた。
そんな温かい光に、私も魔法に憧れた。
魔法が使える人は、王宮魔道士になれる。
王宮魔道士は、給与もよく王宮にも通えて、平民の憧れだ。
なのに、クラウドは王宮魔道士にはならないと言っていた。
私は、自分はなりたくてもなれないのに…という、妬みの気持ちから、クラウドの気持ちも考えないで強く勧めてあたった。
「うるさいな、ならないって言ってるだろ」
彼は、いつも静かで喧嘩なんてした事なかったけど、このとき初めて喧嘩をした。




